積極的に挑戦しましょう!
研ぎの練習をどうやってやるか・・・ですが、ひたすら研いでみる!というケースが多いと思います。
ただそれだと、同じ事の繰り返しで、悪い癖がついてしまう事も多く、それが蓄積すると、悪い研ぎから抜け出せなくなるケースもありますので、その辺りは方向性がそれで良いのか、確認はした方が良いです。
あとは、自分で色々なやり方を良し悪しに関係なく試し、結果が良かったものを選択していくというのも、方法としてはありだと思います。
多分、チャレンジを多くする事で、刃物をゴミにしてしまうのが怖い方もいらっしゃると思いますが、ある程度の犠牲は仕方がないと思います。
私は過去に自分の研ぎの勉強用の刃物のお話をした事がありますが、低級~中級くらいの製品を購入して、短い期間で研ぎを多く行って、圧倒言う間に小さくなっていました。
人から預かったもので、無料で研ぎを行い、それについての評価を集めたりもしましたが、基本は全て自力で購入して勉強をしていました。
お付き合いのあるところから、刃物や砥石など、テスト用として製品外のものを支給して頂いたりもして、非常に助かった部分はあります。
いずれにしても、守られた環境として、職場での学びだと、自分の懐は痛みませんから、どうしても甘えも出ますし、私は自己資金での勉強や研究を推奨しています。
ある程度慣れてからは、かなり高額な刃物も購入して、実際に成果がどれだけ出るかなど、そういったチャレンジも行いましたし、砥石も数を色々と触って、相性や性能判断もしていたので、総額でけた違いの勉強をしました。
その差は今、明らかに大きく出ていますから、堂々とおすすめが出来るという部分もありますし、全てにおいてではありませんが、自分の自信に繋がった部分は多いと考えています。
完全に自己否定だけして、まだまだという事も、全てにおいて自分は出来ているというのも、正直簡単な事です。
ただ、自分が今、それらに関して、どのくらいのレベルなのか、確実な位置を確認出来る知識と技術が無いと、本当の意味での理解ではないので、これは負けていない!これは負けている!と、認めていく事は大事だと思っています。
素晴らしい技術を見ると、どうしたらこうなれるか・・・、これ以上もあるのだろうか・・・と、思い悩む事もありますが、それが成長に繋がると考えていますので、見なかった事にはしないようにしています。
そして、酷いものに関しても、その酷さの状態や原因を知る事で、そこから学ぶ事もありますから、最低ランクの刃物から、最上ランクの刃物まで、全てを見て触る経験を多くしないと、本当の意味での理解は出来ないと考えています。
異常なまでにきっちりと見ていく事から始め、ある程度できるようになったら、自分でいる内容といらない内容を分けていくと、それなりのものが完成していくでしょう。
私個人での勉強範囲は、通常はお客様やプロの方に、開示する事はまず無いのですが、特例として有料の勉強を受けたいという方には、必要範囲をお教えしています。
苦労とかかった金額を考えると、決して安くは出来ませんが、他ではまず得られない部分を、得る事が出来るでしょう。
逆に、当たり前とされる基礎や簡単な範囲の事は、当方で学ぶより他で学ぶ方が、確実で固定的な内容としての範囲も含まれますので、これもまた、当方が全てにおいて正しいという事でもありません。
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