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2023年8月10日 (木)

砥石とは名ばかり

刃物を研ぐ為の砥石が、砥石として活躍出来ないレベルの物が多数あります。

それらが話の主役になってしまう事があり、大きな問題だと思っています。

私が良いと思うのは、ひとまず有名どころの砥石を数多く使ってみて、そこから無名系に手を出してみた方が、刃物との相性や研ぎ上がりの違いが、明確に分かりやすいと思っています。

砥石は明らかに良いとされるものが、数多くありますから、それらを当たり前に使いこなせるところまで来れば、大体の事は把握できます。

気を付けなければばらないうのは、最初に書きましたが、砥石として活躍出来ないものです。

これは、明らかに砥石とは呼んではいけないものだと思っています。

何を理由にこんな製品を作ったのか???と、疑問しか残らない砥石もどきは、今まで多数見た事がありますが、それを使っていると言われた時に、何と言って良いのやら・・・。

そこを基準にして、刃物を語られてしまうと、全てが崩れている話でしかないので、まず砥石を替えてからでなければ、その刃物が悪いかどうかすら分かりません。

実際に、そういったケースでの刃物の評価は、そういう砥石を使っている方の意見から考えると、明らかに悪くはない事がほとんどです。

どこを基準にするのかは、好みもあると思いますが、わずかな数しか触った事が無い場合、良い悪いなど分かる訳ではありませんから、その先へもっと踏み込んでから、評価する事をおすすめ致します。

 

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