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2023年2月 5日 (日)

プロジェクト始動

簡単にだけ以前に書いた事がある、商品になれなかったものを、商品化する事を、ついにスタートします。

まだ個数や形状は、ばらばらではありますが、刃物としての性能は問題が無い物は、サイズや加工ミスなどの影響で、製品基準に合わず、商品から外されてしまう事があります。

長さ、幅、厚み、形状、など、それらが基準外の場合、製品となれないので、弾かれるのですが、それを再度加工しなおし、規格外として販売をするのは、メーカーや鍛冶屋の製品が売りにくくなる為、廃棄される事がほとんどです。

そういったものは、再度、金属の鋼材として加工をし、刃物にする事は出来ないので、ただの鉄くずになってしまいます。

しかし、それに対し、製作と同じような加工を加え、規格外の品として堂々と売れば、それは立派な製品になります。

その辺りを、当方で行おうというのが、この「規格外品の製品化プロジェクト」です。

当方で得意な加工は、包丁関連ですので、和包丁や洋包丁などの範囲で考え、もし、このやり方に関して、賛同をして頂けるメーカーさんや鍛冶屋さんがいらっしゃれば、供給をお願いしたいと思います。

入荷先をお客様にお伝えする事はありませんので、メーカーさんや鍛冶屋さんの商品には、なんら影響を及ぼしません。

こちらでは、熱処理は出来ませんので、熱処理まで完了した材で、性質には問題はないが、ただ規格外になっているという事が、簡単な条件になります。

物を大切にするという事を、やりたくても出来ない方達の為に、個人で自由が利く私が、それを現実化できればと思ったのが、数年前の事です。

たまたまそういった材を、ご提供頂く事があり、好きに使ってくださいと言われ、こういうものが製品化できれば、欲しいと思う方はいらっしゃると考えました。

どこかのメーカー品や鍛冶屋の製品であっても、当方で加工を行ったものは、当方オリジナルとしての販売となり、正規流通の製品と比較しても、安くご提供できます。

中途半端な状態の悪い中古の包丁が、有名なメーカーや銘のものだというだけで、かなり高額で売られている例が多くあります。

しかし、見て分かる側からすると、正直そこまでの価値を感じない物ばかりで、そこまで出すなら、購入後に加工修理に高い金額がかかる、そのような中古品より、新品を買うよ!とおっしゃるお客様が多くいらっしゃるのも現実です。

中古=安いというだけではなく、状況を見て判断出来る人が買えば安い場合があるというだけで、値段だけ見ると、後で痛い思いをします。

そうならないよう、加工済みの製品として、直ぐに使える状態までもっていってから販売を行いますし、色々と特典も付けようと思います。

いずれ商品化可能なものが完成したら、順次で掲載をしていきますので、是非ご利用頂ければと思います。

 

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