砥石の面の管理について
刃物を砥石で研ぐ場面で、砥石の修正はどのくらいの頻度で行っていますか?
これは研ぐ事の必須条件として、何度もこの手の内容は書いて来ました。
砥石の修正に必要な砥石修正器や、修正用砥石などがありますし、昔はブロック塀材や大型グラインダーの砥石を使うなど、色々な方法があります。
また、同じ砥石を2丁用意し、擦り合わせて修正をしながら使う例もありますが、出来れば3面欲しい所ですね。
さて、砥石の修正頻度についてですが、どんな刃物をどのくらいの時間研ぐのかで、それは大きく変わりますが、ある程度、全面を使ったら、研ぎの最中でも修正を行いつつ研ぎ、その砥石の仕上げとなる最終段階になったら、また修正をして良い面で研ぐ事が推奨されます。
また、修正の精度については、高精度での修正が理想ですが、柔らかい砥石を使う方の場合、直ぐに面は崩れますので、1~3μのような高精度ではなく、10μオーバーの精度でも十分でしょう。
中硬以上を使う場合は、それなりの精度を出さないと、砥石に刃物の面が合って行きますので、気を付けた方が良いです。
平面研ぎとなる、切出小刀や鉋や鑿の場合、本当に高精度で研ぎを行う方は、本当に僅かにだけ研ぎ修正をするなど、そういったこだわりをお持ちの方も多いようです。
少なくとも、毎回研ぐ中で修正は必ず行うようにし、研ぎを何回か行う中で一度程度だろ、明らかに足りないという認識だけは、お持ちになって頂きたいと思います。
折角の研ぎ技術がある可能性を潰す事になりますので、砥石の面修正による管理は、必ず行ってくださいね。
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