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2025年10月 2日 (木)

簡単なようで難しい

刃物における小刃は、非常に重要な意味を持ちます。

これを理解して自由にコントロール出来るようになると、研ぎのバリエーションが一気に増えるので、是非覚えて頂きたい内容です。

ただ、この小刃は実は非常に難しく、小刃とは何なのか?何の意味があるのか?何のためにやるのか?と考えていくと、本当にこれを小刃と呼んで良いのか?と疑問ばかりが出てくると思います。

まず初めに、市販の刃物で刃先に幅広く段がはっきりと付いたような状態は小刃でありませんので、そこを勘違いしないでください。

あれはあくまでも段刃です。

小刃はそれとは異なり、刃先を強化したり確実に刃付けを行う意味があり、非常に役立ちます。

この小刃に関して、ずるっこをしているというような表現をされる方がいらっしゃいますが、薄め(鋭角)の刃物の研ぎで力を抜いて上手く研いだとしても、刃先の先まで研ぎを綺麗に入れる事は難しい事なので、無理にベタで必死に研ぎを行って毎回研ぎが安定しないより、最終段階で小刃研ぎを行った方が私は良いと考えています。

つまり、研ぎを理解すればこそ、小刃を上手く使いこなすとも言えるでしょう。

包丁の場合には、張り付き防止にもなりますし、まな板に対しての強度UPにもなるので、小刃は必要とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。

小刃のコントロールに関しては、面研ぎとしての刃先の角度から、どのくらい立てて研ぐのかや、どのくらいの量を研ぐのかで、結果が色々と変わってきますが、それがまた色々なパターンとして作れるので、それを知る事は難しいです。

何より小刃は、ダイレクトに切れ味に影響が出ますので、研ぎがブレていたり、力加減を理解していないと、逆効果になってしまうものなので、適当にやるのはやめた方が良いです。

緊急時の刃先の復活などにも、この小刃の研ぎは役立つ場合もありますので、一つの技術として成り立ってる項目です。

 

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