研ぎが変わる
昔から何度も書いてきた事ですが、書いたのはだいぶ前ですし、重要な事なので、今一度書いておこうと思います。
研ぎを行う場面で、必要条件がありますが、その一つが、砥石の面修正です。
以前に使ったままの状態や、過去に修正をした事がない砥石では、まともに研ぐ事は出来ません。
最低でも、使用前に修正を行い、可能であれば、研いでいる最中でも、修正を繰り返してください。
そこまで必要なの?と言われる方もいらっしゃいますが、同じ研ぎのレベルで考えても、それを行うかどうかだけで、かなりの差が出ます。
上級者の方になればなるほど、砥石の修正にはこだわりを持ち、的確に行っている状況ですから、その意味の大きさが分かると思います。
使用する砥石のタイプにより、おすすめは変わりますが、高精度電着による修正器として、シャプトンの「空母」や「硝子修正器(ガラスしゅうせいき)」などがあり、荒目の砥石やダイヤの目を潰してしまうような硬い砥石相手の場合には、砥粒を撒いて修正を行う、シャプトンの「なおる」がおすすめです。
これらは、当店で全て取り扱っていますので、ご使用状況をお伺いの上で、おすすめをさせて頂きますので、是非ご相談ください。
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