数に限界はありますが・・・

刃物は100％製品になる訳ではありません。

それぞれ職人さんやメーカーさんで、色々な基準がありますから、そこから少しでもズレると、除外されてしまう事があるからです。

もちろん、刃物として使えないものは、溶かして金属に戻すしかないのですが、加工を加えれば、十分に使えるものも、数多く存在しています。

それらも製品にすれば良いのでは？と思う方が多いと思いますが、私もその一人です。

サイズや厚みの問題なら、それを理解した上でご購入頂けば良いと思いますし、亀裂が入っているのであれば、亀裂部から外して何らかの形にする事は可能です。

元々、お客様が今お持ちの刃物を、形状変更してお渡しするサービスをしていましたが、それと同じように、製品に慣れなかった製品の卵を、使用に問題が無いものになるのであれば、加工して販売して行こうと考えています。

現状では、少ない数しかありませんが、今後そういった事も増やしていき、世の中のロスを減らして行かれればと思っています。

それが出来るのに、なぜ職人さんやメーカーさんはやらないの？と、これもまた思う方が多いでしょう。

やらない理由は、単品の為の加工は、コストがかかりますし、同じ加工しかしていない人達からすると、加工技術が難しくなる事も挙げられます。

当方の場合、融通が利く範囲がある事と、加工自体は幅広く可能な機材や道具や技術を持っていますので、それらを駆使して加工をし、製品化する事は十分に可能です。

購入してちょっと加工して販売という訳ではないので、かなり手間時間をかけますから、格安での販売は難しいですが、本来世の中に出たであろう金額からすると、7割くらいまでで販売が出来ますから、それでもかなりお得に入手が出来る事になります。

また、加工技術のレベルの関係で、手にした時点で満足いく使用レベルになっている事や、その後の研いで使う事を含めた加工もしておけるので、その辺りも含めますと、実際はかなりお得な内容になるでしょう。

これらはいつスタート出来るか、まだ未定ではありますが、いずれまたこのお話が出来る時が、必ず来ますので、それまでお待ち頂ければと思います。

なお、今後こういったものが、ずっと手に入る保証はありませんし、現状でも手元にあるものは、数に限りがあります。

出来る限り、こういった活動もしたいという事に、賛同頂ける職人さんやメーカーさんがいらっしゃれば、継続は可能かもしれませんが、その辺りは今のところは未定です。

また、販売時に個人に対して、こんな刃物がありますよ！とお伝えしておいたとしても、加工中に問題が見つかってボツになる可能性もあるので、ご予約等はお受け出来ませんから、加工完了後にネット販売開始で早い者勝ちになると思います。

個別連絡を多数の方に色々としていると、それだけで時間を消費し大きなコストとなって、商品の価格に反映しないといけなくなりますので、商品を掲示→買います！の流れが、当方に一番負担なく、お客様が安く買える形になります。

こういった考えも、私の中にはあるという所を、なんとなく覚えておいて頂けたら幸いです。

ご協力頂ける職人さんやメーカーさんも、随時募集していきますので、宜しければお声がけください。