« 刃物の黒皮について | トップページ | 胡散臭い刃物 »

2025年6月18日 (水)

研ぎにどのくらいの時間をかけますか?

刃物の研ぎはそれぞれで研ぎの時間が異なります。

分かりやすく言えば、18cmの三徳包丁を研ぐのと、70cmの日本刀を研ぐのとでは、とんでもなく作業時間の差があります。

それぞれ個別で考えると、研ぎをどのレベルから行いどのレベルで終えるのかや、研ぎ始めの状況によっても大きく変わるでしょう。

研ぎに慣れて綺麗に早く出来る方の場合、例えば10分で終わる刃物があったとします。

不慣れで上手く研げず一つの工程が長くなる方や、神経質で繊細に研ぎを行う方は、研ぎの時間はかなり長くなると思います。

場合により、1時間以上かかる事もあると思いますし、一日かかっても終わらない事もあるかもしれません。

それを一つの研ぎとして考えると、そんなに時間がかかるのはおかしいとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、それぞれの環境や考えと研ぎ方などによっては、思うように進まない方もいらっしゃるので、それが必ずしも無駄だという訳では無いと思います。

機械作業でも手研ぎでもそうですが、硬度が高い刃物の場合、作業はなかなか進みませんし、使う道具のレベルや相性によっても変わってきます。

ある機械で5分で終わる作業も、他の機械と部材も変えて作業をすると、30分かかる事も当たり前にあります。

なので色々な機械や部材を多く揃えれば揃える程、効率も仕上がりも良くなります。

当方では個人としてみると、最低限度以上に機材や部材は揃えている方だとは思いますが、実際はまだまだ不足な範囲も多く、こういう機械さえあれば・・・と思う所も非常に多いです。

機械は金額の問題や置く場所の問題もありますから、気軽に増やす事も出来ません。

いずれとは思っていますが、今より良い仕事をする為には、一生地道な投資は続けて行く必要があると思っています。

皆さんのご利用が多ければ多いだけ、新しい機材や道具が導入出来て、やれる事や仕上がりも変わってくるので、是非ご利用の上で応援をして頂ければと思います。

 

« 刃物の黒皮について | トップページ | 胡散臭い刃物 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

「研ぎ」カテゴリの記事

「刃物」カテゴリの記事

「砥石」カテゴリの記事