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2024年8月28日 (水)

しっかりしている方が安心して使えます

砥石を購入して使用を続けると、砥石は薄くなっていきます。

結構見かけるのは、不安定な場所に薄い砥石を置いて、結構力が入った状態で研いでいる方です。

これではまともな研ぎは出来ません・・・。

まずは安定した研ぎ場を用意し、そこに安定した砥石台を置いて、厚みのある砥石を使ってください。

もし環境は良くても、砥石が薄くなってきた場合は、砥石が割れないにしても、たわんで研ぎが安定しない状態になります。

裏に頑丈なものを貼り付け、強度を持たせましょう。

昔は木材を貼る方が多くいらっしゃいましたが、近代では、アルミ、石材、樹脂材(人工大理石や各種合成板)、などの方法があります。

薄くなってきた砥石を、新しい同じ砥石に張り付けている例も見た事がありますが、これはやらない方が良いです。

理由としては、接着剤が砥石に染み込むと、砥石の性能が損なわれるからです。

砥石の製造方法や密度にもよりますが、使用する接着剤に関わらず、新しい砥石接着面の数ミリは少なくとも、接着剤が浸透して性能が出ない状態になっている可能性がありますから、そこを捨てる事になるかもしれません。

砥石の接着には、なるべく浸透をしないタイプで、がっちり固まるか、軽く柔軟性がある程度のものがおすすめです。

水で溶けたり剥がれたりするような接着剤が多いので、色々と試して、自分で思う良いものを見つけてみてください。

 

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