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2025年7月 4日 (金)

30年~それ以上前の和包丁

私は結構古い時代の包丁を持っています。

当時は調理師として働いていましたし、包丁には興味もありましたので、仕事で使う以上に色々と購入していました。

正式な製造年は分かりませんが、以前の所有者のお話からすると、現在から計算で、40年以上前のものでは無いかと思う本焼の柳刃を実は所持しています。

当時の鋼や加工技術は非常に良く、今の職人では再現が出来ないようなバランスを持っています。

色々と加工をし、自分でいじろうかとも思いましたが、勿体ないのでそのままにしています。

研ぎや使用での傷は多少ありますが、あの当時の鋼や製造や研磨の技術を凝縮されていると思うと、非常に良い勉強にもなります。

尺1の柳ですが、本黒檀や銀やその他の素材も用いて、特注で柄は作られており、鞘も本黒檀に彫刻入りで、全て特注造りだったようです。

当時の価格で約60万程だったと聞きましたが、現在はその時代の包丁はほぼ残っていないと思いますから、普通に買う事は出来ないでしょう。

現代で同等の物を作るにしても、多分素材が無いので、結局別物になってしまうと思います。

こういったものは、普通に使う事はどうしてもできないので、売るか勉強用に保管するか、非常に迷う所です。

現代にも同等の鋼は存在しているのですが、どう考えても性質が違いますし、研磨も今とは違うので、これは歴史的な貴重さもあると考えています。

何度か試しに使用をした事はありますが、またいつか使う機会があるのでしょうか・・・。

 

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