少しずつ良い方向へ変わって行くでしょう

刃物業界で、色々と懸念する所は多くありますが、その一部が少し動きそうです。

特に心配していた範囲ですし、どうにかしたいと思っていた事なので、非常にありがたいと思います。

私にもっと力があれば、自ら率先して動いていましたが、規模的な問題でそうはいかないので、やはり動ける所に頑張ってもらい、そこに協力していく方が、失敗は無いと考えています。

良し悪しの意味を改めて考え、何が必要なのかと思えば、刃物は技術に必要な道具ですから、それ相応の性能と仕上がりが必要になります。

そこが良くなれば、更に良い研磨や研ぎを入れれば、なおの事良くなります。

元の状態が悪ければ、良い方向に変わったとしても、限界が低くなってしまうので、その差はとても大きいです。

そして、刃物を手にしたお客様が、苦労無く使って頂けるようになる事は、私自身も使い手として、刃物を扱ってきた身でもあるので、お客様を悩ませる状況にならないよう、出来る限りを尽くす事が大切だと思っています。

まだ時間はかかると思いますが、それでも近い将来、ある程度の結果が明確に表れ始めるでしょう。