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2024年6月23日 (日)

バランスとは何かを考える。

私が考える刃物や砥石や研磨の融合は、全てにおいて良い物だけで構成をする事が、必ずしも良い結果になる訳では無いと考えます。

それぞれの範囲だけで見て良い物は、他と喧嘩をしてしまう事もありますので、あくまでもバランスです。

例えば、上級の刃物に対し、低級の砥石を使い、まともな研ぎを行わなければ、刃物は生きませんよね・・・。

もう一例出せば、刃物は低級で、砥石は最高レベルの品質を使い、研ぎは手間暇をかけても、刃物の限界は低いです・・・。

更に、刃物は中級で、砥石は最高でも、研ぎが酷ければ、何も生きて来ません・・・。

それぞれの良さを引き出すには、それぞれのバランスを合わせていく事が大切で、それが使いこなせる範囲にある事も大切です。

全て最高のもので揃えれば、それは良いまとまりになるかもしれませんが、それだと非常に高額になりますし、大変な苦労も増えますから、維持する事が難しくなります。

そう考えると、そこそこのもので揃えて、まとめていく事の方が、実は良いまとまりになる事もあります。

私がお客様に、商品をおすすめする際に、一番高い物をすすめない理由は何ですか?と良く聞かれる事があります。

それは、お客様が求める内容が、一番高い物ではないからです。

ご予算の事もそうですが、そこまで必要が無いのに、ただ高い物を買って、そこにそれだけの価値があったか?と考えると、無駄な買い物だったといつか思うかもしれません。

将来性を考えると、良い物という意味で、高い物を購入する事は、有意義な結果になるかもしれませんが、今現時点でそこに価値を見出せないのであれば、下の方にいくらでも選択肢がありますから、そこから選んだ方が、無駄は減ると思います。

逆に、お客様が内容を多く求めていると判断すれば、どうしても高い方面のものをおすすめする方向になる場合もあり、そんな高い物を・・・と言われてしまう事があります。

安く簡単に全てのものが盛り込まれたものを購入する事は出来ませんので、それは仕方がない事です。

多くを求めれば、どんな分野でも、自然に高い方面になってしまうのは同じ事です。

ご自身の思う所に合う製品を買うのか、予算から決めるか、その辺りはまず大きく分かれる選択肢です。

あとは、ご相談を頂いた中で、より良くなるものを少しズレてもおすすめする事はあると思います。

 

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