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2024年2月 6日 (火)

先端はどうしていますか???

和包丁や洋包丁で、切先(先端)が鋭いタイプのものがありますが、それらの刃付けはどのようにされていますでしょうか?

包丁の先端は使う方と使わない方がいて、万が一の場面で危険を伴う事と損傷が大きくなる事を考え、切先は潰すように研いでいる方も結構いらっしゃいます。

先端が無い事で困るとしたら、刺してから切るようなえぐり作業や、包丁をまな板に向けて立てて使うイカを細く切ったり、刺して切り込みを入れてから刻むような作業など、その辺りかと思います。

今までも良く刃を潰す部類として、魚の水洗い用出刃などでは、全体的に刃付けらしくない刃を求める方が多いとお話をしましたが、これもまた切っ先は潰すように丸くしている方も多いです。

包丁の出来や研ぎと使用により、刃が大きく欠け落ちる可能性もありますし、身に傷をなるべくつけなく無いという事で、刃付けを抑える事で有効性はあると思います。

逆に、研ぎをきっちり入れる場合、刃線をたどっていきながら、切先まで研ぎを到達させようとすると、切先付近だけが急激にRが大きく付き、潰れた先端だけを直したかのようになってしまう方がいらっしゃいます。

それに関しては、切先を直さなければという意識が強すぎて、立てすぎて研いでいたり、実際に毎回のように切っ先が潰れてしまう事で、どうしても切っ先をそのように研がなければならなくなる事もあります。

それらに関しては、多少短くはなりますが、強度の保持と形状修正の為に、峰側から取り除く事をおすすめしています。

刃側から取ってしまうと、刃線調整のために刃を大きく取り除く必要があり、刃先側ばかりが峰側に近づくと、全体的に切っ先だけが細くなる形となってしまうからです。

修復的な調整に関しては、当方のような整形修正が可能な所にご依頼を頂ければ、違和感がなるべく無いように直しを入れさせて頂きます。

 

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