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2025年9月26日 (金)

欠けを取り除くのは大変ですよね・・・

刃物を普段はご自身で研いで使っているけど、大きく欠けてしまって、自分では直すのが難しいと思い、ご依頼を頂くケースは良くあります。

私は特別大きな欠けは作った事はありませんが、それでも過去に手作業で研いで刃物を使っていたやっていた時代に、1mmくらいの欠けでも相当苦労しましたので、その気持ちは痛い程分かります。

刃を潰して欠けを取り除くだけなら、さほど時間はかかりませんが、それによって刃先が分厚く潰れた状態になり、それをまともな刃角に直しつつ刃付けを行う事は、本当に大変だと思います。

欠けは立てて潰し、そこに鈍角刃で誤魔化して使えるような刃物であれば、さほど苦労はしないかもしれませんが、多くの刃物は適正角の範囲が決まっていますから、そこに基準を合わせて正しく直す事を考えると、間違っても簡単とは言えないと思います。

その欠けの大きさにより、どのくらい直しが必要なのかは分かりますし、欠けが無かったとしてもそもそも適正角で研ぎが行えていたかどうかにより、直しの量は大きく変わりますが、その機会に綺麗に直すのも手だと思います。

そういった場合、機械での削りと磨きを基本として直し、そこにて作業で研ぎを加えて仕上げれば、新品時以降に一度も体感した事ないような、使い勝手と切れ味の良さでその刃物を使用出来たとおっしゃる方も多くいらっしゃいます。

一般的な刃物は、製造~出荷の為の研ぎで終わっていますから、そこから本当の意味で使えるようにする為には、まともな研ぎを入れ直す必要があるケースがほとんどです。

そう考えると、直しというよりも改善に変わるので、直した後の楽しみもあると思います。

 

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