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2024年1月25日 (木)

切れなくなる原因

包丁が切れなくなる原因を、いくつか書いて行こうと思います。

切れ味が単純に落ちるのは、刃の摩耗が原因です。

研ぎ自体の問題が無く、使用や使用環境にも問題が無い場合、研ぎ方の改良で改善は可能です。

ダメなパターンとしては、硬い所にぶつけるケースが多いです。

例としては、器、ボウル、シンク、包丁立て、などがあります。

また、洗う際に、スポンジについた硬い部位(研磨剤あり、無しを含む)を使っていたり、たわしで擦っている方、サビ取り製品などで表面を削っている方は、それらもすべてアウトです。

使い方としては、その包丁の許容範囲を超える使い方をしている場合や、明らかに負担を考えない使用をしている方は、包丁の性能が追い付きませんから、傷んで当然です。

研ぎのご依頼を頂いて、その包丁の状況を見ると、ほとんどの事が把握できますが、それが包丁の問題なのか、研ぎの問題なのか、使用者や使用環境の問題なのかは、明確に出ていると本当に大きな問題であると感じます。

 

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