砥石の#を固く考えない事です
刃物の硬度によって、砥石の乗りは大きく変わります。
研ぎ滑りが多くなるような硬い刃物の場合には、硬口の砥石を使うと相性が悪いので、中硬程度のものまでにしましょう。
そして、今自分が思う砥石の使い方は、#2000の砥石からスタートかな?と、例えば思ったとしても、研ぎの効率は上がりませんから、砥石の乗りが悪い刃物の場合には、少し下を選んで使いましょう。
この場合、#1000~#1500が目安となると思いますが、それでも研ぎの進みが悪いと感じる場合には、#800程度まで落として研ぎ始めとしても良いでしょう。
砥石のかかりが悪い場合、実際につく砥石目は浅く細かくなりますから、思っている程の荒さにはならないはずです。
そして#3000で仕上げようと思ったとして、それも効率や仕上がりを考えると、#2000でも十分な可能性があります。
このような感じで、砥石の#はその都度、使用状況によって意味が変わってきますので、使い慣れた砥石であれば、このような感じの使い方をしてみると、研ぎの時間の短縮と結果が良くなるかもしれません。
色々試しても難しい状況の場合には、その刃物と使っている砥石がどんな感じの相性なのかを見まして、刃物がどのくらいの硬度や耐摩耗性を持っているのかも大体の事は判別する事は可能ですから、研磨でご利用の際にご相談ください。
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