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2023年6月25日 (日)

年代の穴

職人の世界は、過去にも書いた事がありますが、バブル崩壊やリーマンショックの影響で、その時期は人がとられていなかったり、リストラをしたりで、年代的に人が少なかったり、いなかったり、育っていないなど、致命的な部分があります。

その前後でまかなえれば、問題は無いのかもしれませんが、それより上はもう引退の世代だったりするので、しっかりと技術を引き継いで、世代交代という形になっていないケースは、かなりあると言われています。

これは、刃物の世界でも同じだと言われていますし、もちろん、研磨や研ぎの範囲もそこに含まれています。

それらに関わる範囲の仕事は、もっと技能を優先して、レベルの維持に努める必要があると思いますが、基本的には落ちる一方です。

色々な方面からのお話が、ここ数年は特に良く耳に入ってきますが、まあ酷い話が多いです。

結局は、同じやり方でも、職人の勘や才能に頼る部分が多いので、例えば100人がそれを学んだとして、本当の意味で伝承していかれる人が、どれだけいるのかという所を考えると、一人いるかいないかと言えます。

それはシビアに見すぎでは?と思われるかもしれませんが、書いている通り、「本当の意味での伝承」のお話なので、大袈裟ではなく、本当にそうであろうと思っています。

それぞれ、同じような仕事に従事していても、向き不向きもありますし、得意不得意もあります。

全てを持ち合わせた人も、稀にいらっしゃるようですが、その分野における総合的な評価は、かなり厳しい目で見られますし、素人からの評価と、プロからの評価は、だいぶ違いがありますので、それらも含めて総合的に考えると、その人にお願いをしたいと考える人は、やはりわずかにはなると思います。

色々な部分で、全自動化は進むと思います。

それにより、安定する部分もあれば、今までのような限界突破的な技術は、多く失われていく事になりますし、面白みも無くなるので、そこに価値があるかと考えると、魅力は失われると思うので、そうならないで貰いたいと願うところです。

 

 

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