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2025年5月 7日 (水)

切れ方は色々あります

刃物が研がれた状態で、切れ方を色々な表現で言われる事があります。

しっとりとした

ぬるっとした

シャキッとした

その他も含めるとかなりの数がありますが、それらの表現がなるほどと思える場面は良くあります。

炭素鋼系で良く見られるのは、優しく粘りのあるぬるぬると切れて行く感触、のような言われ方をしていますが、確かにそういう場面に遭遇する事は多いです。

近代の炭素鋼の刃物は、細かく理由は分かりませんが、このような切れ方は失われつつあるような気がします。

硬く作ればそれで強い訳ではなく、損傷しやすくなる事の方が多いので、ひと昔前に靭性が少し強めに感じられるような刃の方が、柔らかく自然に切れて行く感覚があると思います。

研ぎ方一つでも、その感触は変わりますが、特別なレベルまで異常に細かく研がなくても、刃が揃っていて、刃返りが残っていない状態であれば、滑らかで静かに切れて行くはずです。

紙などを切っている音がうるさいのは、角度が強すぎたり、使った砥石での良さがひきだせていなくて、刃が適切な状態になっていない事を表現しています。

切断時に素材が割れたり、抵抗を強く感じる状態では、その刃物は生かせていないという事になりますから、その辺りも踏まえて色々な判断材料とすると良いと思います。

 

 

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