研ぎ

2024年9月20日 (金)

まだ猛暑日が・・・

少しだけ涼しくなってきたかな?と思う日もあったりしますが、相変わらずで猛暑日がちらほらあります。

夏が苦手な私は、夏の活動力がどうしても落ちてしまいますが、それでもやらなければならない事はあるので、そうも言っていられません。

出来れば夏以外を頑張って、夏は暑さを避けて、雪が降る寒い地域で生活をしたいくらいです。

今年は梅雨の雨が少なく、水不足が懸念されていましたが、その後の雨の多さで関東に関係するダムの貯水率は、かなり高い値を維持しています。

水が無ければ私の仕事は出来ませんので、水不足は死活問題ですから、雨はそれなりに降って貰いたいと思いつつも、線状降水帯やゲリラ豪雨のような危険性のある雨だけは無しにしてもらいたいものだと考えています。

 

2024年9月19日 (木)

結局は作業をする人で決まります

お客様からのご相談で、あるメーカーで同じ刃物を毎年で購入されていた方から、製品のレベルが下がったというお話がありました。

研ぎを行う限りでは、誤差の範囲の性能差だと思いますが、お客様が気になったのは仕上がりだそうです。

見ると確かに、機械加工された範囲で、下地の傷が大きく残っている部分が多く、以前のものはそれが見られません。

もちろん、使用傷は多少なりともありますが、製造時の傷は見え方が別なので、違いは分かります。

これは過去にも記載をした事がありますが、メーカーが改良を加え、製品が変わる事はありますが、業務の委託先や、自社生産だったとしても、作業をする人が変わったりすれば、そういった見た目の違いは大きく変わる事があります。

正直なところ、機械加工の場合で見た目にこだわった仕上げ作業では、段階を踏んだ作業をまともにやっていれば、そこまで目立つ下地傷が出る事は無いのですが、それでも傷を残してしまうような加工品が出回る事はあります。

その時は、外れだと思うしかないでしょう。

もしくは生産基準が変わり、そういった傷はスルーする生産になったなど、裏事情があるかもしれません。

その刃物を過去に購入し、その時の感動や安心感を!と思えば、やはり遜色ない状態というのは求められますから、最低限度の品質管理として、管理責任者の責任は大きいでしょう。

手作業品に関しては、100%同じにするのは難しいので、機械加工とは違う見解になります。

当方での機械作業と手作業でも、レベルの高い範囲に関しては、年々良くなっているとおっしゃって頂けていますので、見た目重視ではなく、実用の刃物の性能を引き出す研磨や研ぎとしては、安心してご利用ください。

 

2024年9月18日 (水)

ご案内が少し遅れていますが・・・

8月末か9月頭に・・・と思っていたご案内が、いくつか遅れてしまっています。

そのうちの一つは、出来る限り早めにと思っていた内容で、何となくのご説明ではなく、正しく書かないといけない内容なので、簡単にだけ書き出してある内容を文章にまとめ直し、掲載をしなければと思っています。

 

2024年9月17日 (火)

苦労は必ずします

研磨や研ぎの仕事だけではなく、どんな技術職であれ、慣れた仕事であろうとなかろうと、大変さはありますし、毎回難しいと感じます。

もしそれが、余裕で適当にやっても完璧に出来る!と思うくらいなら、それは本当の意味でまだまだ出来ていないのでしょう。

ある程度の誤差があるにしても、毎回状態の把握と作業の進行を見つつ、その都度で色々やり方を調整したり、基準をどこに作るのかなど、模索しながらやらなければ、良い仕事にはならないと考えています。

同じように見える刃物でも、それぞれに色々な違いがありますから、全く同じではありません。

そこから考えると、同じ作業を同じようにしているのでは、結果が良くはなりませんから、やはりやり方を色々と変えながらやります。

正直なところ、加工出来る範囲に限りがある作業の場合、元の状態に依存した作業になるので、終了時点で想定が変わってしまう事がありますが、それはどうしようもない部分です。

何もかもを加工出来れば、それは回避できる事もありますが、削り過ぎていたりするものを調整するのは、かなり困難な事なので、製造時の状態であったり、使用中で現在の状態など、それらがどうなっているのかというのは、本当に大きな問題点になります。

ですから、無理にご自身で直そうとせず、お早目に調整や修理などのご依頼をなさってください。

 

2024年9月16日 (月)

ジャンル違いです

以前にも似たようなお話を記載した事がありますが、日本刀研磨に関してのお話です。

お問い合わせの中で、居合抜刀試斬にお使いの日本刀の研磨を、美術研磨の方にお願いしようとして、斬る為の研ぎをとお願いしようとしたら、お断りされたとの事でした。

理由は美術品として綺麗に仕上げる事が、美術研磨における仕事となっていますので、実用性を求めたお話はお断りされるという例が多いと聞きます。

逆に当方のように、居合抜刀試斬用の実用研磨を行っている側からすれば、美術研磨のように綺麗にして欲しいと言われれば、それは美術研磨の領域になりますので美術研磨の研師さんにお出し頂いた方が・・・と、必ずお話をしています。

同じ刃物であっても、それぞれで得意分野が異なりますので、確実に分けて考えた方が良いと思います。

良くある居合研ぎと言われるものは、美術研磨の作業の流れを省略しているものなので、厳密に実用品でもなく、どう捉えて良いのか分からないとおっしゃる方がいらっしゃいますが、美術研磨の綺麗さに近い状態を安く得られるという意味では、見た目を気にされる方が低価格で研磨に出す為の範囲との認識です。

残念ながら、美術研磨程の厳密な形状や面の構成、拭いや刃取りの精密さや綺麗さ、実際に斬る場面でしっかり生きる刃、は存在していませんので、そこは価格相応の事と判断される方は多いようです。

美術研磨の高額な作業は、日本刀展示などの場で品評会の賞を取らないと、なかなか仕事が貰えないようですから、名前が売れるまでのつなぎや、仕事が暇な時にのみ受けているとされるのが、居合研ぎになります。

美術研磨は美術品としての芸術的研磨を受け、居合研ぎは美術と実用の中間の研磨受け、当方のような実用研磨は実際に試斬に使う為の研磨を受けています。

そういった判断をされる方が多いですし、私もそのように考えています。

一番の理想を言えば、美術研磨で素晴らしく斬れる事だと思いますが、それだとあまりにも金額が高くなり過ぎて、綺麗さや刃をキープしきれない実用の場合には、適さないとは思いますので、丁度良い頃合いが居合研ぎになったのだと考えられます。

私が明確に実用研磨としてのお話をするまで、日本刀の世界では実用研磨を大々的に売りにするところはありませんでした。

日本刀の美術研磨としての正式なやり方の流れはもちろん把握していますが、その流れの中からだと、本当に実用に向いた斬れ方を表現する事が難しい事が分かりましたので、他の色々な刃物研磨で培った技術を色々と含め、実用の為だけの日本刀研磨を開発しました。

ただの刃付けではなく、形状や構成、研ぎの段取りなど、それらの違いが特にはっきりと出るのが、刃物に対する実用の研磨や研ぎになります。

それは日本刀でも例外ではなく、必要な構成が不足していれば、そこを生かす事はやはり出来ませんので、研究や開発を色々な方々のご協力も頂きまして、こうして完成をしてきました。

特に試斬や斬稽古が多い道場の方のご利用が多く、ご意見もフィードバックしてきていますので、間違いなくおすすめを致します。

美しさにかける部分を、実用性能に全て持って行っている分だけ、別格や別物と言われる違いは表現出来ているかと思います。

日本刀を造る刀工の方でも、ご自身の日本刀を居合抜刀試斬方面に販売されたい方は、是非ご相談ください。

過去の特注での日本刀販売に関する実績などもありますし、当方は割合的に多くの方が実用メインの方なので、そちらの方面で実用刀を欲していらっしゃる方は多いです。

中古で買うにしても、実用性能がどうなのかが分からないので、購入を躊躇されている方が多いと感じていますが、性能に対しての安心感が出せれば、新作刀のご購入は増えるはずです。

なお、拵の製作や修理なども合わせて当方でお受け出来ますので、総合的におまかせを頂ければと思います。

それと、古物商の免許を正式に持っていますので、日本刀を堂々と扱えますから、売買をご希望の方も、是非ご相談ください。

 

2024年9月15日 (日)

たまに訪れる別格で良いと思える刃物

研磨のご依頼品の中に、研いでいてしっくり来るものがたまにあります。

これは何となく良いかも?程度ではなく、明確に違いがあって、これは凄い!と思うレベルです。

今回もそれがありました。

商品の金額が高いものなので、全ての製品がそうであって欲しいと思いますが、ほんの僅かな事の違いなのでしょうけれど、それでなぜかこれだけは・・・のような特別なものが現れます。

それを引いた方はラッキーだと思いますが、ご自身でそれをどこまで感じられるのかは、私が研磨する事にもかかっていますので、良いと感じてもらえると嬉しいのですが・・・。

 

2024年9月14日 (土)

切れる刃物と切れない刃物の差

刃物を研いで使うのは当然ですが、その刃物が切れるか同課の問題には、色々な事が関係しています。

刃物の性質、使う砥石、研ぎの技量、などが主な部分となります。

その中でも重要なのは、やはり研ぎの部分です。

同じ形の刃物を10本持っていたとしても、研ぎに問題があれば、10本とも生きてこないからです。

良い刃物と良い砥石を持っていて、砥石修正もしっかりして、研ぎは安定している状態でも、まともに切れる状態を作れない方も多くいらっしゃいます。

その理由は、刃物に刃付けをする事にだけ注目している為です。

刃物で切断をする場合、刃物の刃はもちろん重要ですが、その形に大きく影響されます。

刃が鋭角になって行く方と、鈍角になっていく方は、いずれも良くいらっしゃいますが、それ以外にも丸みが強くなったり、段が大きくなったり、色々なパターンもありますので、それらの組み合わせにより、刃が付いているかどうかではなく、切れなくなる要因が増えます。

切れないと一言で言っても、切りにくいで済めば良いのですが、切り込めない、切り進められない、などの問題に直面する場合もあります。

刃物が切断対象に対し、どのように作用するのかを考えると、その刃やその形状では難しいという事が判断できますが、慣れていない方の場合や、一般的に当たり前のような研ぎしか行わない所では、それは理解できない部分になります。

何かで表せるようなものではなく、実際に作用する具合というのは、私は総合的な「現実値」としています。

それは、数字では表せられないような、感じ取る事や実際に起こる状況として表現をしているので、数値で表されているのに、どうも違う感じがする事が多い中で、納得のいく表され方になるでしょう。

体感をただ伝えるだけなら、その一本の刃物で出来ますが、この現実値に関しては、他との比較を含めた表現が必要でありますから、経験や知識などを豊富に持たないと、表現が出来ませんし、話を受け取る側も理解するのは難しいでしょう。

入り色な方々とのやり取りの中で、こうした現実値は生まれてきますが、これから目に見えない感じた部分を大切にと思う方は、少しでも多くの経験と知識を持ち、交流を深めて行かれれば、どのように刃物を購入し、それをどう研いで使って行けば良いのか、まともな方向性が見えてくると思います。

私が色々な商品や技術をご案内する場合、自分がどうであるという意見も勿論含めますが、色々なパターンに合わせ、適切に一致しやすい内容をお話させて頂いています。

お客様側としましても、ご自身がどういう考えをお持ちで、実際に自分の今の状況がどうなのか、理解をしてお話する必要もありますから、望む部分だけを表に出すのではなく、それがどういった方向性や立ち位置になるのか、ご理解頂く事も大切かと思います。

 

2024年9月13日 (金)

梱包は非常に大事な事です!

色々なところでネットから商品を購入するようになり、荷物を多く受け取るようになった頃から、ずっと気にしている事がありました。

それは、荷物の梱包についてです。

自分が購入して届いた中で、何度も商品の破損を経験しており、なぜこんな状況で送って大丈夫だと思ったのか?と不思議でなりませんでした・・・。

一言に梱包と言っても、色々な箱のタイプがありますが、箱自体の強度はさておき、梱包がどのようにされているのかを、過去から興味がありました。

丁寧なところは箱の縁が整っており、強度の為にテープの補強貼りがされていたり、中には緩衝材を丁寧に入れてあり、商品が絶対に破損しないように!という気持ちが強く出ている所もありました。

箱ものの中に箱が入っているのに、更に2重箱のようにしてあったり、商品との間に緩衝材や段ボールで衝撃をおさえるようにしてある事もありました。

特に割れ物の場合や、曲がる可能性がある物の場合、梱包には色々な計算が必要となります。

私が開業する前に、色々な企業の方や、様々な分野の開業をされている方などに、色々なお話をアドバイスとして頂きましたが、その中に梱包のお話が僅かですがお聞きする事が出来ました。

元々荷物で色々な商品を受け取っていましたし、この梱包はどうなんだろうか?と思う事も多くありましたから、やはり梱包に気を遣う必要性は強く感じました。

開業から現在まで、梱包不良による商品などの破損は、今まで一件もありません。

特殊な刃物も扱っていますので、その辺りのご心配をされる方もいらっしゃると思いますが、色々と検証をしてそこから計算をした梱包方法も考えてありますし、そのおかげもあると思います。

梱包が開けにくい!ゴミが多く出た!そんな大きな箱で送ったら送料が高くなる!と、お叱りを頂いた事が過去に何度かはありましたが、破損してお届けしてしまうよりは良いと思っていますので、そこはご理解を頂くしかありません・・・。

余裕をもった梱包により、衝撃から守れる範囲が多くありますから、なるべく大きめの箱に入れるようにしているのも特徴です。

そこまでやらなくても大丈夫では?と言われた事がありますが、万が一であっても破損は極力避けたいので、同じような条件であっても、出来る限りの事はやっています。

見る方からすれば、それは丁寧で神経質で職人としての信用もあると、非常に嬉しいお言葉を頂けた事も多くありましたので、ご理解を頂ける事は非常にありがたいと思っています。

私が状況を確認して、お見積りを作成し、作業をして、梱包をして、お届けとなっていますので、一貫して私の目と手で繋がっていますから、そこには複数の目や手など人を介したような、どこかで一つの問題も基本的には起こりません。

よく言われるお話ですが、料理のコースを食べて、一品でも美味しく無かったら、そのコース自体が美味しくなかったと感じてしまう方が多いとされるように、それぞれが大切な事だと思っています。

真面目に刃物と向き合っていますし、正しい情報をお伝えしようとしていますので、その辺りは厳しいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、お客様のご機嫌を損ねないように・・・と、上手く話を合わせてご機嫌取りをして嘘を伝えるような形ではないので、信用をして頂ければと思います。

実際に今まで、色々なところで刃物研磨をご利用になり、何が悪いのか解決出来なかった方が、当方をご利用になって、使用や研ぎに問題がある事を知り、なぜ今までのお店は真実を伝えてくれなかったのか・・・とショックになられている方もいらっしゃいました。

真面目に向き合うと、悪く聞こえてしまう事もあるかもしれませんが、真実を知らずにずっと恥をかき続けるより、改善の道に進める方が良いと考えていますので、率直に状況や改善の内容をお伝えしています。

自分が正しかったのか間違っていたのか、お店が正しかったのか間違っていたのか、お互いに正しかったのか間違っていたのか、それらが分かるだけでも、その先の刃物ライフは大きく変わります。

いくらでも厳しくと言われれば、私がその刃物の状況を色々な方法で確認をし、何が良く無いのかを細かい範囲までお話も出来ますので、ご予約の上でご来店なさって、刃物のこの先の為にご相談ください。

 

 

 

 

2024年9月12日 (木)

粉末系の鋼はサビるのか

粉末鋼や粉末ハイスと呼ばれる鋼は、管理が悪いと当たり前のようにサビが出るタイプと、サビにくいタイプとで分かれています。

それは鋼を製造する時に含める成分の違いで、言うならば「鋼系」と「ステンレス系」のような違いです。

サビが出る場合、全体がサビるタイプと、点サビだけ出るようなタイプがあり、これらは上記の鋼とステンレスの違いのようなものです。

どうしても炭素部分はサビが出る可能性がありますので、良く言われるサビにくいとされるステンレスやモリブデンでも、使用状況によってはサビは出ますから、決して「サビない」とは言われていないと思います。

もし万が一、絶対にサビません!と言われたら、それは残念ながら嘘です。

粉末系のものでも、全体的に錆びやすいものは、強度と硬度を重視した感じで作られており、鉋や切出小刀、革包丁などに使用される事がありますが、鋼の延長線上として高強度の鋼扱いだと思うと分かりやすいでしょう。

包丁方面でそれらが使われる事がありますが、家庭用の物で左右にステン系で挟んだものが多く、刃の部分だけがサビるような例が多いです。

また、サビにくいタイプの場合は、包丁に良く使われていますが、全鋼での使用より、ステン系との2枚合わせや、左右にステン系で挟んだものが多くあります。

鋼が高価である事や、扱いが難しい為、地金を付けた方が加工性が良く、破損にも強くなる為とされていますが、その辺りは同じような粉末でも性質の違いなどもあり、靭性が十分にあるタイプや、製造方法により靭性を確保できる場合には、一枚鋼でも製造されていますので、その辺りは製造や販売次第と言えるでしょう。

粉末鋼が出始めた初期は、刃がボロついたり、想像よりも耐久性が低いと言われた時期もありますし、切れ味の初期低下が早いなどと言われた事もありしたが、粉末冶金法の進化により、それはかなり改善されています。

それに関しては、よくある鋼系やステンレス系と比べ、研ぎ方次第で性能差が特に変わりますので、粉末鋼の場合の良い研ぎ方というのを、どれだけ解明出来るかで、生きる刃が作れるかどうかになりますので、この辺りは大きな難関になるかもしれません。

その辺りは私の研究材料として、解決策を見つけてありますので、それだけでかなり回避が出来ます。

中研ぎ~中仕上げ程度までなら、そこまで気にしなくても良いと思いますが、超仕上げクラスの研ぎをと思う方は、想定より良い刃に仕上がらないという事はかなり多いようですから、知識として知っておくのは良いと思います。

 

 

2024年9月11日 (水)

注意書きについて

当店のHPには、各作業や販売ページに、注意書きを色々と書いています。

今までご質問頂いた内容や、予めお伝えをしておいた方が良い内容を、出来る限りで書いてあります。

特に研磨や研ぎの事に関しては、注意事項が多く書いているページもあります。

こういう場合には・・・は非常に重要な事です。

それらを必ず良く読んでください!と、何度かブログでも記載してきましたが、実際にご利用の場面になって、それは知らなかった!とならないように、必ず良く読んでください。

書いてあるそれ以外でも、もしかしたら・・・と思う事やご心配があれば、遠慮なくご質問ください。

必要に応じて出来る限りでご回答を致します。

よくあるご質問は、事前見積りですが、これに関してはHPに記載の通り、参考価格を書いてありますので、そちらでご確認ください。

作業として可能性のある範囲や、オプションとしてご選択を頂いた場合はそれらも足して、送料を含めれば大体の金額になります。

注意書きを書いてあるのは、色々な理由がありますので、是非しっかりと読んで頂き、必要に応じてご質問も頂ければと思います。

なお、お客様に絶対これだけは自己判断しないで頂きたいのは、刃物が曲がっているかやねじれているかどうかの判断です。

これに関しては、大変申し訳ありませんが、ほとんどの方が曲がりの見方をご存じありませんし、見方を知っても見えない方がほとんどな状況です。

ですから、私の目や高精度ゲージで確認をするまでは、正しい情報とする事は出来ません。

もし、曲がりはありません!、とご連絡を頂いても、そうおっしゃるなら歪取りは不要ですね!と、素直に受け入れる事は難しいので、そこは当方の判断におまかせください。

逆に曲がりが大きいなら、それはお伝え頂いておいた方が良いのですが、カメラのレンズや撮影で歪みも出ますので、良くも悪くも、やはり実物確認をするしかありません。

良い結果になる為に、必要な事が多く含まれたお話でもありますので、是非ともご協力をお願い致します。

 

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