花粉症が酷い
春と秋は花粉シーズンですが、最近は目と鼻と喉がやられています。
その年によって症状の出方や強さは異なりますが、今年は喉が特にまずい状態になっています。
花粉シーズンになると、早く終わってくれないかな?とばかり考えています。
目薬、鼻スプレー、喉の荒れと咳止め、などは重要なアイテムで、必ず切らさないようにしています。
« 2025年2月 | トップページ | 2025年4月 »
春と秋は花粉シーズンですが、最近は目と鼻と喉がやられています。
その年によって症状の出方や強さは異なりますが、今年は喉が特にまずい状態になっています。
花粉シーズンになると、早く終わってくれないかな?とばかり考えています。
目薬、鼻スプレー、喉の荒れと咳止め、などは重要なアイテムで、必ず切らさないようにしています。
刃物は完璧な物ではないので、作業をしていると不備を見つける事も多々あります。
癖や性能とは違った部分で、その不備は現れますから、結構厄介な問題でもあります。
しかしそれと向き合えなければ、刃物に関わる仕事は出来ません。
そしてそれと上手く付きあえれば、刃物の仕事は有利になります。
何か自分がやらなくても、勝手にその不備が表に出てきて、悪さをする事がありますので、その辺りは正しく見解をお客様にお伝えしますが、どこまで信じて頂けているのかは分かりません。
細かく見て行くと、非常に難しい分野ではあると思いますので、出来る限り細かく見てやっています。
お客様から当方で扱っていない内容に関して、是非取り扱いを!とご要望頂いている内容があります。
今までお話が多くあったものは・・・
・左利きの刃物
・中華包丁の研磨
・園芸と農具などの刃物
この辺りはお声が多い範囲です。
今後もっと多くのお声があれば、条件付きになるかもしれませんが、取り扱う可能性は0ではありません。
気軽に扱えれば、初期から導入をしている事なので・・・。
他にも導入してもらいたい内容など、ご意見を頂きやすい環境を今後は整えて行こうと思っていますが、現状ではご利用ついでにメールでお話を頂ければと思います。
刃物の切れ味は、必要だから研ぎが存在しています。
何となく切れれば・・・とおっしゃる方もいらっしゃいますが、切れて損はありません。
そうでなければ、より切れるようにと刃物の開発が行われる事は無いはずですよね。
刃物が切れる事で、作業効率は上がり、切断面の綺麗さによって、様々な良い事が生まれます。
切れる鉋で柱材を削り、それを表に出して建築された建物は、その柱が傷みにくき、綺麗さを長く保てると言われています。
食材も切断面の良さで、時間経過と共に傷む状態が回避されやすくなりますし、肉や魚のドリップと言われる水気の排出も抑えられます。
髪のカットに関しても、枝毛になりにくい事なども言われていますし、このように切れる事のメリットは大きいのです。
人間が刃物を手にした事で、色々な事が出来るようになり、それが現代にも繋がっていますから、刃物が世界を変えたと言っても過言ではないでしょう。
今こうして数多くの便利な刃物を使える時代に存在出来た事は、とても幸せな事だと思っていますから、その刃物を大切に考えて行きたいですね。
私はこの仕事をする中で、技術の本質を大事にしています。
そして実用を決して捨てず、何より大事にしてきました。
当方で研磨後は実際にご使用頂き、その後は研いでお使い頂く事を考え、扱いやすくする事も重要と考え、曲芸のような事をしなくてもまともに研げるように設定もしています。
それらは高い評価を頂いており、個人では難しい範囲を直しや調整する事で、安心してご使用頂ける事に繋がっています。
今ある刃物の状況が良く無い場合、何が原因でそうなっているのか、まずはそこから判断をしていきますが、刃物を購入して初期からの問題である場合も多くありますし、使用者の方の研ぎや管理が問題の事もあります。
何をどうすればその先に解決が待っているのかは、色々な知識と技術と経験による判断です。
あとはどのように研磨を行い、その刃物を良くするのかを考え、作業を行う流れとなります。
刃物への期待度は皆さん高くあっても、問題の多くが改善出来ない事となり、折角購入した刃物がまともに使えずに終わる事も多くあります。
そういった流れを終わらせる為に、思い切った加工が必要な場合もありますが、それを受けて貰える所も少ないのが現状です。
そもそも直しと言っているレベルは、新品製品製作時のレベルで、それが基本的な問題であった場合、結局直しとは言えませんから、改善とは何かという所から考えれば、選択肢は狭まって行きます。
まともな基本の加工技術と合わせ、そういった加工も日頃からお受けしていますので、色々なパターンで対応可能です。
僅かな欠けも刃物にとっては致命的です。
分かりやすいところだと、木工関連に使う刃物でしょう。
どんなに切れ味が良い状態であっても、小さい欠けが残ったままで使用すると、木材にその欠けを通った線が残ります。
その部分は切れないし、刃先と比較して高さが違うので、その部位に線が残るのは仕方がない事です。
そしてその欠けを無視し、そのまま研いで使い続ければ、場合によっては欠けが広がる事もあります。
一旦刃を潰すか研ぎを余分に行い、欠けを取り除いてから使うのが良い事だと考えます。
僅かな欠けが影響しない刃物でも、それなりに大きい欠けであれば必ず影響が出ます。
そういった状態でなんとか使い続けるより、一度しっかりと直し、気持ち良く使える状態にしてから欠けに気を付けて使う事で、使用に対するストレスも無くなりますし、次からの研ぎもかなり楽になるでしょう。
欠けを取るのは個人だと相当大変ですから、小さい欠けでも遠慮なく欠け取りから始める研磨をご利用ください。
その時間と労力をご依頼頂く事で、他のもっと大切な事に使う事が出来ると思います。
洋包丁の研磨でご希望を頂いた場合だけですが、研磨と刃付けを新しく可能としました。
過去に一部(わずか数名のみ)でご提供をしていたタイプの改良版となり、利点を増やしつつ、マイナス面を少し減らす事が出来ました。
性能の違いでこれは適用できない場合が多くあると思いますが、今までの経験上、高性能な範囲であれば、問題なく可能になると思います。
繊細な使い方をされる方や、食材に負担を極力かけたくないとおっしゃる方には、かなり良い研磨になると思います。
力で切ろうとする方や、包丁を真っ直ぐ負担なく使えない方、雑に使って欠けても気にならないような方には、諸刃の剣でしかなくなるような繊細な設定になりますので、雑用の為にと思いこの研磨をご利用頂く事は、間違いなく避けて頂きたいと考えています。
ちなみに、私個人はこの設定の研磨を、ランクの高い包丁に適用し、通常通りに料理で使用してテストをしましたが、問題なく使えています。
あくまでも包丁の性能と使い方次第となりますし、元の状態に簡単には戻せませんので、十分に検討をした上でご注文ください。
かなり大変な加工になる為、長めの期間と特注料金が必要となります。
当方にはご依頼として、長物のご依頼が来ますが、通常は受けていない所が多いです。
例えば、日本刀は当方では開店時から実用の研磨をお受けしています。
こちらは過去に専門家からのご指導を頂きつつ、実際の試斬経験も多数ありますが、そこから実用に必要な日本刀研磨を作り出しました。
完全にオリジナルの技術で、現在では色々な内容を取り扱っていますが、美術研磨や一般的な居合研ぎと言われるものでは不足な部分を克服するために、精度を高めた研磨を行いつつ、斬れる要素を多く盛り込んだものとなります。
また、現在では機械加工を含めた内容として、低価格で短い納期をご希望の方に合わせて研磨を構築した範囲もご用意があります。
それ以外の長物としては、包丁分野があります。
和食の調理で使われる和包丁の刺身系の中でも、特に長いタイプとして、尺6寸(刃長約48cm)程度のものや、2尺を超えるマグロ包丁など、通常ではお断りされる範囲に関しても、特注範囲で対応をしています。
長物は作業の大変さや効率の関係で、納期は長めでそれなりで高額にはなりますが、短いものと同じような内容の研磨が可能となっています。
なんとなく誤魔化した研磨が多い中、歪取りや整形の研磨など、根本的な問題解決の範囲から、しっかりと作業をしていますので、定期的にお出し頂く事で安定して性能を維持出来ると思います。
刃物研磨の仕事は、刃物を削ったり磨いたりします。
それを言い換えれば、減らしながら仕上げる作業であり、追加する事は出来ません。
最短で終わらそうと思っても、凄く多くなってしまう事もそれなりに多くありますから、きっちり直そうと思うと、思ったよりも小さくなったと感じる方もいらっしゃるでしょう。
作業をする側からしても、最初の想定通りに作業を進め、その時点で一回り小さくなるだろうと思っていても、不備が見つかり追加作業になる事は良くありますから、それ以上に小さくなったと感じる場面はあります。
実際に作業をしてみないと分からない部分は、もしかしたら追加作業が必要で、お代のご相談を途中でさせて頂くかもしれないと、予めお伝えをさせて頂く事もありますが、大丈夫だろうと想定をしていた場合には、追加金は頂かずにそこで終わらすのではなく、追加金は頂かなくても必要なところまで作業をしています。
これはお見積もり時に状況判断不足という考えもありますから、申し訳ないと思い追加金は頂かない事にしています。
ただ、小さくなってしまう場合がある事だけは、致し方ない事と思って頂ければ幸いです。
良くあるパターンとしては、浸食サビ、亀裂、歪が酷い、などが酷い場合には、想定より削り落とさなければならないケースとしてあります。
良く言われる結果論として見れば、人数と機材などがより多くあればあるほど、結果は良くなる傾向にあります。
しかし、作業をするのは人間であり、機材を管理するのも人間です。
つまり、人材次第で実際は結果が異なるという事です。
技術力と言われているものは、あくまでも技術をどう生かすかであり、設備力はお金とどこまで機材に投資できるかという所で、設備力を上げればそれなりに技術も上がる部分はあります。
技術の仕事の場合、同じ仕事であっても、職人さんの個人指名でのご依頼も結構ある世界で、大人数の所でも前回の作業者情報が残してあれば、前回と同じ片にやって貰いたいと伝えれば、それも可能だと思います。
私のような個人の場合、いつご依頼を頂いても、作業をするのは私ですから、同じような内容をご指定でご依頼頂ければ、大きな違いはなく作業が可能と言えます。
細かく融通が利く事も、個人での利点ですし、通常は設定が無い物でも、特注での作業であれば、可能な事もあります。
ただ、お気軽にとは言えない部分も多くあり、金額と納期や作業内容に対しこれはやらないでくれと固定化されてしまうと、もちろん出来ない事が多くなりますので、その辺りのご理解は必要です。
刃物の研ぎで欠かせない砥石は、多くの方が人造砥石をご使用になられていると思います。
手研ぎで使う砥石の#(メッシュ、荒さの事)は特に基準がなく、各製造販売メーカーが定めた状態で売られています。
ですから、砥石のお話をする際に、今#1000を持っているのでその次に使う砥石でのおすすめは・・・?と聞かれても、お使いの砥石がどのくらいの荒さで仕上がるのかが判断出来ず、正しくお伝えする事が難しくなります。
過去に何度も記載をしてきていますが、ご自身でお使いの砥石の情報は正しく覚えておいてください。
メーカー名、商品名やシリーズ名、#、とこれだけ揃っていて、それが有名な商品であれば、比較のお話が出来ますし、それに繋げた商品のお話も可能です。
さて、前置きが長くなりましたが、あるメーカーのある砥石で、どうしても希望通りの切れ味に仕上がらないというお話をご相談を頂く事がありますが、その製品では無理ですと言わざるを得ない事が良くあります。
それは先ほど記載をしましたように、#表記に決まり事が無いので、どの製品でも同じでは無いからです。
確かに他メーカーの製品でその#品を使えば、驚く程良く切れる状態になるのですが・・・。
#だけを見ていると、そのような事になってしまう場合もあります。
メーカーやシリーズ品などにより、荒めや細かめなど色々ありますから、理想とする部分がどこにあるのかを見定める為には、色々な製品を実際に使ってみるしかありません。
研ぎ味の違いで相性もあると思いますし、もちろん仕上がりの荒さが異なります。
少し細かくお話をすれば、切れ方にも硬い柔らかいがあり、これは刃の性質も研ぎで変わる事が言えます。
そして、砥石にも使い方があり、使い方を変える事で、荒くなったり細かくなったり、色々な変化が出てくる事もあります。
どんなに荒くしたり細かくしようとしても、それぞれ限界がありますので、バランスを見て中間狙いが良いのですが、後は刃物の硬度や下地の研ぎがどこまで進んでいたかでも、結果は大きく異なります。
砥石の種類によって、#を細かく刻んで研ぎ進んだ方が良い物と、#をある程度飛ばして研いだ方が良い物があり、それらも組み合わせと結果を見つつ、判断をしていく必要があります。
その為、どれか一つのメーカーやシリーズに限定をし、その中で揃えていく方が多いのですが、一番失敗しにくいのはその方法だと思います。
慣れている方は、色々なメーカーや#を組み合わせ、この刃物にはこの組み合わせといった形で、研ぎの構成を作られていますが、その為には多くの砥石を購入し、色々な知識と経験を積む必要がありますので、まずは大きく外れる事が無い範囲で、砥石を少しでも多く揃えていく事が大切だと思います。
刃物は切れる状態の方が使いやすく、怪我の可能性も少ないです。
比較的多い割合で、ご家庭用包丁を使う素人さんは、切れすぎると怖いから・・・とおっしゃる方がいらっしゃいますが、切れない刃物を無理に使おうとする事の方が、かなり危険な刃物の使い方となります。
切れない状態では、無駄な力を入れたり、ギコギコとひたすら擦り続けるような状態となりますから、時間も労力も無駄になりますし、余計な行動をすればするほど、危険になる確率は上がります。
他の刃物でもそうですが、特に分かりやすいのは木工関連でしょう。
木材を相手に使う刃物は、切れ味が悪いと作業が進みませんし、切り口が汚くなってしまうので、仕上げに時間もかかります。
良い切れ味を維持しつつ加工をした木工品は、それだけできれいな表面の仕上がりを見せてくれますので、より刃物で丁寧に切り削った事が良くあらわれます。
実際に切れる刃物を体験しないと、これらは良く分からないと思いますが、素人の方に限らずプロの方でも、折角の技術を刃物の切れ味で潰してしまっている方も多いので、切れる状態での使用を体験して頂きたいと思います。
切れると一言で言っても、どう切れるのかを理解する事も必要になりますが、まずはこんな感じでどうかな?と設定された切れる刃物からスタートし、使い進む中で得られる感覚や結果から、新たに設定を変えて研いでいくと色々な事を覚えられると思います。
切れ味を知らなければ、その研ぎが良いのかも分からないので、まずはそこからスタートしましょう。
以前に、カッターナイフの刃は研ぎ直して使っているというお話を、こちらに書いた事があったかと思います。
それについて少し書かせて頂きます。
簡易的に研ぎを行うには、ダイヤモンド砥石を使っています。
やはり研ぎの速度が段違いに早く、あくまでも切り滑るような感じから切れ味復活とし、そこまで繊細さを求める研ぎとしていない為、ダイヤモンド砥石で付けた刃でも問題にはなりません。
ここでダイヤモンド砥石で研いだ刃はダメなの?と思った方は、良い所に気が付きました。
ダイヤモンド砥石で研いだ刃は、切れない刃であったり、使えない刃であるという意味ではありません。
勿論製品によっては、切れる刃が上手く付かなかったり、そのままでは刃の質が良く無いので、仕上げは人造砥石で研ぐ必要がある場面は多数あります。
どうしても圧倒的に硬い素材で早く研げる状況があるという事は、それだけ攻撃性が高い訳ですから、完全と言える整いを作り出すのは難しいというのはご理解頂けるかと思います。
話を戻しますが、一枚の刃に対し、刃先の先だけを研ぎ続け、使える刃として継続するには、5回程度が限界でした。
その理由は、刃の厚みが元々薄く、そこに数段の刃が付けられていますが、刃先の先が分厚くなる事で、刃の強度が低い為、切断時に抵抗が増えると、刃がぶれたり揺れる現象が出る為です。
左右のバランスが取れる状況で研ぎを進めても、それは起こりやすい事のようですから、刃先の先だけを研ぎ、初期に近い感覚で使い続けるという意味では、5回程度が限界だと感じました。
これは一般刃物の刃先に付ける小刃と同じで、刃先の先が分厚くなって行けば、切断時の抵抗は適正角であっても増えます。
その場合、面から削り落とし、厚みを取り除いてから、刃先に改めて小刃を付ける必要性があります。
しかしそのような作業まで、このペナペナなカッターナイフの刃に行うと、替刃として低価格で楽をしている部分の意味がなくなってしまいますから、あくまでも簡易的に研ぐ事までと考えています。
ちなみに、切り滑る感覚が出て来た刃から、刃先の復活をさせる時間は、研ぎ始めて30秒もかかりません。
的確に安定した角度で研げれば、その程度の時間で済み、時間と労力を無駄にしていないと言える範囲で、上手く収まっていると考えています。
刃物の研磨や研ぎのご依頼で、整形修正を含む場合がかなりの割合ですが、その中でもどこまで直しを入れるのか?というのは、難しい問題点です。
例えば、鉋や鑿など、平面研ぎ物の場合には、少なくとも刃線は直線化するところまで、研ぎが出来る状態にする必要性があります。
角度の問題があった場合で、特に鋭角化しすぎている場合には、刃先側だけが適正な角度になって、鎬側がまだ鋭角だった時の角度で別角の面として残ってしまう事もあります。
それを綺麗に取り除き、一つの面化させるには、相当量を削る必要があり、刃物の寿命をごっそり削る事にもなりますし、作業時間とコストの影響により、金額も大きく変わりますから、ご依頼の際にはどのような結果で締めくくるのかを、ご相談させて頂く場合もあります。
また、包丁類で特にあるのは、形状が初期ではこうだったであろうという所から、だいぶからかけ離れた状態になっている場合に、歪取りや面や形はそれなりに直したとして、全体の形状まで全てを直しきるかどうかです。
部分的な研ぎ量の違いで、形状が変わったり、角度が変わったりする事は多くありますが、形を綺麗にするとなれば、一番減った部分に基準を合わせつつ、全体を削る事にもなりますので、だいぶ大きさの変化は出てくるでしょう。
使えるようにするのか、形を優先するのかは、これらのように考えや使い方にもよりますから、ご相談をして頂ければと思います。
言い方は悪いかもしれませんが、今までご自身で研ぐ事で、その形になったのであれば、いずれまたその形に戻ります。
そこから考えますと、私は程々の整形までで良いのではないか?と思っていますが、その辺りの考えは、お客様次第になります。
私自身、刃物によっては使いやすい形にあえて変えて使っている方がいらっしゃいますが、そういうパターンを維持した研ぎのご依頼は、かなり難しいケースが多いので、特にご要望がなければ、一般的な範囲に直す事とさせて頂いています。
特殊な状態維持の場合、作業が円滑に行えないケースが多々ありますので、特注料金とさせて頂く場合もあります。
正直なところ、製造販売の時点で、当たり前に研げない形をしている刃物は結構ありますから、初期段階での調整をしてしまった方が、ご自身で研いでお使いになるには、かなり楽になると思います。
逆に言えば、いきなり研ぎを入れて気軽に使える刃物の方が、相当少ない状態ですから、その初期段階での調整や研ぎを行う事は、非常に有効とも言えます。
もちろん、製造販売のメーカーに依頼しても、そのまま研げない状態が基準で製造販売されていれば、そこになって戻って来るだけなので、手研ぎ基準での状況作りが出来る所でなければ、全く意味はありませんので、その辺りのご理解も必要です。
当方では刃物購入時に、そのままご依頼を頂くケースも多くあり、全面削ってもいいから使える状態にして欲しいと言われる事もあります。
ですから、これらのお話は確実に存在しているお話です。
初期段階であれば、研ぎシロが多くありますから、調整しても小さくなるような事はほぼありません。
そこまで削らなければならない場合は、歪(ひずみ)だらけで面の構成も悪く、機械加工でただ形を作っただけの状態ですが、ほとんどの刃物は機械加工で削り磨いて作られていますので、そういう事だと認識をして頂ければ分かりやすいでしょう。
そもそもまともな手研ぎをする事は、製造販売の現場でほぼ行われていませんので、そういった所に手研ぎの依頼をする事自体、無意味で終わるケースが多いでしょう。
当方では、技術にこだわった製造や販売に関わるのメーカー様や店舗様や職人様より、外注としてのご依頼も多く頂いていますので、こういった知識や技術に関しましては、信用を頂けるかと思います。
業者様からのご依頼やご契約は、極力お受けするようにしていますので、お問い合わせを頂ければと思います。
個人店としてはかなり機材も揃えていますし、技術の可能範囲も広いので、総合的に対応が可能です。
私はどんなに綺麗な造りに見える刃物でも、研いで使う事を考えた場合、状態に不満を持って使うのは、大きなストレスと考えていますし、無駄な労力も必要となる為、気軽に扱える状態にする事を大切にしています。
多く刃物をお持ちの方ならお分かり頂けるかと思いますが、その中からどの刃物を使おうかと思った場面で、手が自然に伸びるくらい、お気に入りになる刃物に完成出来ればと、私は思って作業をしています。
今まで構想だけはしていましたが、スタートには至らなかった内容の事を、いくつか準備中です。
まだ細かい設定が完成していませんので、それが終わり次第になりますが、順番にスタートの予定です。
そのうち一つは、ほぼ確定していますので、確実にスタート出来ると思います。
他のものに関しましては、内容的に難しい場合も出て来そうなので、その辺りの内容をどうするのかで、場合によっては断念する可能性もありますが、今のところは順番での進行となる為、まだそちらは未定です。
最初のものは、現在の常連様への感謝であったり、これから常連様になって頂ける方に向け、特にお得で安心な内容になると思いますので、多くご利用を頂ければと思っております。
少なくとも、私だったらそれを利用するか?と聞かれ、YES!と言えるものにしますので、どうごご期待ください!
日本刀と言えば、美術刀が主流となっており、美術品としての価値が世界的にも知られています。
その影響から、有名なものは目立つ物に関しては、海外へと出て行ってしまっていて、もう戻る可能性はかなり低いとされています。
古い時代の物から現代まで、色々な形状や仕様がありますが、特に高額取引されているのは、室町期のものです。
当時の質感を出す事は、現代では出来ないと言われています。
しかし、あまりにも金額が高すぎる事や、偽物が多く出回っている関係で、古刀には手を出せないという事が多くあります。
私個人としては、偽物を掴まされる事がない現代刀は、安全でしかも劣化も少なく、非常に安心のものだと考えています。
古い時代の物は、折角の鉄質や彫刻が入っていても、それらは研ぎ重ねた影響により、当時のそのままで残っているケースはあまりありません。
現代刀では研磨が初回であり、状態の維持も明確にされていますので、この先も安心して所持出来るという所も良いと考えます。
当方では、現代刀としての質感と、彫刻の迫力を兼ね備えた、美術刀を一振りだけ最後の販売品として在庫しています。
現代刀ですらこの手の物は、海外にほとんど出てしまい、国内に残っていないとされており、大変貴重とも言えます。
宜しければ、実物を是非ご確認の上で、お買い上げ頂ければ幸いと思っております。
商品ページはこちらです。
先日お伝えをしました、日本刀研磨の空き状況ですが、まだ今のところ変動はありません。
状態次第にはなりますが、かなり早い納期を期待できますので、お急ぎの方はお早めにお申し込みください。
実用刀の研磨は是非とも当店に!
ずっと以前からお話をしてきていますが、私は刃物や砥石や研ぎに対して、お客様の立場に近い対応をしています。
その「立場に近い」という意味は、悪い結果になる可能性のある事は、いくら儲かるとしても、決して薦めないという事です。
例えば、お客様はあるご希望があり、それに準じていると想定をし、ある研ぎを頼まれたとします。
しかし、どう考えてもそれが悪影響になったり、間違った見解であった場合、それをやる事で刃物とお客様の望むものとは、かけ離れた関係性なってしまう事もありますから、そういった事ははっきりとお伝えをし、回避して頂くようにしています。
これはお客様からすれば、否定をされたり、希望通りにしてもらえなかったと思う方も、中にはいらっしゃるかもしれません。
しかし、説明の通り、悪影響になって刃物の将来を潰すようでは、その意味は無いと言えるからです。
それとは異なり、特別難しい設定や内容などで、他で何件も断られたという内容でも、やってみないと分からない事の場合、保証をお付けする事は出来ませんが、あえてチャレンジをさせて頂くような事はあります。
真逆のように感じるかもしれませんが、そこまで断られる以上、色々な理由があっての事なのは、お客様もある程度はご理解を頂けていると思いますので、それをやってみるとどうなるのか、それを知る意味ではやってみる価値はあるかもしれません。
時間とコストも多くかかりますから、安く早くでの作業は無理ですが、もしそこに価値があるかもしれないと思えば、面白い事かもしれません。
少なくとも、見解間違いや、理由があって不可能な作業に関しては、お受けする事でお客様に損失をもたらすのは確実と考え、お受けは出来ませんし、そこまで否定をする事を信用して下されば、違った答えへの近道になる事かと思っています。
以前に何度か書いていますが、刃物の組織の問題による欠損のお話です。
研いでも研いでも、欠けが止まらないという例は本当にあります。
このお話を刃物の購入先にしたら、そんなはずはない、研ぎが下手だからだと、きっぱり言われたというお話も耳にした事がありますが、そういった知識がないのか、まともな研ぎが出来ないので分からないのか、いずれにしても理解に苦しみます。
過去の粉末鋼を使った刃物や、現代においても炭素鋼を使った刃物で特に硬すぎる部類は、これが良く出て来ます。
止むを得ない結果でもありますが、製造時の負担やミスによるものも十分考えられますし、少し多く削り、そこから丁寧に刃付けをしたら、欠けが出なくなったという例もあります。
ただ、そこまで試しに使い続け、結果としてダメだった場合、その後に保証を残してもらえる訳では無いと思いますから、早急に交換をしてもらう方が良いと思います。
刃物は切れなくても良いとする方は、ごく稀にいらっしゃいます。
腕で切るからというのが理由のようですが、確かに腕で切れる方は凄いと思います。
しかし、腕が無い方が切れる刃物を使った方が、非常に良い切れを見せるのが現実です。
過去の刃物や過去の砥石では、色々と限界もありましたし、それを引き出せる可能性が少なかった事もありますが、現代では刃物も砥石も性能が上がっていて、過去を遥かに越えています。
それでもまだ、腕だけに頼りますか?
本質を知れば、仕事で使う素材には凄くこだわると思いますが、それと同じように、刃物や砥石にもこだわって頂きたいと思います。
全てが揃えば、なお良くなると思うのですが・・・。
表題にあるようなお話は、良くご相談を頂きます。
どうしたら良いのか?と聞かれても、簡単に文章で述べられるものではありません。
実際に今の刃物の状況と、どのような砥石を使い、どのような砥石修正を行って、どのように研いでいるのかを見なければ、結論に至る事はないでしょう。
そもそもの研ぎはおかしくなかったとしても、その刃物自体が今おかしかった場合、刃物自体の改善から入らなければ、研ぎがまともに行われても、まともな研ぎには完成しない事も良くあります。
現状が良く無い事を理解出来たとしても、自分でやれる!と思っている方は、その状況になるまで気付かなかった事や、そこからの回避が出来なかった事を受け入れ、素直に整形修正にお出しください。
そのまま研ぎ進めると、どんどん悪化するのは確実ですから、簡単には直しが出来なくなったり、いざとなって大きな問題に直面する事もあると思います。
修正整形の技術はもちろんですが、板材からの削り出しをして刃物化する技術も当方にはありますので、安心してご依頼ください。
また、和包丁の場合には、裏鋤は重要な作業の一つでもありますが、そちらも当方では手研ぎによる裏押しと合わせつつ、精度を極力合わせて構成を作って行きますので、その後に研ぎにくいという事もありません。
総合的なバランスは、修正整形だけではなく、そういった部分も必要になる範囲なので、どこでも出来る訳ではありません。
機材が揃っていても、誰がやるのかで結果は大きく異なるので、状況に合わせて無意味な基準は無く、必要に対して合わせる加工が当方では出来ます。
なお、どうしても削って磨いての段階で、刃物が裏表に動く癖の強すぎる物もあり、それに関して言えば、合わせきれず、問題にならない程度に抑えるので精一杯の場合もありますので、100%を保証出来るお話ではありません。
その辺りも素直にお伝え出来るのは、色々な刃物の状況や製造時の熱処理や鍛造による影響を知る為ですから、決して逃げ言葉ではない事だけはお伝えしておきます。
包丁の研磨依頼で、通常では割れないような食材がはっきりと割れる事や、切った後に短時間で大きく変形するというような、問題が起こっているというお話は良くご相談にあります。
その理由は、片刃の場合は少し違った問題の場合もありますが、刃の歪(ひずみ)、刃の厚みや形状、刃付けの荒さ(細かさ)、使い方、などが理由に挙げられます。
今回は使い方には問題が無いとして考えます。
刃の歪がある場合、真っ直ぐに切ろうとしても、刃が真っすぐ動く事が出来ず、どうしても曲がって食材を通る事になります。
切断時に、刃線が直線状になっている事は、理想の一つですし、出来る限りそうしなければ、安定して食材を切ったり、剥いたりが出来ない要因でもあります。
刃の厚みや形状に関しては、それが分厚くなって刃先が丸くなっていると、切断時の抵抗でしかありませんし、切った際に段々と押し広がる状態になるはずが、食材に刃が入って直ぐに負担が多くなるような状態で切ろうとするので、食材が割れる原因になってしまいます。
研ぎの荒さに関しては、切断時の食材への負担はあまり影響しないように思われている方も多いかもしれませんが、研ぎや磨きが細か過ぎる事により、食材への張り付きが多く出て、それが切断時の負担となり、滑る側と張り付く側で動きが異なる為、食材の左右に対しての刃の作用が変わる結果となります。
これらは、一部のお話ではなく、実際に状況を見なければ分からない事ではありますが、事例としては良くある範囲ですから、状況がそれに近いものでは無いか、一つの目安として頂ければと思います。
通常の刃物の研磨や研ぎでは、そこまで考えた構成で全体を整形修正したり、刃付けのバランスをとって行われる事もほぼ無いので、色々と気になる方や自分好みに相性を合わせたという方は、是非当店でご相談ください。
それが刃物にとって大きなマイナスになるような加工でなければ、ご要望に合わせて出来る限りの作業をさせて頂いています。
刃物の研ぎにおいて、刃付けを語る方達は多くいらっしゃいますが、刃返りに注目されている方はかなり少ないです。
研ぎのベースはもちろん刃を付ける部分にありますが、それと同じくらい大切なのは、刃返りが取り切れているか、残っているかの違いです。
研ぎがまともに出来ている事は大前提ですから、多くはまずそこが出来ていないので、研ぎ自体の改善は大切です。
それが出来てからのお話ですが、刃返りを綺麗に取れる研ぎを行うためにどうすれば良いのかを考えてみましょう。
一番重要なのは、刃物ごとに違う刃返りの取れる角度を知る事です。
研ぎの後に何かをして刃返りを無理に取ろうとしても、刃先を損傷させるだけで、刃返りを取る事とは違った結果になってしまいますから、研ぎで刃返りが取れる角度や取れやすい角度で、研ぎを終了する必要があります。
それを知るには、感覚のお話ではなく、実際に研いでいる場面で、砥石をどんどん細かくして研ぐ中で、刃返りが取れながら進んでいるかどうかは目視出来ますから、それを見ながら調整していきましょう。
キラキラした金属くずが研ぎ汁に見えたり、線のように金属が研ぎ汁に混ざっていれば、その角度で刃返りは取れるという事です。
ただし、砥石をしっかりと面修正しながら研ぎ進めていない場合には、砥石が凹む事により、刃先がその凹みにぶつかり、刃先がただ丸くなって刃返りが取れているだけの可能性もあるので、その場合は適正な角度を見誤っている事となりますので、十分に注意が必要です。
砥石の修正と研ぎの安定が上手く交われば、次の砥石に移って研ぎ始めて直ぐに、刃返りは取れ始めますから、それが一つの確認要素となると思います。
最終的には、刃返りの取り切れていない部分だけであれば、新聞紙に対して研ぎの角度よりも刃角を軽く上げて引くように両面擦りつければ、それだけで刃先はほぼ整うはずです。
明らかに取れない感じがあれば、研ぎに戻って角度を上げて研ぎ、適正角を覚えていきましょう。
なお、研ぎの際に力を強く入れて刃先を研ごうとする方は、刃先に負担がかかって研いだ通りの角度にはなっていませんので、確認すべき要素はそういった所にもあり、細かく色々な部分を見ながら研ぎを作り上げていく事は重要です。
日本刀研磨と言えば、美術研磨が通常の研磨とされていますが、それは美術と名前にあるように、美術鑑賞用のものです。
それで居合抜刀試斬にお使いになる方は、ほぼいらっしゃらないはずです。
一般的に居合抜刀試斬で使う日本刀の研磨は、いわゆる居合研ぎと呼ばれるものが多く、美術研磨を簡略化したものだと思うと分かりやすいでしょう。
価格を抑えるために、工程を多く減らしてあります。
本来は形を整えたり、切断に特化した研ぎを行う必要がありますが、それらはほぼされておらず、実際はまともに切れないと言われていますし、気持ち良く斬れる状態である事を見るのは稀でしかありません。
腕で斬ろうとする方も多くいらっしゃいますが、そこには当然限界もあり、技術だけではどうしようもない部分も多いです。
また、日本刀自体は非常に良いモノをご使用中なのに、研磨には必要な研ぎをまともに入れていないので、その日本刀の性能を生かし切れていない事もかなり多いです。
私はそれなりに試斬経験もあり、体に負担なく使える状態を作り出そうと、研磨も実用に合わせた形として色々なタイプを開発しました。
今行っている4種類は、過去から現在までのお客様のご要望に合わせ、色々と開発をしてきたものとなり、それぞれに意味がある研磨となっています。
価格や納期もそれぞれ異なりますが、いずれも実用の為に開発をした日本刀研磨となりますので、ご希望にあった形を作り出せるようにしてあります。
当方で初めて日本刀研磨をされたお客様は、今までの日本刀とは別物になったのではないか?と思われるくらい、かなり驚かれる方も多くいらっしゃいますので、それ程に状態が良く無いままでご使用になられているという事です。
斬れないからといって、無意味に力任せに振り続けても、斬れない物は斬れません。
斬れる要素を潰したままでは、日本刀や拵は傷む一方ですし、体への負担も増え、動作もおかしいものとなります。
研ぎはどの分野の刃物でも、実用の研ぎは非常に難しく、結果がはっきりと出るものですが、それは日本刀も同じです。
良い状態を作り出し、良い刃を付けてあげることで、悪い部分が一掃できますから、安心してお使い頂けると思います。
現在はかなり空いている時期となっていますので、納期も早めですから、お急ぎの方も是非ご利用ください。
刃物は研いで使う必要がありますが、研ぎを行いたくない方や、使い捨てにされている方は、全く切れなくなるまで我慢して使っている例が多くあります。
刃物は切れてこその所がありますから、その状態で使う事で、多くのストレスを感じ、刃物を使う事が苦痛になる方も多いでしょう。
切れない刃物と切れる刃物での比較として、色々な形での実験を多くの方のご協力でやってきていますが、気持ち良く切れる刃物では笑顔が出てきて、切れない刃物では眉間にしわが寄るような険しい表情が出てしまいます。
これは大きなストレスと無駄な労力が必要となってしまっている事が関係しており、刃物が効率的に使えていないという事になります。
分かりやすく説明をすると、皆さんがご自宅で食パンを一斤買って来たとしましょう。
それを今ご使用中の包丁で何枚切りかにした場合、パンは綺麗に潰れず光沢が出た状態で切れますか?
切り口は綺麗で切った時のクズは出ませんか?
それがクリア出来たら、同じように焼き立てのパンを切ってみてください。
それは当たり前のように潰れず綺麗に切れますか?
良く言われる、トマトや長ネギの切る場面での切れ味とは、また違ったレベルの切れ味が必要になりますし、無駄に力を入れずに素直に切れる事も判断が出来ると思います。
是非今お使いの包丁で、やってみてください。
その結果が現状の切れ味や使い勝手を表現しています。
刃物の製造では、鋼材や鍛冶作業にコストをかけても、研磨に多くのコストをかけられている事は少ないです。
個人鍛冶の場合、製造から研磨まで全て一人で行う場合もありますので、そういった形は除外して考えてください。
一般的には分業制となり、鍛冶作業と研磨作業は別です。
いずれもコストをかけて良い状況を作り出すのが理想ですが、研磨の領域で考えると、見た目を作るための作業が多く含まれ、刃付けは2の次である事がかなりの割合を占めています。
つまり、本来発揮出来るはずの性能は、生かされていないという事になります。
新品時に研いでありますとされている刃物でも、それがどのくらいのレベルの研磨なのか、そこでも大きな違いが出て来ますし、初期段階での研磨でその先の刃物の行く末まで決まってしまうと思えば、重要な事がお分かり頂けると思います。
刃物を購入し、まずは当店に!とお持ちいただくケースは多くありますが、それだけ初期段階で性質を知りたいという方や、次の研ぎへと繋げる構成を作りたいとおっしゃる方が多いという事です。
研ぎでも色々なランクがあり、似たような研磨や研ぎは多数ありますが、それぞれで必ず違いがありますし、好みや使用に合う技術がありますので、それらを探すのも重要だと思います。
当店では、上級の研ぎの場合、お客様の用途や刃物の性質に合わせ、研磨を変える事として幅広く対応が可能です。
色々な経験から培った技術と知識を用いて、良い結果に繋がるようにしています。
宜しければ是非ご利用ください。
数年前から導入している技術に対し、どうしても改善が出来ない範囲が一部あって、今回はそれの解決が出来ました。
探していた物が見つからないというのが一番の問題点で、色々な方々に探して頂きましたが、結局見つからなかったので、どうしても作業にばらつきが出る結果になってしまっていました。
私自身はさほど気にしない範囲ですが、人によってはかなり気にされる方もいらっしゃるかもしれないので、作業で使う道具が見つかったのは本当に良かったと思っています。
じつは過去に同じものをテストした事がありまして、その時は今と用途の違う範囲で試しており、そのままお蔵入りになっていました。
今更ではありますが、もうかなり前にテストで購入した残りがあって、それを試しに使ってみたら、正直あまり良い結果では無かったのですが、それの使い方に工夫を加える事で、まさかのいきなり改善が出来たという状態です。
こんな感じのものが欲しいと思っていた物と、何となく近くて遠い感じですが、結果としては十分満足です。
使える範囲に限りがあるのが欠点ですが、特に難しい範囲に適用出来るものなので、他は今まで通りのものでも対応できますし、それで充分でしょう。
ご依頼の中に、刃物の研磨と合わせ、性能テストのご依頼もたまに頂きます。
当方ではそういったテストもやれますと、過去にブログで書いていた事から、覚えていらっしゃった方や、過去記事を見てご連絡を頂いた方もいらっしゃいます。
性能テストと当方で呼んでいるのは、過去に何度か記載をしましたが、実際に研いで性質を見る「現実値」と私が呼んでいるもので、これはただ刃物を検査して数値として出すようなものとは異なり、これが良いモノなのか欠点が多いのか、実際に研いで刃の状況を把握する事としています。
お受けする為には、刃物を自由に加工して良い事が条件で、不必要に無意味な加工は行いませんが、お客様の好みで固定化された刃角や面の構成などでは検証しきれませんので、それに対する了解が出ない場合は、お受けする事が出来ません。
刃物の種類に合わせて、一般的な標準的な範囲から、私が良いと考える研磨の範囲の中で、独自の判断基準により評価をしますので、適切な範囲に持って行って、他との比較をする事も重要なポイントになると考えている為です。
なお、テストのみのご依頼ではなく、あくまでも研磨のご依頼のついでにご要望ください。
刃物やサイズや現在の状態、その先に状態改善をする為にかかる費用は、まず研磨代金として必要となり、それと刃物の種類によるテスト内容の違いなどによっても、テストで頂く費用は変わってきますので、その都度のお見積りとなります。
今まで評価をお伝えした事で、刃物に対する見る目が変わった方や、購入するレベルを変えるきっかけになられたり、研磨の重要性に気付いた方もいらっしゃるので、刃物を扱う方の勉強や研究にも役立つものと思います。
少し前に自分の包丁を研いで、色々とテストをしている件ですが、少し進展がありました。
詳しいお話は書けませんが、何度か研ぎを入れたところで、いきなり性質が変わるポイントがあり、急激に良い結果となっています。
この理由は理解していますが、それがどのくらいで表れるのかは、やってみないと分からない微妙なラインがあって、それが一つ見つかったと言えます。
また、その切れ方は、自分が想像をしていた以上に、無抵抗に近い中でも十分な強さもあって、非常に使いやすいです。
ただこれを使いこなすには、上級の刃物をお持ちで、繊細で確実な使い方が出来る方でなければ、生かす事が出来ない範囲の状態なので、今現在の結果だけを見ると、上級者専用の内容になるでしょう。
自分で加工を加えた刃物ではおかしい状態にならないのですが、どうしても市販の物だとおかしくなる事があります。
これは研ぎ方の影響に左右されている訳ではなく、ある程度まで形状の計測もしていますので、おかしいと言える範囲はその時点で見つかっていないのですが・・・。
あと可能性があるのは、加工自体ではなく、加工後の管理の影響かもしれません。
大切に丁寧に扱うという意味を、間違って考えている方々も多いですから、細かいところにまで注意を払う必要があると思います。
刃物の刃が現状どうなのかを、色々な形で知る事が出来ます。
意外な事に、無意味に細かくした刃だと、切る時に重みを感じたり、時間がかかるのもありますが、切っている感覚が少なくなります。
逆に少し荒目だと、切る時は軽く感じて、時間もかからずに終わりますし、切っている感覚は少しあるでしょう。
ある程度まで硬いものを切る場合は、音も聞こえてきますし、振動なども感じ取れる事があると思います。
それらから今ある刃が、どのくらいなのかを感じ取れますので、色々と気にしながら使ってみてください。
音がうるさい切断は負担が大きい証拠ですから、それだけでその研ぎはまともではないと気付いてください。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 | 31 |