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2023年4月22日 (土)

形で切る

刃物は刃付けが全て!と、そう思っていらっしゃる方の方が、明らかに多いと思います。

しかし、それは残念ながら違います。

刃付けや研ぎの話が、一般的に行われる場合、多くは最終的な研ぎ方や、研ぎで使う砥石の荒さの話や、刃角の事などが多いのですが、それは最後の段階でのお話になります。

それ以前として、全体的な形を作ったり、厚みや角度を作り、そこで切れる基本の要素を、かなりしっかりと作らないと、その先の刃付けは生きて来ません。

実際に、それが正解であるという例も多くあり、分かりやすく言うと、普段お客様がご自身で全体的な研ぎを行い、刃付けを最終的に行うのと、私が全体の整形や、研ぎなどの加工を行ってから、お客様が同じように刃付けを行った場合で、結果が大きく異なる事です。

最終の刃付けは、ある程度の誤差があるとしても、基本構造の違い次第で、刃付けの成功率も変わりますし、同じように刃付けが完成していたとしても、基本の違いによる刃の厚みや角度や形状など、それらが作り出した結果は、違いが出る事の方が、明らかに多いというのも、基本の違いが最後の刃付けにも影響するという事の、証明になると思います。

それが分かっているお客様は、日頃はご自身で研ぎを行い、刃付けを行って使っていても、ある程度の定期的な感じで、全体の整形をご依頼される方も多いです。

頻繁にそれを行っていけば、悪い状態にならないよう、使い進める事が出来ますので、ストレスなく使えますし、それが特にお仕事の場合には、より結果が求められる訳で、刃物が切れない事での損は、出来る限り避けたい事と思いますので、積極的に行った方が、良いと思う案件は非常に多いです。

十分に出来ていると思っていて、実際は何となくの状態まででしかない事が多いので、ある程度のバランスを持たせて、しっかり加工をされているものとの差は、是非知っていただきたいと思います。

どうしようもない状態になってから、何とかなりませんか?とご依頼のお話を頂く事もありますが、もう初期の性能を引き出す事すら難しく、より良い結果にしようと思うと、それは更に難しい場合もありますので、早め早めのご依頼をおすすめ致します。

 

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