新しいものが良いとは限らない
刃物も砥石も、色々と新しい商品が販売されたり、改良が加えられて販売されています。
新しい製品や改良品は、絶対にそっちだ!とおっしゃる方もいらっしゃいますが、私はそうは思いません。
完全に100%の可能性と信頼をもって、それらが販売されているとは限らないからです。
実際に過去20年の実績を色々な範囲で見て来ても、初期段階での製品の失敗例や、言われている程の良さが出ていなかった例も多数あり、それらは市場に出てから意見が集まり、変更されて良くなった例もあります。
全く改良もされず、そのままでの良品と言える物もありましたが、改良もされずに短期間だけ目立ってそのまま消滅した製品もあります。
逆にロングセラーで、定番としてかなり年数が経っても、それを使用している方が多い製品もあるので、本当に良し悪しの問題は難しさがあると思っています。
製造側の思う良さと、使用者の思う良さの違いがあると、リピートで購入してもらう事は難しいので、販売品を作る苦労は重々理解していますが、それが求める内容に適しているのかと考えると、そこの調査はもっと必要な場合もあります。
幅広く理解をしている人達がそれらを検証し、それなりの確証をもって販売出来れば良いのですが、そういった事は難しいのでしょうか・・・。
色々なご意見を良く耳にしますが、こうじゃない感が強い製品で、謳い文句とはかけ離れた結果である場合も多いですから、どう考えればこういう答えになったのか?と、疑問すら感じてしまう結果だと、それを次に買おうと思う事は無いのかもしれません。
逆に、良い評価だったのに、販売がされなくなってしまった製品もあったりするので、そういうものは長く販売を続けられるように、段取りをしてもらいたかったな・・・という残念な思いもありますし、使う側は販売側から、意外と翻弄されているというのは事実なので、そういった考えも大事に製造販売をして頂きたいという思いもあります。
私は性格上、新しいものへの興味はかなり強いので、出来る限りで試していますが、近年では忙しさや資金の問題もあり、可能性の高い物以外は、検証対象に含めない事がほとんどですから、まだまだ把握のレベルとしては、足りていないと思います。
それでも出来る限り、信用出来る情報は入手し、先取りもするようにしていますので、全くアンテナを張っていない訳ではありませんから、その意識は捨てずにやっていきたいと考えています。
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