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2025年7月19日 (土)

特別な事は必要無いです

研ぎを行い、刃がちゃんとした状態でついているか、指や爪で確認をしている例は昔からよくあります。

これに関しては、以前にも記載をした通り、その程度の確認では刃の付き具合などまともに確認出来ません。

そもそも指が乾燥していたり、水分を多く保持してふやけている場合など、それぞれの状況により、感覚は変わってきますし、結果が違う事も明白です。

つまり、その方法で確認をしている時点で、確実な刃付きの検証とは言えないと言えます。

私が刃物を研いで、紙での切れ味テストを行いますが、刃物の組織が整っているかどうかの確認や、欠けや刃の方向のズレを見ている状態で、良く切れるかどうかを見るのではありません。

また、紙に刃を当てる際には、極力スライドをさせずにただ押し当てて、その後も低速で刃の具合を見ますが、中砥~中仕上げ程度でも、その時点で大きな抵抗を感じたり、切れないという事はまずありません。

同じような刃物があっても、機械研磨や砥石で手研ぎを行う段階のいずれでも、刃物の性質や性能は大体見えていますから、何か必死になって刃付けがどうなのかと考える事はありません。

切り滑りや無意味に切れすぎてしまう事も、ここでは防ぐ意味を持ちますので、予想より刃が弱いかどうかも判断をしています。

特別神経を使うのは、新しい鋼材や新しい製造に変わった刃物で、今まで通りに研いでどうなるのかや、そこからの発展が必要かどうかを見る事が大切です。

私の話を信用して頂けるのであれば、ご自身でもこういった事を考えてみてください。

 

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