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2024年6月20日 (木)

感謝をお伝え頂き、ありがとうございます。

当方に技術作業のご依頼を頂き、お客様より感謝をお伝え頂けるケースが多くあります。

私としましては、あくまでも自分が良いと思う事や、お客様のご要望とのバランスを見て内容をご提案し、それを承諾頂いてのご依頼ですから、当たり前の事をしたまでと思っています。

しかし、そういったお声が多く頂ける事で、細かく必要な内容のご説明をしている事や、可能性や将来性なども含めたお話をする事なども、余計なお世話と思いつつも、喜んで頂けたのだと思うと、本当にありがたく思っております。

先日も、数件続けてお礼のお言葉を頂き、真面目に対応をして良かったと思っていますし、むしろ恐縮するところでもあります。

色々な所に問い合わせをされたり、実際にご利用いただいた経験のある方からは、対応範囲が細かい事や、内容の選択幅、説明の細かさなどに対し、評価を頂く事は非常に多いです。

特に説明に関しては、今までに何度も書いている事ですが、その刃物の本当の意味での状態を知る事で、それがどう良くなるのかも理解出来ますし、大きく改善が実際に出来れば、そこでいくつもの知識を得て、更に使用してその事を感じ取れれば、多くのものが吸収できると思います。

私自身が学んできた事は、ただ良いとされる事だけを、ひたすら練習する事ではなく、ダメだと言われている事もあえてやってみたり、一般的には行われない方法でのやり方をやってみたり、色々な研究をしてきての今の技術です。

ですから、なぜそういう状態になっているのかや、元々の製造段階での不備がどこにあるのかは、直ぐに分かります。

目視だけではなく、確実性の為に、オリジナルゲージを使っての確認もする事はありますが、砥石に当ててみる事が、私の中では一番の計測方法で、それが信用に値する研ぎとなっている証拠でもあります。

大きく長い物になれば、特にその歪や凹凸の問題は、とてつもなく厄介で面倒な部分になりますが、それを克服し、正しく使用したり、研げる状態を作り出せば、その先は楽になります。

お客様ご自身が、刃物を良い状態から使用をしたり、研いだりする事で、そこに一つの基準を知る事が出来ます。

普段ご使用中の刃物の状態が悪いと、基準が明確に出ていないので、どこで何を合わせて研げば良いのか、分からない状態のままでなんとなく研ぐ形になりますが、そこから脱する意味でも、大きく改善に繋がります。

良い砥石を使用し、正しいと言える範囲の面修正をしても、上手く研げないとおっしゃる方が多いのは、そこに原因があります。

今ある刃物の研ぎが正しく出来る状態ではないのに、そこに基準を作って直していく事は、決して簡単な事ではありませんから、何とななるだろうと思い研ぎ続け、取り返しのつかない状態になっていく事が多いです。

まず、基準を正しく作り、それに準じて研ぎを行い、自分が上手く研げない理由をそこから探して行けば、必ず今よりは格段に上手くなっていきます。

私が研磨したり研いでお渡しをする刃物の多くは、意図した内容のものが含まれた状態でお返しをしています。

それが難しく厄介に感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんし、大きく参考になる方もいらっしゃるかもしれません。

やり方は色々とありますが、いわゆる基準的な部分からは、大きくずらすような事はなく、その中での違いを明確に出せるよう、構成を考えて作業をしていますので、実際にご利用を頂きまして、そこから何かを感じ取って頂ければと思います。

製品が別物になるような感覚や、価値が大きく上がったと、嬉しい表現をしてくださる方も結構いらっしゃいますので、私が行っている実用に特化した研磨や研ぎを、是非ご堪能ください。

 

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