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2024年12月 7日 (土)

刃物の良さを今一度考えてみましょう

以前よりずっとお話をしている事ですが、近年は硬すぎる刃物が増え、まともに研げない状態で苦労されている方が多いです。

その反面、色々と砥石にお金をかけ、高硬度に対応できるようにしている方は、その硬度のおかげで切れ味や永切れを手にしている部分もあります。

私自身の考えとしては、研いで使う物である以上、あまりにも研ぎにくいものは、使って研いでを繰り返す際に、どうしても面倒で手が伸びなくなる傾向があると認識をしていますので、研ぎやすさは残す事は大切であると考えています。

昔は砥石で研げる硬度で製造する事が重要で、それが刃物性能のバランスと一致した部分があり、上手く成り立っていたと考えています。

現代では、刃物の進化が進む一方、砥石はダイヤに頼らざるを得ない状態になりつつあり、色々と苦しい部分が出てきています。

単純な硬度だけではなく、耐摩耗性も考えると、そこにあるのは研ぎ滑り問題でもあるので、硬度が低めであっても、研げないという現象には変わりなく、苦労をする事も変わりありません。

当たり前に砥石で研いで、当たり前に切れ味が出る事は、非常に重要な事でありますから、それに準じた硬度や研ぎやすさというのを、今後はどれだけ残して行かれるかというのは、大きな課題だと思います。

また、古い時代のダイヤモンド砥石は、初期から使い物にならないような品も数多くありましたが、それ以上に現代では使える製品が少なくなってきている事や、人造砥石と比べると、どうしても金額が高くなる部分がありますから、刃物に使う金額ばかり上げずに、砥石に対しての金額も多く使うよう、方向転換は必要かもしれません。

人造砥石とダイヤモンド砥石のそれぞれの良さを、複合的に持ち合わせた製品が出て来れば、それはまた新しいジャンルのダイヤモンド砥石として、幅広く活躍してくれると思っていますが、そういった製品の製造は難しいのでしょうか?

人造砥石とダイヤモンド砥石は、完全に離れて考えられていますから、一つにまとめた考えを持ち、それを製造してくれるところは無いのでしょうか・・・。

 

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