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2022年3月 7日 (月)

復活します!!!

以前扱っていました、日本刀研磨の「おまかせ研ぎ」を、近い将来に復活させます。

あまりご利用がなく、取り扱いを終了しましたが、その後、利用したかったとの声が多くあり、昨年に復活を予定し、予告だけしていましたが、結局色々と忙しく、導入の準備が出来ませんでした。

そして、この発表まで時間があった事で、色々と考えた結果、その内容も変更する事にしました。

以前は機械作業メインだった所を、機械作業領域を減らし、手作業を極力するように切り替えます。

当店の標準的な日本刀研磨となる、居合抜刀用面精度研磨に比べ、手作業の段階や仕上がりは段階を大きく減らしますから、仕上がりはもちろん落ちます。

ただ、実使用には問題が無い範囲までに納めます。

状態があまり良くないものとして、刃先の段が大きかったり、欠けがある物などに関しましては、従来通りで機械作業の荒削りからスタートをしますが、それでも最低限度の所だけとし、それ以外は手作業で行います。

仕上げは簡易磨きとなり、居合抜刀用面精度研磨の磨きより、見た目は劣りますが、遠目に見ると判断は出来ないレベルです。

拵の修理は、おまかせ研磨には含まれませんので、必要と判断する場合には、別途通常の拵の修理をご利用頂きます。

納期が早い事で、長い期間手元から離れる事はありませんし、固定額での作業である事から、拵修理以外の金額は確定ですし、早く使える状態にする事が可能です。

高額な日本刀やメインで使うものに対しては、あまりおすすめ出来ませんが、練習専用や予備やサブといった形でご使用になる日本刀には、むしろこちらがおすすめです。

また、居合抜刀用面精度研磨の磨き仕上げに対し、更に磨きを加えた「磨き+」を準備しました。

こちらは、もっと傷が取れて光沢が欲しいというお声に合わせ、別作業として盛り込ませて頂いた形です。

傷を取る作業は、余分に研ぎや磨きを行う事となり、実用性能からすると、勿体ない作業という考え方もあるのですが、なるべく綺麗に傷を取りたいというご意見に合わせ、ご用意をさせて頂きました。

それぞれの導入時に、金額や納期などの情報も一緒に掲載しますので、是非ご覧ください。

 

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