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2025年10月29日 (水)

困った結果

先日ある刃物の研磨を行っていて、非常に研ぎにくい刃物に出会いました。

だいぶ硬いのですが、粘り強さがかなりありました。

密度感は低いので、なんとかなりそうなのですが、一向に研ぎが進みません。

機械での加工時は、異常というほどの硬さを感じませんでしたが、研ぎの場面ではだいぶきつい感じです。

ダイヤモンド砥石も使いましたが、どうも相性が良く無いようで、人造砥石での研ぎをメインとして考えました。

手持ちの砥石で色々試しても、荒いものは大体相性が悪く、中荒くらいで研ぎ進めようとしましたが、普段から良く使うラインナップの範囲では、これと言って相性が良い物が見つかりませんので、本当に困り果てました・・・。

他にも砥石は多く持っていますので、色々と考えていましたが、その中でももしかしたら?と思ったものが、過去には良く使っていましたが、近年は全く使わなくないた砥石っで、それを引っ張り出して研いでみたところ、相性がかなり良くて驚きました。

結果的には問題なく下地を研ぎ終えられたので良かったのですが、これが無かったらと思うと、本当に助かったという思いです。

思えばこの砥石を使わなくなった理由は、過去の製品より質が落ちたからでした。

昔の製品は荒い線が入ったり、ガリガリと地を引くような結果にはならなかったのですが、ある時からそれがそこそこ見られるようになり、これは仕事では使えないと思って使用をやめました。

また以前の性能に戻ってくれたら、新品常備すると思いますが、この手のお話は製造メーカーが把握していなかったり、意見を受け入れない例が多いので、直接伝えて結果に繋げてくれるようなメーカーでなければ無駄なので、私はわざわざ労力をかけてお伝えはしません。

この刃物をお使いになられるお客様は、相当研ぎで苦労をされているのだろうと思います・・・。

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