本来あるべき姿形を生かしましょう
洋包丁や和包丁では特に形の変形が良く見られます。
これは、全体を均等に研いでいないという事が要因でもありますが、他には一部の欠けや刃の落ち具合に合わせ、そこを重点的に研いでしまっている事も挙げられます。
また、研ぎの癖により、砥石当たりが強くなる部位とそうではない部位があり、その影響も出ていると言えるでしょう。
基本的な考えとしては、購入当初の形という表現をあえてしませんが、本来あるべき姿形を大事に考え、そこからあとは個人で使いやすいように設定をすると良いと思います。
形状のアレンジは、ある程度の基本的な研ぎ方や使い方をマスターし、それで用途として不足を感じた場合以外は、変える必要はありません。
大多数の方がそれで使えている状況を考えると、バランスが取れた形で、現代の洋包丁や和包丁の形は構成されていると言えると思います。
メーカーや職人事に、それぞれ形状の違いはありますが、これは良し悪しの判断にしている方も多くいらっしゃるので、形の意味を考える事は、非常に重要な要素になると考えられます。
いずれ必要な時が来れば、同じ刃物を何本も用意し、使い分けをする事になると思いますので、一本で無理に特別な事をやろうとしなくても、その時を待ちましょう。
« 何を重要視するのか・・・ | トップページ | 計算された構成 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 刃物が無かったら・・・(2024.12.01)
- 来年のどこかで・・・(2024.11.30)
- 意図したもの(2024.11.29)
- 久しぶりに研いでみると・・・(2024.11.28)
- どこの誰がやるのか(2024.11.27)
「研ぎ」カテゴリの記事
- 刃物が無かったら・・・(2024.12.01)
- 来年のどこかで・・・(2024.11.30)
- 意図したもの(2024.11.29)
- 久しぶりに研いでみると・・・(2024.11.28)
- どこの誰がやるのか(2024.11.27)
「刃物」カテゴリの記事
- 刃物が無かったら・・・(2024.12.01)
- 来年のどこかで・・・(2024.11.30)
- 意図したもの(2024.11.29)
- 久しぶりに研いでみると・・・(2024.11.28)
- どこの誰がやるのか(2024.11.27)
「砥石」カテゴリの記事
- 刃物が無かったら・・・(2024.12.01)
- 来年のどこかで・・・(2024.11.30)
- 意図したもの(2024.11.29)
- 久しぶりに研いでみると・・・(2024.11.28)
- どこの誰がやるのか(2024.11.27)