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2024年4月 7日 (日)

日本刀研磨のお問い合わせとご依頼が増えています

コロナ期に入ってから、ご注文がかなり減ってしまっていた日本刀研磨ですが、ここ数か月で、お問い合わせやご注文が増えてきました。

以前はパンクするくらいの時期が何度かあり、ご注文をストップしていた事もありましたので、あまりご注文が無かったのは、正直寂しい感じもしていました。

当店の日本刀研磨は、オリジナルの技術を多く含め、斬る事に特化させています。

開発当初から、もちろん試斬を上級者から学び、練習も行いましたし、ご意見も多く集めました。

細かい改良や、大きな変更をしながら、現在の研磨に繋がりましたが、現状できる範囲としては、最上位まできています。

あとは、見た目を完全に捨てられれば、斬る事に対してもっと特化する事は可能ですが、それを依頼される方はいらっしゃらないと思い、封印しています。

刀身の性能にもよるので、絶対のお話ではありませんが、斬れる要素を潰してしまっている日本刀研磨は、非常に多くあります。

刃物で何かを切る為に必要な要素は、それぞれの刃物で異なりますが、日本刀の試斬で斬る為の要素は、色々な刃物の中でも、かなり特殊です。

大振りをする刃物の多くは、そこまで繊細さを求められない事もありますが、それはなんとなく勢いで行ける部分が多いからです。

しかし日本刀の場合、そこには斬り口や音、連続的な動作、決まった動きの中での斬と、今簡単に挙げただけでも、求められる範囲が決まって来るので、それを生かしつつ使える刃物とするには、色々な性質を重要視しないと、本当に良いとは言って頂けません。

今行っている「居合抜刀用面精度研磨」は、その範囲に十分入っています。

更に、斬れ味重視の場合、斬り損じをしないレベルの上級者向け作業として、特別枠の調整を行っていますが、そちらになると特に斬れ方が大きく変わります。

中には分からない方もいらっしゃるかもしれませんが、今までのご依頼に対しての常連様のご意見ですと、他研磨とは確実に違うというお声がほとんどなので、計算や設定はそれなりに合っていると言えるでしょう。

また近年では、「おまかせ研磨」のご利用も増えていて、色々な内容をおまかせでパック化してあります。

低価格と納期の早さを売りにしていますので、試斬専用刀や予備などには、ご利用頂くケースも多いようです。

ただ、メインとなる「居合抜刀用面精度研磨」が多く順番待ちとなっている場合は、お受け出来ない期間が出てきてしまいますし、他におまかせ研磨のご依頼が入っている場合、おまかせ研磨のみの順番待ちが出てしまうので、納期は早く出来なくなりますので、その辺りはご了承ください。

簡易研磨と私は表現していますが、それは居合抜刀用面精度研磨との比較であり、実用性能的には必要域より上にはしていますから、試斬で使えるレベルならそれでいいよ!とおっしゃる方は、そちらでも問題は無いと思います。

折角であれば、居合抜刀用面精度研磨をご利用頂き、当店の思う日本刀研磨をオリジナル化した範囲で、是非ご使用を頂きたいとは思っています。

日本刀研磨は、納期がそれなりに必要ですので、早い納品をご希望のお客様は、早いお申込みが最短となる事を踏まえ、まずはお早めにお問い合わせください。

HPの方に色々と細かく記載を行っていますので、そちらで内容をご確認頂きまして、不足を感じる部分や疑問がありましたら、お見積り前までにご質問をお願い致します。

 

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