« 彫刻入りの美術刀剣はいかがですか??? | トップページ | 研ぎが荒れる原因 »

2024年8月 3日 (土)

きわどい攻め方

研ぎには保守と攻めがあります。

決まり事をベースに、当たり前な形で研ぎを行う事は、決して悪い事ではありませんし、それが研ぎの安定に繋がる部分もあります。

また、使用に合わせて極端な結果を求め、大幅に基本とされる範囲の研ぎを行う事も、場合により必要ではあるでしょう。

この保守と攻めは、同じ刃物をどれだけ持っているかでも、選択が変わるでしょう。

保守の場合、同じ部類の刃物を一丁しか持っていない方が特に多く、どこかに寄せて研ぎを行ってしまうと、他の用途に使いにくいという事も出てきますから、あまり冒険出来ないというところでもあるでしょう。

逆に複数をお持ちの場合、用途ごとに使い分けができますから、細かい用途別に研ぎを行う事で、性能を生かしやすくなる部分は増えますし、思い切った冒険は出来るかもしれません。

基本を完全に外して、思い切った冒険をする場合、まだ余裕のある攻め方の場合、元に戻す事は可能です。

ただ、攻め方が刃物の性能オーバーとなるような、きわどい攻め方をしてしまうと、もう元には戻せません。

正確に言えば、直ぐには戻せず、相当先にならないと戻らないという可能性が高いです。

それと、初期の状態であれば、直せる可能性はありますが、刃物がかなり減っている場合には、直すだけの領域が残っていない可能性もありますから、そうなるともう元には戻せないという表現は、間違いでは無いと思います。

その刃物をどうやって使って行くのか、その先の使用プランを考え、刃物をどのような研ぎにしていくかを合わせて検討して見てください。

なお当方では、色々なパターンに合わせ、研ぎを大幅に変更できますので、こだわりの研ぎをと思う方は、是非ご相談ください。

削り出しで刃物を形成する事も可能な機材と技術がありますので、大掛かりな作業も当方では十分可能です。

 

« 彫刻入りの美術刀剣はいかがですか??? | トップページ | 研ぎが荒れる原因 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

研ぎ」カテゴリの記事

刃物」カテゴリの記事

砥石」カテゴリの記事