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2026年5月12日 (火)

普段は画像をほとんど出さないのですが宜しければご覧ください

和包丁の研磨で、普段とは違う仕上げのご依頼を頂きましたので、折角ですから皆様にご覧頂こうかと思います。

通常時は柄が付いていますから、絶対に不可能な加工となりますが、今回は柄の交換も合わせてご依頼を頂きましたので、仕上げ方のバリエーションが増え、その中からお選びいただいたのは、「縦目のヘアライン」です。

Dscn6724 Dscn6723 

ヘアライン仕上げに関しましては、荒目~極細目までご用意がありますが、今回のこの画像のものは細目辺りになると思います。

一般的な木砥仕上げよりも細かく、今回は光沢を控えめに仕上げてみましたので、反射も抑えられており上質さも出ていると思います。

横目のヘアラインの場合には、磨きまで入れても傷目は残りやすく、完全な揃いは難しい事ですが、今回は傷の残りは攻め過ぎて精度を落とす可能性がある部分以外は、ほぼ均等に揃っています。

縦目のヘアラインの利点についてですが、包丁を皆さんが洗ったり磨く時の方向を考えてみてください。

斜めや横向きの場合、縦向きに動きを加えれば、元の研磨状態や傷目に対し、違う向きの傷を乗せる可能性がありますが、同一方向での磨きは傷が増えても目立ちにくく、今後の管理もしやすい所にあります。

包丁に対しての縦目の加工や、ヘアラインの細かい方面の作業は、通常は別料金の特注設定となります。

それと、柄が付いていると不可能な加工方法になりますので、柄の交換を研磨と合わせてご依頼頂いた場合にのみ対応可能となります事を予めご了承ください。

鋼材や地金の材質や硬度により、仕上げ目は同じようにやっても異なる場合がありますので、あくまでも参考例としてご覧頂ければ幸いです。

 

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