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2024年11月26日 (火)

下を作るのも上を作るのも大変

技術が丁度平均的に良いところで収まっていて、全体的な評判がかなり良い状態を維持していると、そこからの変更は本当に大変です。

良いものを改善のつもりで出して、改悪になる可能性もありますから、勝手な判断で良いと思って変更はしないようにしています。

改善という言葉がどれだけ重いか、自分自身が良く分かっていますので、違いが良い方向に確実に進むと思えない場合は、導入を見送る事もあります。

また、同じように良いところで収まっている技術があっても、下の技術を求められる事も多くあります。

それは金額面だったり、納期の問題だったり、そこまで必要無いと言われたり、その辺りが要因となります。

出来る事なら技術を上にどんどん進めるのは当然と思いますが、逆に下にと言われると、上げて来た事は必要無かったのかな?と思ってしまう事もありますが、確かに手の込んだ作業になって行くと、それが無駄だと思うご意見があっても仕方がないとは思う事もあります。

では下の作業を作る時に、どこの何をどのくらい落として下位グレードとするかですが、これはそのランクを望むお客様からご意見を集めなければならないので、かなり難しい問題でもあります。

作業をただ簡略化すれば、それで安く早くは可能かもしれませんが、内容が落ちすぎて使い物にならなければ、そこに価値はありませんし、性質や性能を生かす事は残しつつ、精度や見た目の部分で落とす事が失敗は無いと思っています。

精度や見た目は必要とする方にとっては大事ですが、実用性能の部分で考えると、その辺りは良く分からないとおっしゃる方もそれなりの割合でいらっしゃるので、実用性能を極端に落とさないためにも、そうするのが良いと考えます。

上下だけなら2段階なので、作れないという訳ではありませんが、これが3段階や5段階になると、どこをどう変えるのかが難しすぎて作れなくなります。

下を作っても更に下をと言われると、それはうちでやらなくても良いのでは?と思ってしまう事もありますが、それでも信用があってうちでその技術をと求めて頂けている以上は、なるべくご期待には沿いたいという思いがありますから、いくつかはそれで作った事があります。

実際にその辺りのご依頼を頂く量が多い訳ではなく、上位の技術のご利用が一番多いので、それは他ではなかなか出来ない範囲がほとんどですから、そこを求めてご利用を頂けている事は、特に感謝しなければならないと思っています。

もっと上をと言われる事は、近年ではほぼありませんので、上をかなり越えた上には来たのだろうと思います。

 

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