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2023年8月23日 (水)

ご報告ありがとうございます。

しばらく前に、日本刀の研磨でご利用を頂いたお客様より、ご報告を頂きました。

初期の状態だけではなく、使い込んでどうなるかまで、状況を見てくださっていたようで、ありがとうございます。

この方は、扱いはかなり丁寧で、かなりの量を斬られていますが、斬り損じはほぼ無く、大きな損傷が出ない使い方をし、毎回研磨のご依頼を頂く方です。

長くなりますので、内容を省略させて頂きますが、初期状態は当然のように良く斬れて、振っただけでも芯が通ったような安定感があり、斬った感触は柔らかくスルっと斬れていく感触だったとの事です。

斬れ味は数か月の使用で、少し落ちた気がするが、問題の無い範囲であるという事でした。

テスト的に、刃の付け方を変えていましたが、それは特に良く出ていた感じもあります。

現代刀は特有の硬さがあると言われていますが、実用で使う場合、ある意味では現代の使用に合っていて、非常に振りやすく、斬りやすいとも言えるものが多いと思っています。

そんな中で、実用の研磨を現代刀としてや、体配や用途などに合わせ、研磨で表現をするのは、かなり大変さがありますが、結果がしっかりと出てくれたようで安心しました。

こうしてご報告を頂けますと、作業をした身としては、非常に安心します。

色々と悩み所も多く、作業が大変な日本刀ですが、他では出来ない表現と性能を引き出す研ぎは、当方では行えていると思います。

最終的には、元の状態と基本性能であったり、使用者の安定した使用も必要になりますから、状態や状況次第にはなりますが、日本刀を実用品として、居合抜刀試斬でお使いになられる方には、かなり有益な研磨になるかと思います。

自らの体験と実力のある方のご意見を含めながら、勉強と研究を重ね、かなりの時間とコストを使い、性能特化の日本刀研磨を行っていますので、自信を持っておすすめ致します。

色々な研磨の種類や仕上げ方法もご用意しており、お好きな内容をご選択頂けますので、是非ご利用ください。

 

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