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2025年2月

2025年2月28日 (金)

納期が早いです

一般刃物の納期がかなり早くなっており、現在1週間程度となっています。

納期が長い時期はだいぶお待たせをする事もありますが、最近はだいぶ早くなっていますので、お急ぎの方は是非ご利用ください。

なお、日本刀研磨もだいぶ空いていますので、現在は全体的に納期は短いです。

並研磨類は一般刃物に準じた納期となっていますので、現在は最短の計算です。

また上研磨類も、かなり空いている方ですから、かなり早いと思います。

お急ぎの方も今なら十分にご満足頂ける納期かと思います。

なお、複数振りを同時にお申込みされる方も中にはいらっしゃいますので、納期が一気に先になる可能性もありますが、その辺りはご了承ください。

 

2025年2月27日 (木)

仕上げきる事

同じ砥石を使っても、人により切れ味や性能に差が出るのは、刃物が違うからという所がまずあります。

もし同じ刃物に対し、同じ砥石を使って、同じように研いだとしたら・・・。

そこでの差は研ぎの技術の違いです。

砥石を生かすも殺すも、使い手の技量に大きく左右されますから、ただ砥石に刃物を当てるのではなく、刃物がどうなって欲しいのかや、砥石をどう使うと希望に近づくのか、それを把握しておく必要性があります

言葉で書くと簡単ですが、これが出来ない方が多いです。

切れない刃物を必死に切れるように見せても、それは切れていない事を見せているだけなので、何も考えずに自然に切れる刃を作れるよう、まずは正しい研ぎとは何なのかを学んで行きましょう。

 

2025年2月26日 (水)

簡易的な切れ味テストと本格的な切れ味テスト

刃物の研磨で新しいものが完成したら、色々と切れ味のテストはしていますが、それが実際の場面でどうなるかまでは、テストが出来ない場合もあります。

例えば、刺身包丁の研ぎだったとして、刺身の柵を買ってきて切るテストをすれば、それは現実的なテストです。

その中でも、マグロの赤身と中トロ、白身系、などをテスト出来れば、大体の事は分かります。

あとはその柵の質をどう判断するかで、身の具合に合わせた切れ味の想定までいけます。

普段の切断テストだと、簡単に行うには、紙やティッシュを切る程度しか出来ませんが、出来る限り刺身包丁の例のように、色々と現実的なテストを行います。

その時に、どのように感じたのかが、どこまで紙やティッシュと同じ判断になるのかを、しっかりと確認します。

私の経験上、大きく結果がズレる事はありませんが、多少は思った状態とは異なる事もあるので、やはり現実的なテストは大切だと思います。

以前は良くお話をしていた、「現実値」と呼んでいるものは、数値では表せなかったり、数値では意味のないデータで見ないで、現実的な結果による判断をする事であり、このような本当にその刃物が使われる場面の想定で行う事も、現実値には必要なテストの一つになります。

 

2025年2月25日 (火)

どうしようも無くなったら研ぎに出しますか?

刃物の研磨依頼で、良くあるパターンなのは、自分でどうしようもない状態になってしまったから・・・という形でのお申込みです。

それまではご自身で研いで使っていて、どこをどう直して良いか分からなかったり、理解は出来ていても自分では作業が出来ない場合が多くあります。

また、何かを直そうとして、余計に悪化してしまった例も多くあるようです。

パタンーとして多いのはこの辺りですが、皆さんが研ぎに出され、戻ってきてお使いになって、良くおっしゃられるのは、もっと早く出していれば良かった・・・です。

何とかしようとしてなるものであれば、私達のような職人は必要無い訳で、そんな簡単に気持ち良く使える刃物に研ぐ事は出来ません。

刃物を使うプロの方でも、かなりの割合で私達のような職人へ依頼される方が多いくらいなので、本当に難しい部分が多く含まれています。

そう考えると、早めに研ぎにお出し頂く事は、かなりの労力をかけても結果に繋がらず、余分に直しも必要になりますから、刃物を一気に小さくする可能性が減る事もあり、色々と勿体ない部分が多いのです。

その辺りを考え、いつもお話している事ではありますが、早め早めにお出しください。

毎回研ぎに出される方には、どのくらいのタイミングで研ぎに出せばよ良いですか?と聞かれたら、切れ味が落ち始めたなと思ったくらいで!とお伝えをしています。

それでも結構な割合で、切れ味が落ちたと思った時期はだいぶ遅い傾向があるので、まだ使えるではなく、初期の気持ち良く切れる感じがなくなって来た程度で、研ぎに出して頂ければと思います。

 

2025年2月24日 (月)

鋼材による強みと弱み

刃物に使われる鋼(はがね)は鋼材(こうざい)と呼ばれるものです。

良く言われる鋼は、炭素鋼系を指す事が多く、白紙や青紙(正式には特殊鋼に属すが炭素鋼ベースの為こちらに同一化される事が一般的には多い)や黄紙などがそれにあたります。

ステンレスは、ステンレス鋼や特殊鋼系があります。

あとは粉末鋼系として、粉末冶金と呼ばれる粉末を混ぜ込む方法で作られた鋼材です。

鋼材の種類により、サビやすいものとサビにくいものがありますが、炭素鋼系とステンレス鋼の一部、粉末鋼の一部は、サビに弱いです。

それ以外のものは、サビにくいものが多いですが、サビない訳ではないのでご注意ください。

刃の切れ味に関しては、炭素鋼系は出やすいとされ、研ぎやすいのも特徴ですが、近年ではかなり硬いタイプも多くなっており、研ぎやすいかどうかは絶対の話では無くなってきています。

ステンレス系はサビに強いのが特徴とされますが、先に記載しました通り、サビやすいものも中にはあります。

刃の強度より靭性が高い部類が多く、繊細な刃に出来るタイプは少ないとされていますが、最近はステンレス系でも研ぎがかなり大変な変わりに、切れ味や永切れに特化したものも出てきています。

粉末系は全体的に強度重視のものが多く、繊細さには欠けるとされていますし、研ぐのも大変なものが多いですが、その分の刃の耐久性は特に高い系統が多いです。

細かく個別で書いていくと、大変な量になるので、簡単にだけ説明をさせて頂きました。

 

2025年2月23日 (日)

無駄を省いて技術に集中しています

私が行う作業は、全体的にコストが高くついています。

その理由は、良い道具を使い、道具の良いところだけ使う事や、気に入らなければやり直しも当たり前にしている為です。

一回で仕上げられないのは下手だからとか、そういうレベルのお話ではありませんので、その辺りは勘違いなさらないでください。

もう少しここがこうなればというのは、非常に重要であり、難しい部分でもあるので、細かい設定が必要な作業の場合には、出来る限りやれるところまでやっています。

細かい設定のお話になると、単価的に高くなる場合もありますが、それでもご満足頂けるケースがほとんどなので、お客様や刃物に合わせた研磨や研ぎは、十分な価値を持っていると考えています。

面白みという意味では、もっと展開出来る範囲もあるので、その辺りは少しずつ導入をしていきます。

昨年に公開予定だった新しいサービスの範囲は、条件付きで一部のお客様には開始をしていますが、なかなか設定が難しいという部分があり、そこのクリアーが今後の課題です。

 

2025年2月22日 (土)

結果で判断するのが妥当です

ネットや人から聞いたり見て知った情報を基にして、色々なお店を探されている方も多いと思いますが、そこには落とし穴も多いです。

検索では上位に来るようにする為にお金を払う方法もあり、それが人気であったり標準化された内容とは限りません。

私は今まで、宣伝に一切のお金をかけず、技術にお金をつぎ込んで来ました。

その為、お客様を多く集める事より、技術を多く学んで身に付け、結果で見て頂けるようになったと感じています。

色々なところへ刃物の研磨や研ぎに出され、不足を感じた方の多くが、当店に残ってくださっているのは、その違いだろうと思います。

まず第一に、お客様と近い使用者側の意識が強い為、通じるお話が多いとされています。

これは、私が刃物の使い手側として、調理をやっていた経験から、包丁屋や砥石屋に色々と行き、経験した事で不足を多く感じ、それを現在は自ら技術に生かしている為です。

刃物を作る側も研ぐ側も、使い手とかけ離れた事をやっているケースが多いので、良し悪しの基準がそこでは無いと思い、お客様との距離が遠い事にあります。

私は今でも使い手側に寄った考えを重視している為、この業界はこういう研磨が正解!のように言われても、それは違うと明確にお話が出来ますし、そういう結果にならない研磨や研ぎをご提供するようにしています。

1回でお客様の思う所に近づけるのは難しいので、最低3回はご利用頂き、それでもだめなら諦めてくださいとお話を良くしています。

もちろん、明らかにおかしな話になるような方向で、刃物の状況を大きく変える話になった場合には、それでは逆効果である事は素直に伝えますし、私が理解出来ていない部分は良くお話を伺って理解しようとする努力はしますが、それらが難しい場合には仕方がない事ではあると思います。

業界の外と中から見た刃物や砥石や研ぎの世界は、複雑な問題が絡み合っていますから、その辺りも踏まえた形で技術をご提供出来るようにしていますので、安心してご利用ください。

現在の改良と、将来の状態で見れば、将来は非常に大切な事ですが、まず目先の状態改善をしつつ、将来に繋がるような方法を取るのが、私は最善だと考えています。

いつまでも良い状況の確保はなかなかできないもので、かなりの高確率で研ぎにより形状や刃角や性質の劣化が見られますから、その辺りも踏まえた改善方法を重要視するようにしています。

 

2025年2月21日 (金)

早く研ぎを終わらせたい方は

刃物の研ぎを早く終わらせたい!

なるべく苦労を減らして研ぎを完成させたい!

そう考えている方は、かなり多くいらっしゃるでしょう。

そういった時には、私はダイヤモンド砥石をおすすめしています。

特に良質な刃物をお持ちの方の場合、砥石で研ぐにもそれなりの苦労があるでしょう。

ダイヤモンド砥石は良質なものが少ないですが、良いモノを選んで使えば、結果ははっきり出ます。

コスト的な問題で、ダイヤモンド砥石は使えないとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、時は金なりで考えれば、その分の対価はあると思います。

そして、長時間の研ぎでは、かなり疲労もあると思いますが、それが短時間になれば、その分の楽さも出て来ます。

全くコスト性に関係なく、楽をする事は不可能ですから、望む部分にはちゃんとお金は使いましょう。

当店でも良質なダイヤモンド砥石を販売しています。

極論を言えば、苦労はお金で買えるので、私達のようなプロの所にお出し頂ければ、欠けや歪も直ってお返し出来ます。

 

2025年2月20日 (木)

本当は切れるはずなんですが・・・

刃物の組織の話は、色々と言われている部分がありますが、何をしてもその刃物の性質は変えられないので、その中で使うしかありません。

きっちりと研ぎを行っても、まともな刃が付かない事がそれなりにありますから、その時は組織が原因の場合も多いです。

組織が悪いと、研ぎを行って砥石の研ぎ目が入って、研ぎがそれなりに整いを見せても、組織の悪さの影響で、刃付きが悪かったり、欠損のような刃が付かない部分が存在してしまう事があります。

これは研ぎに不足があるのではなく、どんなに研ぎこんでも直らない物だったりする場合、まず間違いないでしょう。

正しい研ぎが出来る方に、これは必ず確認してもらってください。

個人での判断では、研ぎに不足がある場合が結構多く、それを信じてしまう事により、良質の刃物が悪い刃物として扱われる事もありますから、そういった見解間違いは避けなければなりません。

 

2025年2月19日 (水)

どうすると良いのかはやってみるしかありません

刃物の中でも包丁類は、使用に対してシビアな部分が多くあります。

薄めの刃でありながら、切れ味と永切れを求められ、刃の形状や柄やハンドルのバランスなど、総合的に細かく見られます。

それぞれの包丁で、性能も大きく違いますが、それでも使用条件は同じに近づけないといけないですから、その為の知識や技術はかなり多く必要になってきます。

性能や質によっては、こうせざるを得ない・・・という状況も多く、その場合は高得点になる可能性を我慢し、使える範囲に収める必要性が出てくる場合もあります。

そういう時は非常に歯痒くなりますが、致し方ない事と思い、我慢と諦めをするしかありません。

良くあるお話ですが、この刃物はこう研ぐのが正解だ!と、角度や決まった砥石で固定したような事では、実用性を大きく失う結果となりますから、そうならないようにする事も、プロとしては選択が必要だと考えています。

 

2025年2月18日 (火)

刃物はプロ用が基準となっています

刃物の事でご相談は良くありますが、その中でも、鋼材や性質について、どのような判断をすべきかというのがあります。

難しい部分を色々と細かく説明をすると、かなり難しくていきなり理解するのは難しいと思いますが、分かりやすく言えば、プロ用の刃物として確実に上位に位置するような製品は、言い換えれば正しい範囲と言えるのかもしれません。

一部で特別に規格外レベルの物はありますので、そういったものは無しとして考えますが、標準的となっている鋼材や性質で見れば、その辺りは間違いがない範囲であろうという事だと考えています。

一般の為の製品をメインとして、プロ用がそこから違った形で進化する事は少ないですから、やはりプロ用を基準とする事は、一つのあるべき姿になるかと思います。

 

2025年2月17日 (月)

包丁が欠けるのは当たり前ですか?

先日お客様からのご質問で、どの包丁も欠けが毎回出来てしまいますがこれは当たり前に起こる事でしょうか?、といった感じの内容を頂きました。

元々調理経験者であり、研磨や研ぎのプロとして現在活動している私からしますと、欠けは通常は起こりにくい事と考えています。

その理由としては、いくつかありますが、まず初めに、欠けの原因の多くは、シンクや調理器具や器などにぶつけた事による損傷が多い事です。

つまりそれは、単純に使い方の問題であると言えます。

丁寧にとか気を付けてという言葉で済ませるのは簡単ですが、実際にそうならないように使う事は、確かに難しいのかもしれません。

しかし、器の上で包丁を使わない事や、硬いものを無理に切ったり、無理にこじるような使い方をしない事で、まずは注意力の問題以外の範囲は解決できます。

あとは包丁を使う場面で十分に注意する事が解決できれば、その時点で大体はクリアできます。

最後は保管管理ですが、綺麗に洗って水気を完全に拭き取り、包丁立て以外の場所で安全に保管する事が大切です。

キッチンに付属の包丁立ては、包丁を傷める要因が沢山ありますので、どうしても包丁を立てたい場合は、木や竹で出来た、個別で差し込むタイプの包丁立てをお使いください。

内部でつながっているようなタイプや、扉についているタイプだと、扉の動きで包丁同士ばぶつかって高確率で破損します。

可能な限り、購入時の箱に入れたり、引き出しのようなところにタオルやマットを敷いて、負担なく保管する事をおすすめしています。

次の理由としては、それぞれの包丁で用途が異なっており、その用途ごとの使い方を正しくしていない事が挙げられます。

過去に何度も記載をしていますが、例えば三徳包丁は、「肉、魚、野菜」の3種に使えると言われていますが、骨や皮付きのものを切る事を前提としていません。

もしそうであれば、ごっつい厚みや刃角になっていますし、それだとまともに使えなくなる事は、想像が出来るかと思います。

他にも包丁は多種多様で存在していますので、使い道に合わせてそれなりの数の包丁や、種類や研ぎ方を変えた包丁を用意しないと、良い結果にはならないと言えます。

プロの方が包丁1本だけで全てをやっていたら、それはプロとしてどうなのか?と見られるレベルの話ですし、必要に応じてそれなりの本数を用意していると思いますが、ご家庭でお使いの場合、そんなに数は用意出来ないでしょう。

それでも、三徳や牛刀(2丁以上)、ペティ、出刃、とこの辺りは多くの方がご用意されています。

研ぎや修理に出す際に納期を聞いて、包丁が一本しかないからと、稀におっしゃる方もいらっしゃるようですが、何事も一つで何とかしようと思うのは無謀な事ですから、最低限度の数の用意は必要でしょう。

凄く高いものを何丁もご用意頂く必要は無いと思いますが、せめて繊細に使う包丁と、雑に使う包丁の2丁くらいは、用意をしてお使いください。

欠ける事は当たり前ではなく、無意識に使っていても損傷しない方はかなりの数でいらっしゃいますし、刃物を欠損させてしまう事は使い方の問題を第一に疑われますし、道具だから損傷しても良いという事ではないというのを、心に留めておいていただければと思います。

 

2025年2月16日 (日)

楽をした研磨や研ぎでは、真面目な研磨や研ぎには勝てません

本格的な研磨や研ぎは、全体的に手の込んだ作業を行います。

とりあえず適当にこんな感じで・・・と作業をしたものと比べると、最後にどんなに良い研ぎを行おうとしても、その手前で結果が出ています。

そもそも良い研ぎが行える条件を作っていなければ、良い研ぎを行う事が難しく、その良い研ぎですら難しくて出来る方が非常に少ないですから、結果として全てが不足と言える状況になりやすいというのが現状のようです。

総合的な結果が切れ味や性能に変わってきますが、使い手側に立っていないとそれは理解できないでしょう。

つまり、作り手と研ぎ手と使い手の繋がりが上手くいかないと、結果は出てこないという事です。

総合的な知識と技術を合わせていくと、非常に良い結果になりますが、ただ研ぐだけではなく、使い手側の勉強もそれぞれしていますし、その為の研究も大きく生かされています。

誰かに言われてこうした・・・というだけの技術が多いのですが、当方はほぼオリジナルでの技術をご提供していますので、かなり珍しいとは思いますが、より使い手側に近い研磨や研ぎを行っていますので、実用で苦労された経験がある方は、かなりご満足頂けると思います。

 

2025年2月15日 (土)

確かに今まで無かったものです

当方の日本刀研磨をご利用のお客様の中には、長年ご利用頂いている方も多くいらっしゃいます。

過去の研磨と現在の研磨を比較し、その進化に対して、お褒めのお言葉や感謝の気持ちをお伝え頂く事も多いです。

試斬時の斬り損じや技の成功率の低さは、ずっと自分の腕の無さが原因だと思っていたのが、日本刀の歪(ひずみ)や研磨が悪いせいだった事が原因と分かり、自信を持って試斬が出来るようになったとおっしゃる方もいらっしゃいます。

また、腕で斬るものだとずっと思っていたけれど、腕だけでは乗り越えられない壁が多くある事を知り、考え方を変えたとおっしゃる方も。

刃物の性質と研磨の良さから、性能を引き出し合えて、更に使い手の腕があれば、これ以上ない試斬が出来ると思います。

斬稽古に関しましては、斬れない状態で無理に斬ろうとする事で、無駄な動きや無駄な力に頼る形となり、それが全てにおいて悪影響になります。

それらを教わって自ら体験し、体や動作に負担が少なくなるよう、年々改良を加えてきており、現在はかなり安定して今までで一番良い状況になっていると言えます。

腕の差がほぼ無ければ、あとは日本刀の性能と研磨の良し悪しの問題で、その結果は変わってきますので、順位を競っていらしゃる方や、基本の動作や試斬が問題なく出来ている方は、更に良い結果になるよう、是非当方の日本刀研磨をご利用ください。

技量の高い熟練の居合抜刀試斬をなさっている方々からも、今までの日本刀研磨とは別物とおっしゃって頂けている当方の日本刀研磨は、現代における日本刀を使った稽古や試合を陰ながら応援しています。

その違いをご自身で体感なさってください。

 

2025年2月14日 (金)

限界は低いけれど・・・

先日書いた、薄めに研磨した包丁ですが、想像よりはまあまあ刃はもった方でしょう。

ポリ系まな板を使っていますが、少し硬めではあるので、そこを変えるとだいぶ変化はあると思います。

いくつか候補はあるので、それを含めた検証に切り替えたいと考えています。

正直なところ、左右のバランスとしてみると、研磨は完全とは言えないので、もう少し丁寧にやり直そうかと迷っていますが、実用には問題がない程度で、まあまあ揃ってはいる方だと思いますから、包丁自体の基本はそのままで検証を続けようと思います。

 

2025年2月13日 (木)

不可能を可能にする事は出来ます

研磨や研ぎの範囲では、あちらこちらで不可能と言われたというお話の内容を、いくつも当方で可能にしてきました。

やりたくないのか出来ないのかは分かりませんが、そういった難しいとされる範囲の事でも、上手く出来る可能性は十分にあります。

明らかに無謀な事でなければ、やってみる価値はあるかもしれません。

 

2025年2月12日 (水)

課題を増やしました

今後の研究課題を一つ増やしました。

現段階では何についてなのかの言及は避けますが、幅広く活用出来る可能性のある事です。

今までやって来た事の延長線上ではありますが、もし確実化出来れば、新たに一つの強みには出来ると思います。

本質を見抜く力がある方達には、特に成果が大きく見えてくると思いますので、是非成功させたいと思います。

 

2025年2月11日 (火)

限界を求めない方が良いです

刃物に対して無理に性能を引き出そうとするお話が多くあります。

色々な方向性の考え方はあると思いますが、無理に何かに特化しすぎると、そもそもの総合性能が落ちます。

そして限界を求める研ぎを行うと、元に戻せなくなるような事も多くありますから、極力バランスを重視した内容での研ぎをおすすめ致します。

また、良く勘違いをされているのは、とにかく細かく研ぐ事で、切れ味を良く出せると思っている例が多いのですが、それは大きな間違いです。

切る素材ごとに、適切な刃の荒さがありますから、それを知るとただ細かいだけの刃は無意味である事が分かるでしょう。

それを理解する人達は、早い段階で細かい方面を抜け出していますから、その辺りでもレベルの違いは直ぐに判断できます。

 

2025年2月10日 (月)

販売中です

現在は一振りだけ、日本刀の販売があります。

登り龍の彫刻が入った、現代刀の美術刀となります。

博物館での展示も行われたレベルのものですので、安心してご購入ください。

現代では彫刻入りの日本刀の多くが、海外に流出してしまっており、健全な品は非常に少ないとされていますので、貴重な一品と言えると思います。

宜しければこちらからご覧になってください。

 

2025年2月 9日 (日)

とりあえず二日間そのまま使いました。

先日書いた自分の包丁2丁を研いだ件ですが、昨日と今日の二日間、いつも通りに使いました。

初日は問題ありませんでしたが、今日の途中から薄く研いだ1丁は切れ味が明らかに低下し始めました。

刃先だけでも鈍角にすれば、そこそこまでなら強度感は出せるのですが、それもほぼしていませんし、みじん切りが入った事で、刃の消耗がはやまった部分はあります。

ただの切断だけだと、そこまでではありませんから、余計に多く包丁をまな板に当てる行動は、どうしても刃の劣化が進みます。

ちなみに、この切れ味の低下ですが、通常の使用では問題ないレベルです。

ではなぜそれを劣化したという表現にしているかというと、初期の切れ味を基準とした場合、それがあまりにも切れる感覚のある刃に仕上がっていて、そこからの落ちが大きく感じる為です。

通常の研ぎの範囲程度なら、これでもまだ初期より切れる状態であると表現する方が、多分多いのではと思うくらい切れてはいます。

それでも通常では無い研ぎでしたから、この低下は大きく感じるのです。

この流れだと、多分3週間以内には、研ぎを行う事になると思います。

毎回使って研ぐくらいが、気持ち良く包丁を使う流れではありますが、料理を仕事として行う立場ではありませんので、ある程度の切れ味の流れを見てから、ストレスにならない程度で研ぎを行おうと考えています。

 

2025年2月 8日 (土)

しばらくぶりに研ぎました

自分の刃物の研ぎは、いつも後回しになっています。

他に色々とやる事がありますし、自分の刃物で今試したい事はほぼ無いので、ただ日頃から使っているというだけになっています。

このただ使うというのは、何も意識せずに使ってどう感じるかが問題で、使用に対してのストレス度合いがどれくらいなのかを考えています。

切れ味が低下し、なんとなく軽くだけ研いで刃を簡単に復活させ、その状態で使う事を続けて行くと、段々と気持ち良く使える刃では無くなってきます。

今回は、日頃から良く自分で使っている包丁を、半年ぶりくらいにそのような状態からの改善をしました。

今回は忙しさの影響から、刃先ばかり研ぎ続けていましたので、段と厚みを取り除き、普段の加工よりもかなり薄めにしました。

そこまで薄くというのは、普段はほぼやらない研磨になりますが、ようやく試したい事が見つかった為です。

この先半年~1年、この状態からの手研ぎのみで、いくつかの事を試していきたいと思います。

ちなみにこの包丁は、上の中程度に属す性能のステンレス系の包丁です。

極限を求めるような薄さにはしていませんが、まあまあ薄くしていますので、これを中級程度の包丁に作業した場合、刃がボロボロになったり、まともな切れ味が出せないような状態になります。

間違っても薄い刃が良いという事はありませんので、あくまでテストの為ですから、皆さんは決して行わないでください。

後に戻す事は出来なくなります、取り返しのつかない事になりますので、。

 

2025年2月 7日 (金)

しっかりと研ぎを行ってください

研ぎをご自身で行っている方で、切れ味が出にくいという方の場合、まず手が安定していない事がほとんどの問題になります。

例えば上手い方が30往復で完全に研げる状態だとして、100往復しても研げていない事が多いでしょう。

その理由は的確に刃角を固定して研げない事で、刃先に到達すると研ぎが出来ず、余分なところを研いでしまったり、一度お越し過ぎた刃先の先に砥石を当てるには、段や丸みとなった部分を取り除く必要性がある為です。

それが出来るようにならないと、いくら研いでも無断に砥石と刃物を減らすだけになりますし、時間も異常にかかる事になるので、その辺りは回避出来るようにしていきましょう。

また、良質の砥石を使う事と、面直しを確実に行う事は、大前提のお話です。

 

2025年2月 6日 (木)

拵の嘘

「日本刀の拵は簡単に取り外してメンテナンスが出来る」

これは正解でもあり、間違いでもあります。

この、日本刀の拵(こしらえ)を外す必要性は、実用刀としてはあるのでしょうか?

刀身を最優先とし、拵は作り直せば良いという考えで言えば、確かに正解かもしれません。

しかし実用刀の場合には、安全の事もありますし、使用に対しての音や緩みによる事の方が、明らかにマイナスの部分と捉えられますので、間違いとも言えるでしょう。

拵の緩みがあると、そこから更に緩むのはかなり早い段階です。

そもそも動かないはずのものが動けば、どんどん緩みを広げてしまう事は誰もが想像が付くでしょう。

緩みが無いものは、そこから最初の僅かな緩みに繋がるところまでが遠く、更に緩みが広がるまでにはかなりの時間があります。

日本刀の拵は、実用として使う場合、毎回外してメンテナンスをし、白鞘に納めている方もいらっしゃるようですが、それは明らかに長期的に使わない場合であり、毎週何回か使うようなパターンの方の場合、拵を外して着けてを繰り返せば、簡単に緩みが始まる可能性があるので、決しておすすめしません。

更に細かく説明をすると、長くなりますので、このくらいにしておきます。

当方では、拵の修理や調整として、極力動きの出ない固定力の高い加工修理を行っています。

目釘が無くても抜けないくらい、しっかりと固定され、振った力がしっかりと刀身に伝わるのが特徴です。

それにより、当方で研磨した日本刀の性能を、更にしっかりと引き出してくれます。

拵は自分でやるから・・・とおっしゃる方も結構いらっしゃるようですが、原理を理解していない方の調整は、ただ音が止まっただけであって、固定とは無縁の加工がほとんどです。

本格的にしっかりとした加工修理を行うと、振りも試斬も別物に変わります。

その為の当方の技術による加工は、新品作成時よりしっかりしているケースも良くあるくらいなので、是非とも日本刀研磨と合わせ、拵の修理もお受けください。

今まで簡単な試斬ですら、当たり前に斬れなかった理由は、ご自身だけではなく、刀身や刀身の研磨や、拵の設定にあったという事が、実感できるかと思います。

正しい状態での稽古や練習により、間違った使い方から起こる悪い結果を、早期に解決へと導いてくれる事でしょう。

私自身も過去に試斬の練習や研究を行い、色々な条件下で試していた時期がありますので、実体験としても嘘偽りの無いお話です。

 

2025年2月 5日 (水)

違いは確実にあります

以前、日本刀研磨をご利用のお客様より、ご意見を頂戴しました。

「居合抜刀用面精度研磨」の「斬れ味重視」をご指定頂き、作業をさせて頂きました。

斬り込みと斬り抜けはかなり良く、それでいて斬れ味の持続性も申し分なしとの事でした。

簡単にまとめさせて頂きましたが、ご意見と色々なご報告を頂きましてありがとうございます。

斬れ味をただ出す方法は、色々なやり方がありますが、それに対して永切れを持たせる事は、決して容易な事ではありません。

永切れだけを重視して、斬れ味が全くでないというお話も良く耳にしますが、それも同様に難しい技術になります。

これらは、他刃物で培った技術を入れており、日本刀の持つ基本性能に左右される部分はありますが、それでも今までと比べれば、明らかに良くなると思います。

色々と細かい調整を行う関係で、シビアな管理を行わせて頂きます。

切り損じをしないレベルの上級者向けとしていますように、設定を崩さない為に、使用に対しては繊細さもある意味で必要になりますから、使い手を選ぶ研磨ではありますが、腕だけでは解決できない部分を、当方の研磨をご利用頂く事でで、リアしてきた方々が多くいらっしゃいますので、現代における斬るとは何なのかを、ご体感頂けると思います。

特に現代刀との相性は良いと思います。

是非ご利用の上で、その性能の違いを体感なさってください。

 

2025年2月 4日 (火)

プレッシャーは一切必要ありません

今までの経験として、ごく稀にではありますが、私が行う技術に対するご依頼の際に、プレッシャーをかけてくる方がいます。

具体的な言葉の記載は避けますが、個人的にはプレッシャーになる言葉です。

色々とご期待やご要望がある事は分かりますが、それらを受けて私が特別にやる気を出すとか、必要以上に良くしようとする事は100%ありません。

むしろ気持ちを込めて作業をしようと思っても、やる気が失せる事も多いと思って頂いた方が良いでしょう。

何も言われなくても出来る限りを行う事は当たり前の事ですし、言われないとそこまでやらないのであれば、それは恥ずかしい事だと思っています。

その時の条件で、出来る範囲が変わって来ますから、それに準じて出来る限りを行っています。

ご依頼を頂く事が決まって、宜しくお願いします程度が、世の中では通常の会話の流れですから、大変失礼な言い方かもしれませんが、余計な言葉は必要ありません。

お話した事を信じて、作業が完了するまで、静かにお待ち頂けると助かります。

納期目安をお伝えしていますが、あくまでも目安と記載している通り、それは目やすでしかありません。

それに関しても、予定通りになるよう出来る限りで行ってはいますが、結果が宜しくない場合は、途中まで戻ってやり直しをする事もあります。

本来はそこまでやらなくて良い場合もありますが、それでも私としては、出来る限り良くしたいという思いがあり、結果重視で作業をしていますので、予定通りに納品出来ない場合もあります。

そういった事も踏まえ、納期には十分な余裕をもって、ご依頼を頂くようにお願いをしています。

流れ作業で適当にやっているようなものとは違い、その都度の条件に合わせ、作業内容や仕上げを変えていますので、思うように進まない事もありますので、その辺りもご理解を頂ければ幸いです。

職人仕事は予定通りに何もかも進まないので、利益も出しにくく、損失も多くなりますが、それでもその時に出来る限りは行っていますので、それを信じてくださる方は、是非ご依頼を頂ければと思います。

一般的な技術でご満足されない方は、特にその違いを体感頂けると思います。

 

2025年2月 3日 (月)

正確に早く研ぐには?

研ぎは時間をかければかける程、不安定になる傾向があります。

何時間研ぎ続けても、全く変わらない方もいらっしゃいますが、専門職でもそれは結構難しい事かもしれません。

安定はしたとしても、疲れる事や時間を考えると、早く終わる方が良いと思います。

その為には、ダイヤモンド砥石を使うという手もあります。

砥石自体の金額は上がりますが、速度もかなり上がるので、研ぐ事が苦痛では無くなるでしょう。

疲労や時間の消費からの解放は、ダイヤモンド砥石で出来ます。

当方でも楽に研げるダイヤモンド砥石を販売していますので、是非ご注文を!

 

2025年2月 2日 (日)

切る時に入り口を探していませんか?

切断物に対し、刃物が入り口を探すように、横にずれるような症状が見られたら、それは刃物が切れていない証拠です。

切りやすい場所を探すようになると、刃先が明確に鋭さを失っており、一般で言う所の切れない状態になります。

切断対象に対し、合わない研ぎをしている場合にも、これは起こりうる事です。

気持ち良く使える刃物は、滑る事無く、素材へ入り込んで行く状況が感じ取れます。

刃物は研いでから少し使うと、急激に切れ味が一旦落ちる事がありますが、そこからがある意味では本領発揮の切れ味の領域に入ります。

どれだけ刃が持つかは、ストレスなく使える範囲であると私は考えていますので、そのストレスも人により異なるので、我慢できない方は切れ味の低下と感じる部分は早く訪れるでしょう。

 

2025年2月 1日 (土)

音を感じる

刃物が何かを切断する時に、色々な音がすると思います。

例えば、はさみで紙を切る時の音や、包丁で玉ねぎを切る音や、鉋で木材を削る音。

それらを聴く事で、刃物の切れ味であったり、刃の状態を知る事が出来ます。

感触からも同じように感じ取る事が出来ます。

研ぐ時の音もそうですし、均一で整った何かは、優しい音がします。

耳障りな音がする事は、刃物が良く無かったり、研ぎが出来ていなかったり、そもそもの扱いが出来ていないので、それを目安に刃物と砥石と研ぎの範囲を考えてみましょう。

そうすると、幅広くレベルがはっきり見えてくるでしょう。

 

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