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2025年1月

2025年1月31日 (金)

性能に頼る事は何も悪くありません

刃物や砥石の性能に対し、技術が無いから良いモノを買おうとするというような、悪い表現をされる方がいらっしゃるようです。

ではその方達は、刃物や砥石をどれだけ触り、性能の事を理解しているのでしょうか?

技術でカバー出来る範囲は確かに存在しています。

しかし、良いモノを購入して使うだけで、場合によっては必死に技術でカバーしようとしている方より、明らかに良い結果を出せます。

それでもまだ技術で結果が出せると思っているのであれば、それは結果で違いが出ているのに、往生際が悪いと言えるでしょう。

良いモノを購入するには、それなりに高額のお金がかかる事もありますが、その領域を手にしてみないと、分からない物事が沢山あります。

技術以上の性能を軽く発揮してしまう良品を買わない事は、私からすれば損でしかないので、予算が追い付く限り、良品を手にして楽をして頂きたいと思います。

 

2025年1月30日 (木)

刃物と砥石が喧嘩

硬い刃物と硬い砥石は喧嘩します。

柔らかい刃物と柔らかい砥石は仲良くなりすぎます。

その意味が分かる方は、研ぎで色々と試された事がある方でしょう。

そういう世界が面白いと思う方は、是非研ぎを楽しんでください。

ご自身で色々とやってみる事で、面白いと思う事も出てくるでしょう。

 

2025年1月29日 (水)

研ぎにストレスを感じる方は、ご自身で研がない方が良いです。

どうしても刃物を使う場面は多く、その切れ味の維持には、努力と時間とお金が必要です。

その全てを苦労と思うのであれば、是非研ぎのご依頼にお出しください。

特に何も苦労する事無く、状態を維持し続けられます。

ご自身で砥石を多く用意し、砥石修正にお金をかけ、あとは研ぐ技術があれば、そちらの方が総合的には安く済むとは思います。

しかし、初期投資はかなり高くなりますし、少しずつ増やすのでは結果が伴わないので、出来れば一気に全ての用意をしたいところです。

そうなると、結構な高額になりますし、研ぎの環境を整える事も必要で、研ぎ技術を学ぶ必要も出て来ます。

それらを考える事無く、プロにお任せを頂ければ、最初からいきなり高レベルな研ぎの刃物を体験頂けます。

特に良質な刃物にこだわりたい方は、そこで多くの金額が必要になりますから、その他にお金をかけるのも大変になります。

プロだから自分の刃物は自分でと、過去に良く言われてきた部分はありますが、現代では餅は餅屋のような感じで、研ぎは研ぎ屋にというプロが結構増えています。

そこに労力とお金を使うのであれば、刃物を使う仕事の部分に多くの時間を費やす事で、より技術力を伸ばせる可能性も出てくると思います。

 

2025年1月28日 (火)

刃物が切る時に必要な事は?

刃物が何かを切る時に、私が感じ取る内容からすると、入り口がないところに入り口を作り、切り進んで行く事が必要です。

色々な動画をお客様からご紹介頂き、どんなものなのかと見る機会がありますが、大抵は刃物が切る時に、入り口を探している感じに見えます。

切れる所を探せば、いずれ切り込めますが、その先は更に頑張って切っているというのが、私から見えた刃物の切れ方としては多いです。

鋭さだけを求めれば、入り口はどこにでも作りやすそうに見えますが、実際は刃先強度の問題により、余計に入り口を探せなくなる事があります。

逆に刃の強さだけ求めれば、入り口をどこにも見つけにくくなり、無理に入り口を作るしか無くなるというのもあります。

良い刃物に対しバランスの良い研ぎを入れると、入り口は見つける必要もなく、何も考える事も無かったりします。

むしろ、なぜ何も考えずに使えたのか、そこを色々と考える事になるでしょう。

 

2025年1月27日 (月)

ご利用に感謝致します。

今まで当店で刃物研磨のご依頼を頂き、世界が変わった、刃物の切れ味を本当の意味で知った、自分の研ぎではまだまだだと理解出来た、など、単純に研磨が良かったというご意見だけではなく、色々な形で勉強になったというお話も多く頂いています。

刃物を使いこなすと言われるお話は、最終的な結果論になる事で、その手前には多くの難関が待ち構えています。

そこを正しくクリアしなければ、理解する事や使いこなす事には繋がらないと考えます。

何事も一言で言ってしまえば、簡単に思える事も多いのですが、実際は段階が色々あって、その深みを抜けてからこそ、本当の意味での理解や使いこなす結果が見えてくるでしょう。

私が行う研磨の世界は、使って楽しくストレスが無い事も大切だと思っていますし、何かをそこから読み取って頂けるような、不思議なものを含められればと思って、日々色々な事を考えながら、刃物と向き合っています。

現代では相当珍しいと言われますが、刃物と砥石と研磨や研ぎに関して、幅広く取り扱い研究をしていますので、一つの刃物だけを取り扱うのとは違ったものを多く見せられるかと思います。

 

2025年1月26日 (日)

期待をしない方が楽しめます

刃物や砥石に関しては、どうしても体験をしてからの購入が難しいです。

その為、謳い文句に期待をもって購入される事と思います。

実際に購入して、思った結果にならない場合、騙されたと思うケースも耳にした事があります。

その製品を購入した方達が、どのように考えるのかという所と、メーカーがどうしてその謳い文句をつけたのか、そこを見て行く事で、双方に色々な答えを導き出せます。

お互いにどの辺りのレベルを見ているのかがそこは重要なので、読み解く為にはその業界の製品の理解がまず必要だと思います。

その一致や不一致を楽しむのも面白いかもしれません。

 

2025年1月25日 (土)

現実的なお話をしましょう

刃物や研ぎは遊びではありません。

実際に刃物を実用としてお使いになる方がいらっしゃり、それに対する刃物の研磨や研ぎとして、私は真面目に取り組んでいます。

特にプロ用をベースに始めた事もあり、プロからの評価も高く頂いており、もちろん一般のお客様からも同じように良い評価を頂いています。

刃物を研いでまともに使えるようにする為に、色々な刃物や砥石や研ぎの研究や勉強を重ねてきていますし、使用に対する勉強もしてきていますので、使用者側の立場としての目線としても客観的に見るようにしています。

本当にその研ぎは良いと言えるのか?

その研ぎは使い物になるのか?

その刃物に対してその研ぎを行う事でマイナス面は出てこないのか?

他にも色々な事を考えながら、作業を行っていますが、数多くの刃物や研ぎと出会っている方は、特に当方のその研ぎに関して、意味のある研ぎであるとおっしゃって頂けています。

見せかけの研ぎではなく、ただの数値化された無意味な検証でもなく、私が考える現実値という形で実用を見る事は、本当に大切だと思います。

いつかその現実に触れて、こういう事だったんだと気付いて頂ける機会があれば幸いです。

 

2025年1月24日 (金)

切れ味のタイプの違い

刃物の研ぎは色々なやり方があり、結果も様々ですが、好みの切れ味はどんなものでしょうか?

・切れている感覚がはっきりしたもの

・しっとりと切れていく感覚

・抵抗感無く切れる状態

研ぎを色々と変えて使える刃物の場合には、これらの状態は良くある事でしょう。

どのタイプがどの研ぎになるか、ここでは割愛しますが、研ぎ変えをする事は十分に可能なお話です。

用途や使用に求める状況に合わせ、色々な研ぎが出来るようになると、作業効率や使用に対するストレスを回避する事が出来ます。

色々と試しながら、この刃物でこの仕上がりを求めるのであれば、こうすればいいんだというのが見つかるよう、考えながら色々試してみてください。

それが想定通りに毎回変える事が出来るようになれば、刃物の性質と研ぎの理解に一歩近づくと思います。

 

2025年1月23日 (木)

組み合わせは重要です

刃物と砥石の相性の問題は大きく関係性があります。

その為、いずれも良いものを使う事がまずは重要です。

また、刃物と砥石のいずれかが良く無い場合、不足している方をどこまで引き上げるのかで、最終的な結果は大きく変わります。

刃物に合わせて砥石を選ぶ事をする方は多くても、砥石に合わせて刃物を選ぶ方は少ないと思いますが、これらはどちらでも可能性のある事です。

先に砥石の性能が良い事に気付いた方は、刃物のランクUPが必要になりますから、可能性はそれなりにあるはずです。

いずれにしても、どちらがどのくらいの性能を持っていて、どんな相手と相性が良いのかは、判断が非常に難しい部分なので、その辺りは専門家に相談をしてみるのも良いでしょう。

もちろん、そこで商品の購入する事を前提としてです。

 

2025年1月22日 (水)

ここ数年の研究結果は非常に良く出ています

切れ味と永切れの両立は、私の中では大きなテーマとなっており、それに関する研究はずっと行ってきました。

一時期は切れ味のみを追求するような、刃の鋭さや細かさなど、そういった部分の研究も行っていましたが、実用性を考えるとそれでは総合的な評価には繋がらないので、特別なご要望でもなければそのような研ぎは行う事はありません。

切れ味の出し方は、色々な方法がありますが、刃物の種類により必要な要素が異なる為、それらに合わせた永切れの開発は、非常に難しいものです。

色々なご意見を参考に、開発と評価を頂いて試して来た中で、多くの失敗もありましたが、今はかなり良くなっていると言えるでしょう。

特に日本刀類と包丁類に関しては、そのバランスが高く評価されており、ぱっと見では特別何かが変わる感じはしないのに、使ったら全く違う性能の刃物になっていたというご意見も増えています。

それぞれの刃物に対し、使用に関する知識と経験がありますので、ただ研ぎの加工が上手く見えるような作業をしているのではなく、それが本当に良い結果になる事を計算出来ますので、その辺りの差はかなり大きいと思います。

違いを感じたい方は、是非ご利用ください。

 

2025年1月21日 (火)

粗悪な砥石は研ぎの苦労が多くなります

過去に数百丁の砥石を触って来た経験から、砥石に関するアドバイスを行う事も多くあります。

これは一般向けとして、砥石を使うプロや素人相手であったり、砥石を製造するところからの検証や評価依頼なども行ってきており、その道としては経験は幅広くある方でしょう。

いやいや自分はもっと色々な砥石をとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、幅広く刃物を研ぎ使い、それらに合わせた研ぎの違いも作り出している事から考えると、一種類の刃物だけでの範囲の方達とは、全く範囲の広さが違う事は明白です。

その経験を活かし、現在は砥石の販売も行っていますが、用途や好みのお話を伺って、それに合わせての砥石の選択や研ぎの流れのお話は、かなりご好評を頂いています。

良いと言える砥石は割合的にかなり少ないのが現状なので、とりあえず砥石という名の付いた製品を買うだけでは、後悔が大きいと思います。

苦労して研ぎの技術を向上してきて、今でも一生懸命真面目に研いでるのに、どうしても良い結果が出ないとおっしゃる方の中には、砥石が悪い事により希望の結果に近づいていない事が多いです。

また、研ぎの知識として流れが必要になりますが、極端に#(番手)を飛ばしていたりすると、その#に仕上がっていない事がほとんどですから、しっかりとした段取りを作れるように砥石を揃える必要があります。

砥石が高いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、一度買えば直ぐに無くなるようなものではないので、最初にしっかり揃える事をおすすめ致します。

 

 

2025年1月20日 (月)

ヤスリ棒より砥石です

海外ではヤスリ棒により洋包丁の研ぎが多くありましたが、近年は砥石での研ぎに変わりつつあるようです。

その理由としては、日本の刃物が使用されるケースが増え、硬度の問題で研ぎ棒がかかりにくくなった事が挙げられます。

また、まともな切れ味をと思えば、砥石で研ぐ事が一番良いですから、繊細な料理の為に砥石で研ぐ事はもちろん必要だと考えます。

和包丁はもちろん、手研ぎによる砥石での研ぎが必須ですが、洋包丁系も同じように砥石で研げるようになると、かなり切れ味を体感出来て、細かい作業にも使いやすくなります。

なお、研ぎ器の使用により、刃先が割れたり大きく波打ってしまうなど、悪影響を大きく及ぼしてしまったものの修理依頼はそれなりに多いので、使用するのは辞めた方が良いと思います。

また、研ぎ器で研いだ刃物から出た金属カスや刃返りが、食材に入り込んでしまう事もあるので、そういった面でも良くありません。

砥石で研いだ場合でも、もちろん刃返りは綺麗に取り切れるような研ぎを行う必要はあります。

細かい配慮のされていない研ぎを行った刃物は、口にするものには使いたくありませんね。

 

2025年1月19日 (日)

もう少し後をもう少し早くに

ご自身で刃物の研ぎを行う方は、面倒だとおっしゃる方もいらっしゃいます。

面倒に思うと切れ味が落ちてきても、もう少し使えるところまでこのまま使おうと思ってしまうケースが多いようです。

実際にこのパターンだと、研ぎが面倒に感じたり嫌になってしまう事もあるでしょう。

刃物を気持ち良く使う為には、研ぎは早めに行う事をおすすめしています。

先送りすればするほど、研ぎはどんどん大変になりますので、余裕をもって早めに研ぎを行った方が、後の大変さは減ります。

また、定期的に整形や修正の研磨や研ぎをご依頼頂ければ、普段の研ぎはかなり楽になると思いますので、大きく崩れる前にお出しください。

100%自分自身で研ぎ使うのは、かなり大変な事ですから、定期的なご利用で確実性と楽を手に出来ます。

 

2025年1月18日 (土)

出来る限り良い刃物をお使いください

良い刃物とは何か?

そこからの説明は今回割愛させて頂きます。

良い刃物ではない物を使うと、何が良く無いのか?

刃としての性能が必要な域にないと、研いでもまともな刃が付かなかったり、切れ味の持続が全くしないなど、そのような症状が見られます。

そこまで求めていないしまた研げばいいから・・・とおっしゃる方は、それで良いと思いますので、この件はスルーしてください。

研ぐ回数を減らしたい方や、気持ち良く使える状態を維持したい方は、どうしても刃物の性能に頼るところが大きいので、まずは最低限度のラインとして、良いと言える領域にある刃物をお使いください。

また使う砥石により、良いと言えない刃物も比較的良い結果になりやすい時代にはなりましたが、それでも良いと言えるものを同じように研ぐと、その差は歴然となります。

刃物や砥石や研ぎに関する範囲で、全てを最高に持って行く必要はありません。

必要な事や求めるラインに合わせ、それらを組み合わせて結果を作るようにするだけで、十分な満足を得られますから、そこがどの辺りになるのか、ご自身を知る必要はあると思います。

 

2025年1月17日 (金)

色々な分野の専門家

こうして仕事をしていると、色々な分野の専門家の方と知り合う事が多くあります。

分野が同じであろうと、違っていたとしても、非常に勉強になる事は多く、向かう姿勢や思いなどを知ると、私ももっと頑張らなければと思います。

苦手の克服はかなりしてきましたし、得意な部分も伸ばす事はしてきましたが、まだまだ足りない部分は多いです。

評価を頂ける事は素直に嬉しく思いますが、それに甘んじる事無く、今後は更なる技術の結果としてお見せしていきたいと思います。

 

2025年1月16日 (木)

凄い事より良い事を続けていきたいです

私が思う刃物の研磨や研ぎの世界は、凄い事をしたい訳ではありません。

良い結果になる事を確実に続けていき、それがご利用を頂いた方々の喜びや安心や安全に繋がる事を目的としています。

その為、目立つ事や派手さよりも、技術の向上や作業時間に多く振り、地道にレベルを高めて来ました。

売り込みや宣伝を大きく行う事はせず、必要と理解のある方々の為に、ただひたすら刃物と向き合う形をとっています。

どんな分野でも、本質を知る方達は、地道で地味に活動を続けていらっしゃる方が多いです。

それが全ての答えだと思います。

私も多くの方々から、色々な事を教わってここまで来ましたが、主軸となる部分は実用の一択でずっと来ています。

気持ち良く使える刃物として仕上げる事が重要だと考え、性能を引き出す研磨や研ぎを行っています。

それ以上の事は何もありませんが、必要な事をしっかりと行う事すら難しい時代ですから、そこは絶対に捨てずにやっていきたい部分です。

 

2025年1月15日 (水)

研いでも落ち着かない切れ味の原因

毎回のように真面目に研ぎを行い、刃物がまともに切れない原因についてです。

僅かな誤差も気になる方はいらっしゃると思いますが、今回は明らかに違いが出てしまう例のお話になります。

まずその理由からお話をしますが、原因はまず99%のケースは、研ぎが安定していない事が挙げられます。

・研ぎ始めの状況確認が出来ていない

研ぎ始めは本当のその砥石からで大丈夫ですか?

もう一つ荒めの砥石からスタートか、もう二つ荒めの砥石からスタートの方が良いという可能性はありませんか?

・研ぎの角度が違う

前回良かったと感じた研ぎと角度は同じくらいですか?

研ぎが不安定になり角度固定がぐらついて的確な範囲から外れていませんか?

・段階を踏んで研ぐそれぞれの仕上げが甘い

砥石の#1000の研ぎは完璧と言えたけれど#2000の研ぎが甘くなり#1000の傷が残り、#5000で取る事が出来なかった可能性など、そのような可能性はありませんか?

などが主な要因となります。

刃物が部分ごとに明らかな性能違いが無い限り、これらの要因を回避すれば、それなりに同じような仕上がりで安定はすると思います。

特別な切れ方をするようなプロの研ぎは、一般だとなかなか難しく、ただ切れ味は出せても、永切れには繋がらない事が多いので、ただ切れるだけを求めると、大きな失敗を生む可能性があります。

その辺りは十分に考え、良い研ぎとは何か、バランスをどうすれば良いのか、色々と試してみてください。

 

 

2025年1月14日 (火)

質感

ステンレス包丁の研磨や研ぎのご依頼の際に、性質についてのご質問を頂く事が良くあります。

良いステンレス包丁の見分け方を教えて欲しいという事ですが、見た目だけでの判断はかなり難しいです。

加工をしてみて、実際の硬度を見たり、靭性を感じ取れれば、ある程度の範囲まで性質は絞れますが、見るだけだとかなり難しいお話になります。

あとは、持って見た時に厚みやサイズから見た重量感や、仕上がりの磨き具合とそれに対しての光沢などで、なんとなくは分かりますが、それも自分での加工に入ってみないと、答え合わせは出来ません。

見た感じの質感と、実際に触ってみた時の質感は、ある程度は一致するのですが、稀に大きく離れた物に出会う事もあります。

どんなモノでもそうだと思いますが、質感というのは非常に重要で、その質感だけで商品を選ぶ方もいらっしゃいます。

私が刃物を選ぶ場合、性能で見る多く、見た目はあまり気にしない事が多いのですが、皆さんは何を基準にして刃物を選んでいますか?

 

2025年1月13日 (月)

サビはどこまで取った方が良いのか?

表面的な薄いサビに関しては、軽く磨き剤などで落ちるものとして考えれば、その程度の処理でも大丈夫だと思います。

気を付けなければならないのは、綺麗に落ちたと判断しても、実際は見えないサビが残っていれば、そこからまた発生してきますので、余分に磨き込んで良く確認する事が大切です。

浸食サビの場合は、表面を磨く程度では落とせず、奥まで入り込んでいる状態ですから、簡単には取り除けません。

プロが使う磨きの種類の中には、多少深めの浸食サビも、綺麗に取り除けるものはありますが、そこにサビによる浸食の痕跡は残りますから、そこには汚れや水分が溜まりやすく、次のサビの原因になる可能性はあります。

形状や用途の問題で、サビ部分をしっかりと削り落とせない刃物の場合、サビ除去剤を使用し、サビを根源から取り除く事はありますが、これはやむを得ない処置として考えています。

ですから、削って磨いて直すのが、理想と言えるでしょう。

欠けも同じで、ちょっとくらいと思っていると、そこから欠けが広がったり、研いで使い続ければ直るだろうと思っていても、いつまで経っても取り除けずにストレスになる事もあると思いますから、やはり一旦削り取って綺麗にして、そこから刃付けをしっかりした方が、気持ち良く使えると思います。

 

2025年1月12日 (日)

最近の大きな変更箇所を一つご案内します

家庭用でよく使われる三徳や牛刀やペティ、洋包丁の各種に対して、新しい研磨を導入済みです。

一部のお客様にはお伝えをしていますが、加工自体のやり方を大きく変えたのではなく、同じようなやり方の中でも変化を加えた形です。

一般的に良く行われている加工方法に比べ、表面的な揃いは少し落ちますが、その分精度と狙ったバランスを崩しにくく、気持ち良く切れやすいの特徴です。

ある程度のランクの洋包丁系であれば、それなりに身のバランスは良く作られていますが、そうではない場合のものを直すのは、かなり大変な事です。

欠けやサビ、大きな歪を直す際には、結構多く削ったり調整が必要になりますから、そういった場面での調整は、丁度無駄なく行えますので、ある程度の直しが必要な場合に、新しい研磨を使用します。

それ以外の場合は、今まで通りの方法で、極力無駄に削らず、性能を出せる範囲での加工になりますので、100%ではないとお考えください。

 

2025年1月11日 (土)

使い方次第

刃物の研ぎをどのように設定するかは、個人によって違いがあります。

好みの刃は色々とあると思いますし、切れ味や強度をどのように考えるのかでも違いが出てくるでしょう。

私は過去に、切れ味をとにかく優先するような研ぎにはまり、その後バランスをどう合わせて行くかを研究もしました。

最初に皆さんが良くやるのは、今のように切れ味をどう出すか、使う砥石をどんどん細かくしていき、微細さを求めるケースが多いです。

その辺りは色々な範囲で見て行くと、多くの方が初期段階という目で見ています。

性能を知ると、細かさをただ求めたり、切れ味を異常にして永切れを捨てる事が無意味だと考える方が多いからです。

色々な知識と経験を積んでいくと、そこは早い段階で脱して、使用に対する性能バランスを持たせる為に、刃は荒い方へ戻っていき、強度もそれなりに考えるようになります。

分かりやすく言うと、超仕上げクラスの砥石を使うにも、用途によっては確実に必要ですが、そうではない範囲は実際はかなり多く、そこそこの仕上げでその代わりしっかりと仕上げきってあり、刃が整って潰れていない状態を上手く作れれば、良く行われている曲芸のような事は大抵出来ます。

つまり、そこまで必死にやらないと、その切れ味が出せないという事は・・・。

過去に色々とお話をした方は、#8000~#15000やお気に入りの天然砥石で研いで、かなり自信のある切れ味だったようですが、私が#5000で研いで刃先を整えたものより、実際は切り込みと斬り抜けの感じが出ていませんでした。

多くはこういうパターンになります。

切る時に入り口はありませんから、どこかに入り口を作りますが、入り口を探して切っているようではダメなので、自由に入り口を作れる刃が必要です。

それを考えると、綺麗に切れる研ぎとは何かが、見えてくるのではないかと思います。

普段はそこまで求められず、永切れを気にされる方が多いので、あえて控えめな刃にしてお渡しする事が多いですが、ご要望に合わせて研ぐ場合には、使えば納得の状態には収まっていると思います。

 

2025年1月10日 (金)

高い評価を頂きました。

昨年に日本刀研磨で納品をさせていただいたお客様から、大変高い評価を頂きました。

居合抜刀用面精度研磨の斬れ味重視をご利用の、上級者のお客様ですが、斬れ方としての斬り込みと斬り抜けや、永切れ共に良い評価で安心しました。

色々な方のご意見と、自分自身による試斬の経験を基にし、今までオリジナルの日本刀研磨を開発してご提供をしてきましたが、現状では最上の成果を出せています。

使い手の技量に左右されるシビアな設定の為、斬り損じをしない上級者向けとさせて頂いていますが、それに準じたレベルの方からの評価は、全体的に見て非常に良い結果となっています。

また、日本刀の性質によっても、結果は大きく違ってきますので、基本性能が高い日本刀で、切断に適した形状がベースになっていて、研ぎシロが十分にある事も大切です。

今のところは、この日本刀では実現不可能とお断りをさせていただいた事はありませんが、今後はそういうケースも出てくるかもしれません。

総合的に良くしていくには、条件が整わないと難しいですから、その辺りを十分にご理解の上で、この特別な「斬れ味重視」設定をご選択ください。

まだそのレベルに達していない方は、上研磨としている「居合抜刀用面精度研磨 通常の磨き」をご利用ください。

その他、細かい設定を気にせず、使えればそれで大丈夫!とおっしゃる方向けに、納期が早く価格を抑えた「並」研磨が2種類ご用意してありますので、そちらもご検討頂ければと思います。

日本刀研磨のページはこちらです。

状況に合わせて安心してお使い頂ける拵の修理も行っています。

 

2025年1月 9日 (木)

寒波がきています

数日前から大雪の話題が出ていますが、地域によっては除雪が追い付かない状態だそうです。

今週末はこの問題が一番危険視されていますので、大雪の予報が出ている地域の方は、十分にお気を付けください。

また、私の住んでいる地域は、毎日のように路面凍結温度となっており、霜柱もそれなりに育つ日が多いです。

昼間で日が当たってる場所なら問題ないと思いますが、夜中や早朝にこの辺りを通る方も、スタッドレスが無いと急に路面凍結で滑る可能性がありますので、十分にご注意ください。

夜中は道路にライトが当たると、キラキラ光っている日もありますので、そういう日は特に気を付けましょう。

 

2025年1月 8日 (水)

今年は何か面白い商品が出てくるでしょうか?

いつでも刃物や砥石の情報は色々と調べていますし、外から情報も入って来ます。

内容を見て、とりあえず試してみるか、それともスルーするかを決めていますが、多くはスルーです。

とにかく何でも試す事は、今はもうしませんので、可能性のありそうなものを優先します。

あとは色々な評判が出回るのを待つ事もありますが、使わなくても大体が予想通りの事が多いです。

ある程度まで幅広く把握して来ると、大体の見る目はつきますので、とにかく最初は数を見て触って、それから段々とこのような感じにして行けば、無駄はかなり減ります。

 

2025年1月 7日 (火)

問題なく作業は出来ています

少し仕事から離れた事で、まともに研磨や研ぎや色々な加工が出来るか、少し不安がありましたが、全く何も変わらずに出来ています。

毎日ひたすら刃物を触り続ける日々と、数日離れた場合とでは、どうしても違いが出てしまうのではないか?と思ってしまうのですが、結果を見て安心をしています。

不安を持たないより、不安を感じて慎重に状況を把握する方が、間違いはないと思っていますので、大丈夫とは簡単には思いません。

 

2025年1月 6日 (月)

本格的に稼働

今日から本格的に作業を開始しています。

かなり気温が低く、作業するには体が固まってしまう感じがしますが、動き始めると暑くなるので、体が慣れたら全く寒くは感じません。

休憩を取る時間は一気に体が冷えてくるので、風邪を引かないように気を付けなければですね。

ブログの方も少しずつ、内容を技術の方に切り替えて行こうと思いますので、宜しければ引き続きご覧ください。

 

2025年1月 5日 (日)

本日より営業を開始致します

年末年始でお休みを頂きましたが、本日より通常通りに営業を再開致します。

ご利用に関しましては、昨年までと変わらない形となりますが、ご新規でのご利用のお客様は、店頭をご利用の場合と、ネットからご利用の場合で、HPにご利用方法が記載されていますので、ご確認の上でご利用を頂ければと思います。

 

2025年1月 4日 (土)

仕事の準備

明日の開店に合わせ、色々と準備をしています。

私は一年を通して、休みと言える休みは年末年始だけですから、何か大きな準備が必要になる事もありませんが、色々なメンテナンスや普段使うものの確認をしたり、いつお客様からご依頼やご注文があっても対応できるよう、不足が無いかの確認も大事になります。

大袈裟に言えば、僅か数日でも刃物の研磨や研ぎから離れると、100%の技術は発揮できなくなってしまうので、少しリハビリのような事もやる事があります。

それはスポーツ選手が休まずにトレーニングするのと同じ感じでしょう。

あとは神経が緩んでしまう部分もあるので、集中力や意識を高めておくのも、プロとしてじゃ大事な事だと思っています。

 

2025年1月 3日 (金)

今年は結構使う予感がしています。

昨年はほとんど使う機会が無かった鉋ですが、今年は仕事の段取りを考えている中で、例年よりも出番が多くなりそうな感じです。

刃の研ぎはもちろん、台調整も重要ですから、その辺りはしばらく使っていない事を考えると、調整に時間はかかると思います。

何年か使わず放置してあって、台が割れていたという事は意外と多いようですが、可能な限り一年中で同じ気温と湿度で管理ができれば、理想ではあると思います。

刃は研いであったとしても、自然劣化はありますので、使う前に研ぐ必要はあるでしょう。

 

2025年1月 2日 (木)

包丁が切れるのはやはり必要です

年末年始は毎年のように食事を色々と作っていますので、直接包丁を握る機会が増えます。

特に手の込んだ事も多少はやりますので、そういった場面では、包丁の使いやすさや性能がはっきりと出てきます。

普段使う包丁は、さほど高価なものは使いませんが、それでも管理はしていますので、状態は決して悪くはありません。

一日に包丁を使う時間が長くなればなる程に、細かいところが気になったりもしますが、一般的な包丁の管理と比べれば、かなり良い状態で常時使えるようにはなっていますから、思うように包丁は使えます。

特に切りにくいとされる鶏の皮や長ネギであったり、白菜やニンジンや大根なども、包丁の具合ははっきり出てきます。

肉や魚に関しては、柔らかさがありますから、切れ味の問題だけに重点を置かれる事が多いと思いますが、野菜類に関しては、刃の入りと切れる時の曲がり具合など、その辺りは意識しなくても切りやすい状態が好まれます。

刃の左右バランスに関しては、特別に設計でもされていない限り、丸みの位置や面の構成はほぼばらついていますが、それでも大きく曲がらずに切れれば良しとしても大丈夫です。

 

2025年1月 1日 (水)

あけましておめでとうございます

本年も佐藤研磨店を宜しくお願い申し上げます。

今年は色々と進めたい事が沢山ありますから、より一層お客様に喜んで頂ける内容を増やしていきます。

徐々に進化をしてきた内容も一気に進んだり、全く新しい内容も始めたりできそうです。

今年も変わらずにご利用を頂ければ幸いです。

 

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