こんなところに落とし穴が・・・
先日、ある刃物の研磨を行っていて、最終的な段階で気付いたのですが、刃先に穴が空いていました。
欠けやサビはありましたので、それは十分に取り除いたのですが、刃付けをしている段階で、穴が出て来たというのが正解です。
どうも浸食サビが、内部に侵入していたようです。
それも、鋼の部分の中だけで、錆が進行していたので原因を探りましたが、最終的に結果が分かりました。
理由は、見えない程度の亀裂が生じ、そこに使用中、刃先が動く事により、亀裂の中に汚れが入って、そこだけがサビていたようです。
表面的に見ると、亀裂はほぼ見えず、明らかなサビの発生も無かった状態です。
その亀裂自体、完全に盲点でしたが、更にその奥にだけ、錆が発生して内部から崩壊をしていた事は、さすがに気付けませんでした。
結局、更にそこから削り進め、亀裂を取り除きつつ、内部サビとなった範囲まで落として、問題は解決しました。
僅か数ミリの話ですが、こういう事も起こるのだと、良い勉強になりました。
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