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2024年11月15日 (金)

だいぶ寒くなってきましたね

だいぶ寒くなってきていて、刃物を手研ぎで行うのは辛い時期になってきました。

私は毎年お話をしていますが、ぬるま湯を使った研ぎを推奨しています。

研ぎは水でと言われますが、熱いお湯でなくぬるま湯であれば、研ぐ事に何ら支障は出ませんし、凍えた手で冷たい刃物を研ぐより、むしろ手の動きが安定し、刃物も割れにくくなりますので、冷え冷えの研ぎよりは断然良いです。

金属は冷えると締る傾向があるのは、皆さんがご存じの事と思いますから、それを考えますと、ある程度の温度があった方が研ぎやすくなるのもご理解頂けるかと思います。

稀にいらっしゃるのは、水以外で研いでいると、刃物が熱くて触れなくなるというお話ですが、それは力をかけ過ぎていたり、研ぎの速度が速すぎたり、水分が少ない事で起こります。

刃物の研ぎは、必死になって研ぐようなものではないので、冷静に静かな心で研いでください。

短時間で終わらせるにしても、例えば100回の動作を丁寧に行い、ミスが0で終わるのと、500回の動作をとにかく速く必死に動かし、ズレが何割か出たとすれば、その動作が終わった後、ズレが出た分だけ新たに時間が必要になるので、余分な体力と直しを考えれば、早ければ早く終わる訳でもなく、崩れも増える可能性が高いという事は、お分かり頂けると思います。

焦って速くやる事だけが、技術は慣れや上手さではありません。

落ち着いて冷静に状況判断をし、的確に少ない量や数で終わらせる事で、その先へと繋がると考えます。

 

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