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2025年4月20日 (日)

研げない?滑る?

刃物を砥石で研ぐ時に、研げている感覚がなく、滑る感じがするという事があると思います。

その理由はいくつかありますが、刃物が硬いか砥石が硬い事がまずは理由です。

どちらかが柔らかければ、滑る感覚は少なくなり、研ぎ汁が多く出る状況になると、滑りは感じにくくなると思います。

砥石のタイプによりますが、研ぎ汁が真っ黒に見える場合、砥石の減りは少なく、研ぎは進んでいる状態です。

それに対し、研ぎ汁が砥石色に濁り、黒さを感じない場合には、砥石が減る率が高く、研ぎはあまり進んでいないと言えるでしょう。

中硬~硬めの砥石をお持ちの方が、刃物の研ぎで滑りを感じる場合ですが、砥石の面修正とは別に、砥石の目立てを行うと良いと思います。

砥石の目立てとは、砥面をツルツルにはせずに荒らす事により凹凸を作って、それにより砥石のかかりを良くする事です。

荒砥で砥石を擦って修正している方の場合や、砥石修正器で修正用に砥粒(砥石の素となる硬い粉)を用いている場合には、その時点で面は荒れていて研ぎやすいと思いますので、あえての目立ては必要無いと思います。

なお、仕上げ砥石類に関しては、荒い粒子の修正をしてしまうと、仕上げ砥石で滑らかに細かく仕上がるはずなのに、荒く中砥で研いだような状態に仕上がる事もあるので、十分注意が必要です。

また、砥石が柔らかいものの場合には、硬めの刃物を研ぐのに使用したとしても、研ぎ汁が多く出やすい為、目立ては基本的に必要ありません。

目立てを行ってしまうと、むしろ面の崩れを早くするだけで、良い事も無いと言えるでしょう。

砥石の面修正を行う事は研ぎの流れの中で必須項目ですが、それとは別に目立てが必要かどうかも、改めて考えてみてください。

砥石により、目立ての良い方法は異なりますが、説明が長くなりますので割愛させて頂きます。

 

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