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2024年10月15日 (火)

刃物を生かす使い方とは?

刃物と砥石が良いのに、研ぎを頑張っても、どうしても刃持ちがしない、切れ味が出ない、とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。

その辺りは、研ぎ方のレベルに影響される事も多いのですが、あとは使い方による部分もあります。

例えば、刃物の使用方法が、刃物にとって良く無い使い方だったら?

負担が大きくなればなるほど、刃は持ちが悪くなりますし、切れ方も直ぐに悪化してしまい、場合によって一発で刃をダメにしてしまう事もあります。

ですから、研ぎ方を良くするのも大事ですが、使い方を丁寧にしたり、欠けなどが出来る事がなく、刃の単純な摩耗だけで抑えられるよう、使って行く事も大切な事です。

そんなに気を遣って刃物を使えません!とおっしゃる方は、雑用の為のものと、繊細に使うものを、分けてご使用ください。

雑用の為の物は、切れ味よりも強度を重視した設定とし、繊細に使うもは強度と切れ味のバランスを取るか、切れ味を優先した設定にすれば、それで多くは解決でしょう。

雑用で使うものは、大まかに直して使うのでも良いと思いますし、そこには無理に丁寧さを色々含める必要はありません。

このような感じで、一つの刃物でなんとかしようとせず、回避策として複数本の刃物で役割分担をさせると、かなり良い結果に近づくと思います。

それに合わせ、それぞれに合わせた良い研ぎも導入し、ストレスから解放されるようにしましょう。

 

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