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2024年2月 7日 (水)

削減はどこをどうするか・・・

刃物や砥石や研磨(研ぎを含む)の金額に関して、全てをそれなりの上位で揃えるのは厳しい方も多いかと思います。

しかし、世の中の全ての方が、良い物ばかりを持ち、良い技術に恵まれている訳ではありませんので、それは決しておかしくありません。

これしか金額が使えないので・・・と、引け目のような感じでおっしゃる方もいらっしゃいますが、それは人それぞれなので仕方がない事です。

それより問題点としては、どこを削減するかです。

何もかもを安くし、思う所に何一つ届かず、不満やストレスを感じながら、刃物ライフを送る事は、非常に苦しい事になる場合もあるでしょう。

ですから、ご自身の中で、そこを諦めるのかを、定めていく必要があると思います。

ほとんどの方は、刃物だけは良いものを!とお考えかも知れませんが、これは正解でもあり、不正解でもあると思います。

私自身の経験上、どんなに良い刃物がそこにあっても、良い砥石と良い研ぎが無いと、その刃物は生きないからです。

そこでたどり着いた答えは、砥石と研ぎでした。

刃物は既に中級レベル以上を持っていましたが、そこには色々な不満がありました。

まだまだ使える刃物があって、金額が1.5~2倍近くしていたので、それを買い足そうか、買い替えるか、非常に迷いました。

そこで出会ったある一つの砥石に衝撃を受け、その砥石を使いつつも、砥石修正に関してのレベルUPや安定を求め、色々な研ぎを模索していたところ、その刃物はもっともっと性能を持っている事にも気が付きました。

その為、刃物は中級以上で、砥石は上級品で、砥石修正と目立てにはコストを十分にかけると、考えが大きく変わった部分がありました。

その後、もっと良い刃物を手にし、それまでの経験のおかげもあって、刃物の性質の違いを良く理解出来たという感じです。

良く言われるような「低級品、中級品、上級品」に関して言うと、低級品と中級品の間は非常に広く、分かりやすいと思いますが、上級品に関しては中級品との差が意外と狭いです。

つまり、その差を分かりにくい訳ですから、違いを感じられないのであれば、買っても勿体ないと思う部分があります。

上級品の上には最上級品がありますから、そこの差はもっと狭く感じると思いますが、その違いが必要な方の為に存在しています。

私の場合には、刃物も砥石も研磨も研ぎも、一番下から一番上まで、出来る限りを知るという意味で、色々と手を出しては検証をしていましたが、もしそれが仕事に直結する範囲では無かったとしたら、そこまでは考えなかっただろうと思います。

幅広く関係する部分を知る事で、色々な良い点に気付けますし、言われている程良くはない部分も見つけます。

良い部分を伸ばしすぎた結果、その反面、弱点が露点してしまう事もありますから、自分の思うものがどこなのか、同じ刃物の中でもバランスがありますので、その点を熟知した人に相談をし、購入される事をおすすめ致します。

高い物を買って、損をした!買わなければ良かった!と思うのは、非常に残念な事なので、後悔をしない買い物をして頂きたいと思います。

 

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