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2025年8月14日 (木)

バランス作りは難しいです

洋包丁の研ぎのご依頼で良くあるのは、左右のバランスの直しのご依頼です。

新品購入時は、刃先付近だけを研いでいれば、あまり影響なく使えると思いますが、面のバランスを崩し始めると、どうしても真っ直ぐ切れなくなります。

また、歪の影響も途中で出る事が多いのですが、それに気付かないか無視して研ぎ続けると、どんどんおかしな方向へズレていく事の方が多いです。

研ぎだけで何とかなる範囲で、その原理を理解した方であれば、直す事は可能かもしれませんが、ほとんどのケースでは気付いた時には遅い状態なので、歪取りや整形は必須と言えるでしょう。

全自動の機械で削るような状況でもなければ、左右の完全均等は無理な事ですが、許容範囲に収めてあげるだけで、十分に問題なく使用は可能です。

一度直しを入れると、しばらくはプロの手を入れなくても使えると思います。

このように定期健診のような感じで、今の状況を確認し、必要に応じて直しを入れる事を望まれる方も結構いらっしゃいます。

それだけ刃物の状況には不安もあり、少しでも良い状態でと思う方が多いのだと考えていますが、折角の刃物は良い状況で使ってこそ、その価値が出て来ますので、早めに直しを行う事をおすすめ致します。

ストレスなくご使用を頂く事で、刃物を使う事が楽しくなります。

 

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