組み合わせによっては

砥石で刃物を研ぐ場合、どんな砥石を使うのかや、どんな流れで研ぎ進めるのかは、非常に大切です。

使う砥石と研ぎの流れを誤ると、明らかに大きく失敗に繋がります。

特に、上手く行った状態と、失敗した状態を知っている方は、砥石の組み合わせに関して、まずは考えて試してみて頂きたいです。

砥石は数多く販売されていて、何を選んで良いか分からないという方もいらっしゃいますが、評判が素人からプロまで、確実に良いシリーズの中から、＃をいくつか選ぶ形が、失敗は無いと思います。

そして、その＃をどうステップアップさせるのかで、研ぎの質が変わりますので、そこも重要視してください。

良く失敗する例として、あまり数を買いたくないという事で、＃1000と＃8000の組み合わせにするなど、＃を飛ば過ぎる方が結構いらっしゃいます。

＃は飛ばし過ぎると、研ぎで傷が取れなかったり、根本的に研ぎ自体が行えないレベルだったりしますから、出来れば2倍以内に収めると良いと思います。

性能の高い砥石で考えた場合、最大でも4倍以内が、限界値だと考えています。

限界値という事は、事実上、厳しいと思ってください。

つまり、2～3倍内でなければ、上手く研ぎが進められる範囲だと思って頂くと、間違いは無いと思います。

このように、砥石を購入する時に、良い結果に繋がるパターンと、失敗するパターンは、もう決まっていると言っても過言ではないと思いますので、色々と考えて砥石を購入するようにしてみてください。