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2023年8月25日 (金)

嘘の販売品

何年も前から、ヤフオクに古物を様々に出している古物商が、中古包丁の販売もやっていますが、中古品の加工品を新品として販売していました。

あくまでも主幹としていながら、同メーカーの同じロゴのついた包丁を売っていたのを、過去に見た事が何度もありますので、ロゴを削って修理等で加工された形跡がある事は、十分に理解をしているはずです。

金額は驚く程かなりの高額ですが、いくらで売りに出しても自由なので、そこは問題ではなく、中古品を新品として販売している所です。

しかも、加工として良く行われる痕跡があるので、これで新品と言う事は、まずないでしょう。

過去にも、中古包丁の種類の名前を間違ってオークションに乗せていたり、根本的な知識がないのに、ただ売れるからと扱っていただけなのは分かっていましたが、今回は流石に、多少数を見ていれば判断が付く内容だったので、新品と言えば高額になりやすいからと、高く売るための嘘であると思いますし、これは良くない事です。

これがオークションや古物商の現実だと思うと、本当に残念に思います。

古物の取り扱いに関しては、新品以上に色々な知識が必要になりますし、商品に対して確認も大事だと思っています。

少なくとも、怪しいものは、新品や未使用という言葉を用いる事は、大きな問題だと思いますので、信用性は無いと言えます。

現在販売中のものでも、過去に販売されていた物でも、入荷が怪しいものは、基本的に取り扱わないというのが、現代の古物商には求められる部分ですし、信用が無い所からは、決して買わないようにしましょう。

当方が古物商の認可を取得した際に、警察の方と色々なお話をし、必要事項の確認もしましたが、HPへの掲示方法やその他店頭での対応など、かなりの割合の業者が、規定通りに行っていないようでした。

ある意味、法を通しているようで、やり取りは無法地帯化している部分もあるので、その辺りは十分に理解の上で、そういった所からの中古品の購入をなさってください。

不正な品では無かったとしても、修理や修復が必要な刃物を中古で購入し、修理不可という可能性も十分にあります。

その場合、自己責任となり、保証はつきませんし、ただのゴミになる事もそれなりにあるので、そういったリスクも十分に考えましょぅ。

また、出品物が盗品であったり、日本刀の登録証の偽物を合わせた物など、犯罪にあたる刃物を購入してしまった場合、警察のお世話になる可能性もありますので、そういう事が実際にある事も、知っておいてください。

当方で扱い古物は、出所のしっかりしたものと、信用のある方から以外、古物売買のご依頼はお受けしていませんので、ご安心ください。

古物の取り扱いページは、HPのTOPページ内と左フレームにありますので、是非ご利用ください。こちらです。

 

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