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2024年2月 3日 (土)

何をやっても切れない

刃物を購入して使おうと思ったら、研いで形跡はあるものの、ほぼ切れない状態だった方や、研いでも切れないとおっしゃる方は、それなりに結構いらっしゃいます。

状況を拝見して、何が原因かが分かれば、解決が出来るケースがほとんどではありますが、一部ではそういった問題が解決できない場合があります。

刃物の刃というのは、熱処理により鋼材が硬くなり、焼き戻しで硬度が落ち着き、靭性があがるものですが、鍛造か熱処理のどこかで、何らかの問題が出ている可能性が高いです。

また、低級鋼を使った刃物は、そもそも硬度が出にくく、刃の付きも決して良いとは言えない物がありますので、力いっぱい研ぐような方は、まともな刃が付きにくい事もあるでしょう。

刃物自体がダメな場合、研ぎでの刃付けはほぼ不可能という場合もありますし、それに関しての解決方法は、クレームで刃物を交換してもらうしか無いでしょう。

そういった事が無いようにする為にも、それなりのランク以上の刃物を購入し、まずは使える範囲に収める事が大切だと思います。

 

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