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2023年9月26日 (火)

日本刀の斬れ味重視をご利用のお客様よりご報告を頂きました!

当店の常連で、日本刀研磨の初期段階より、ご利用を頂いているお客様より、研磨後のご報告を頂きました。

今回ご利用を頂きましたのは、居合抜刀用面精度研磨の「斬れ味重視」となり、私が研磨を行う中では、完全に上級者向けとしていますが、現状で一番の斬れ味と斬り抜けを計算した研磨となります。

以下、全文をそのまま転載致します。

 

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昨日やっと斬り稽古が出来まして

先日研ぎ上がった刀を試すことができたのでご報告いたします。

先ず

この前お話しした通り、この刀に関しては数年前までの記憶しか無いため

感覚に関して詳細には覚えていないので不確実な部分もありますが、

昨日の感じだと以前よりも確実に抜けが良く使い勝手が上がったように感じました。

何太刀かは、あたかも間合いを読み違って当たらずスカしてしまったかのような軽い切れ味と抜けの良さが有りましたので驚いたくらいです。

あとはどれだけこの性能が持つかだとは思いますが、それはこれから定期的な斬り稽古を重ねながら見てまいります。

素敵な研ぎをありがとうございました☆

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このようにご報告を頂きましたが、狙って開発をし、色々と調整を多く行う特別な日本刀研磨としては、まともに結果として表れていると思います。

色々と今まで、日本刀研磨を行ってきて、私が自ら試して来た部分と、特に上級の腕をお持ちのお客様からのご意見を含め、完成させたのが、この居合抜刀用面精度研磨の斬れ味重視です。

ただなんとなく、研ぎを変えた感じではなく、部分ごとのバランスや形状などの構成も含め、厳密に調整を行い、色々と変更も加える形で、腕に追い付く日本刀に仕立てるのが、この斬れ味重視です。

管理はシビアに行いますので、作業には納期と代金が多く必要になりますが、その分、確実に今まででは表現できなかったレベルへと、変化を加え、それを維持していく事も可能です。

これは、過去に本当研磨をご利用頂いた方々が、年々進化を感じて頂けた以上に、これまでにない飛躍的な違いだと言えます。

私自身、過去から記載をしてきましたが、重度の腰痛持ちの為、身体を大きくひねり、力を加える事が出来ません。

その為、軽い力と、最低限度の動きで、どれだけ斬れる状態を作れるのかを、ずっと研究してきましたが、年々進化を続ける中で、現状では最高レベルの所まで、引き出す事に成功をしました。

日本刀の性能と、使用者のレベルも、この研磨には必要となる部分がありますので、上級者向けとしての設定をさせて頂いていますから、斬り損じが多かったり、負担が多くかかる斬り方をする方には、不向きとなりますが、繊細で丁寧に、かつ早い動きに対して、この研磨は邪魔をする事無く、性能を引き出せるようになります。

大袈裟な話ではなく、これは実際に可能な内容です。

世の中の一般論が、私の研磨の考えや結果として、検証を行ったものと異なる事もあるため、当方がお話する事を、信用されない方もそれなりにいらっしゃいますが、色々な刃物の研究をしてきて、それを表現する技術があるからこそ、この研磨は完成された事です。

ですから、同じような事をしたところで、計算が分からない方達には、決して真似が出来ない内容となっています。

私は昔から、形状を見ただけで、部位ごとに刃物の断面図を頭で描けるので、それを使いながら、設計を行っていきます。

これはいわゆる特殊な能力だそうですが、線や面だけではなく、立体図も見る事が出来るので、様々な角度からのサーチで形状を見つつ、手のセンサーで重さのバランスなども感知しながら、こういった想定を研磨に盛り込む事が出来ますから、この時点でただ研ぎが出来るとか、そういうレベルでは出来ない事は、ご理解頂ける事と思います。

今後も、私にしか出来ない設計の研磨を行い、皆様の負担軽減や、ストレス回避になればと思っていますので、是非ご利用ください。

金額以上の価値を、感じて頂ける事と思います。

当店の日本刀研磨のページはこちらからどうぞ。

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