« 省略研ぎは後で苦労する事になります。 | トップページ | 最近の進化 »

2024年11月24日 (日)

切れ味を取るか、永切れを取るか

刃物の研ぎで多くの方が悩まれているのは、切れ味と永切れのバランスです。

どちらを優先するのかで、研ぎの基本から大きく変わってきます。

両方のバランスを取ろうとしても、上手く取れない方もいらっしゃいますから、これは難しい問題なのだと思います。

そして刃物のランクが中級以上でなければ、こういった部分の調整は上手く出来ませんから、低級刃物で多くを望む事はまずやめましょう。

よくあるお話ですが、格安の刃物で最高の切れ味を!という事をやろうとしても、一回切ったら刃が落ちてしまうという事もあります。

格安刃物に耐久性はそもそもありませんから、永切れを期待するのは無理があります。

そして正しい情報をお伝えするならば、格安刃物は組織が悪いので、どんなに必死に細かい刃を付けようとしても、組織が悪すぎて良い刃は付きません。

上級の刃物で中仕上げ~超仕上げ手前程度まで研ぎ、それなりに仕上げ切れた場合、相当良い切れ方をする状態に持って行けますが、低級刃物で必死に細かさを求めたり鋭さを求めたとしても、そのレベルですら超える事はまず難しいです。

なぜなら、低級刃物は金属組織が悪すぎて、刃が整い仕上がりが良くなる事が無いからです。

それで最高の切れ味というお話をしている人がいれば、それは上級刃物や上級の研ぎを知らない方達なので、その時点でお話にならない部分です。

 

« 省略研ぎは後で苦労する事になります。 | トップページ | 最近の進化 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

研ぎ」カテゴリの記事

刃物」カテゴリの記事

砥石」カテゴリの記事