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2025年10月28日 (火)

大は小を兼ねない

以前も同じような内容を書いた事がありますが、最近感じた部分についてを書こうと思います。

丁度良い長さというものは存在していて、その前後を狙うと、想定とは違った結果になります。

昔は調理業界では、使い慣れて来た時に丁度良くなるサイズでと、一回り大きいものをすすめる傾向がありました。

現代では、丁度のサイズをすすめる方が多くなっています。

その調理場ごとに、まな板が使える奥行や幅が違いますし、作業内容によっても適切な長さがあります。

それらに合わせて、購入直後からメインで使えるように購入をする事は、非常に意味があると考えています。

実は一回り大きな包丁をすすめられていた理由がもう一つあり、これはあまり言われていませんので、ご存じない方もいらっしゃると思いますが、鋼の包丁の場合、刃先付近に鍛造や熱処理での痛みが出る事がありますから、それを研いで使い進んで安定したところで・・・という意味もあったと私は考えています。

新品時に使用時や研ぎの際に、細かく欠けが出るという例は何度も聞いた事がありますが、これはある意味では致し方ない事です。

その影響を避ける為、刃先を大きく削ってから整形刃付けをするようにしている所もあると聞いた事がありますので、正解だと思います。

近代では、ステンレス系の使用が増えていますので、これはあまり関係ない話になっていると思います。

逆に、想定されるサイズを最初から購入した方が良いと思う事には、もう一つ理由があり、柄やハンドルのサイズが影響します。

刃のサイズは確かに研げば小さくなりますが、柄やハンドルは一回り大きい包丁のサイズのままです。

つまり、必要サイズに減って来たところで刃は良く感じられても、柄やハンドルは一回り大きい訳ですから、これではバランスが取れません。

これが僅かなサイズの違いだと思うか、大きな違いだと思うかは、人それぞれだと思いますが、柄やハンドルは手のサイズに合わせるのではなく、包丁のサイズに合わせて使われていますので、そこを考えると丁度良いサイズで購入する事には、これまた意味があると考えます。

今までの話をまとめて考え、ご自身にはどれが合っているのか、ご注文時の参考にして頂ければと思います。

 

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