薄い刃が必要です
料理で包丁を使う場面として、硬い野菜があります。
かぼちゃ、レンコン、ニンジン、サツマイモ、等、この辺りは綺麗に切るのが難しいです。
良くあるのは、食材が割れてしまう事で、これは他の食材では起こらなくても、これらの野菜でははっきりと出る事が多いです。
野菜を沢山切った事がある方は、大体の想像が出来るかと思いますが、問題点は刃物の厚みです。
硬い野菜の場合、切断時に食材の押し開きが難しく、刃の厚がダイレクトに影響し、切断しながら割れていきます。
こればかりは、腕の問題や切り方の工夫でも、回避は出来ません。
硬い食材こそ、刃の厚みをしっかりと付け、角度も鈍角にしないと、刃が持たないと思っている方も多いと思いますが、食材を傷めてしまい、まともに料理に使えなくなる事を考えると、刃持ちは諦めて、そういった食材専用の研ぎが必要になるでしょう。
身をただ薄くするだけでは、もちろん強度が異常に落ちてしまいますから、薄くすれば良いという事でもありませんから、その設定はかなり難しいです。
しかも、刃とブレード全体で見て、左右のバランスが悪いと、片側に刃が動こうとして、それもまた割れの影響になります。
実際に使用の場面になった時に、色々気にしながら、三徳や牛刀などを使ってみてください。
他の野菜では問題がなくても、その辺りの野菜では、結構な違いが出て来ると思います。
お金をかけずに安心して使える環境を整えるとしたら、安い三徳や牛刀を購入して、それを改造して使うのが良いかもしれません。
そうすれば、通常の範囲の使用に十分使える設定の三徳や牛刀は、現状維持が出来ると思います。
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