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2025年8月18日 (月)

貴重な資料と言えるかもしれません

常連様が研磨をご希望でお持ちになられた刃物の中に、約70~80年程前と思われる中華包丁がありました。

中国国内での製造品のようですが、造りは合わせ刃(割り込みの可能性もあり)で、現代のようなつるんとした表面ではなく、特殊な形状の槌目のようなものがついているのが特徴です。

柄の処理もこだわっているようで、金属での装飾を加え、そこに中子を通して固定されています。

今までに見た事が無いタイプで驚きましたが、時代や場所が変われば、刃物も大きく違いがあるのだと感じました。

私は日本刀の研磨も行っていますので、400~500年前のものも普通に研磨のご依頼が来ますから、70~80年前と聞いてもそんなに古くないと思ってしまう所はありますが、それはあくまでも日本刀の話です。

一般の刃物は実用として使われてきたものが大半を占めていますので、現存しているものは非常に少ないと思います。

どのような経緯でどんな方が作成をしたのか、全く不明な刃物ですが、歴史を強く感じる事が出来た逸品でした。

私一人での勉強や研究では、なかなか直接見る事が出来ない物も多くあり、更に加工をとなればなおの事です。

このようにお客様から色々な情報を頂いて学べている事は多くあるので、本当にありがたい事だと思っています。

新鋼材を使った刃物も、まだ試せていない物は非常に多いですから、そういったモノの研磨をご依頼頂く事は、それもまた貴重な情報や知識となります。

 

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