新しい砥石の販売開始!!!Rock Star!
私が日頃から良く使用しています、砥石メーカーのシャプトン社が、新しい砥石の販売を開始しました。
その名も「Rock Star」です!
まさに砥石の中のスターになれるよう、名づけられたのであろうこの砥石は、なんとなく見覚えのある方もいらっしゃるでしょう。
短期間のみ国内では販売をされていました、硝子砥石がベースとなっていますが、強化ガラスの砥石ベースは無しになっていて、その分、砥石の厚みが、5mmから1cmに変わっています。
それと、過去には砥石ケースは存在しておらず、当時は刃の黒幕シリーズなどのケースを使用していた方も多かったと思いますが、今回はステンレス製の専用ケースが用意されています。
商品は、砥石のみの販売と、砥石+ステンレスケース付きの、2種に大きく分かれています。
砥石の#は・・・
・#320
・#500
・#1000
・#2000
・#3000
・#4000
・#6000
・#8000
・#10000
・#16000
となっており、日本国内のみ販売可能品となります。
あとは、オプション品として、砥石を安定させて使える「硝子研台」と、砥石の面修正に適した「硝子修正器」があります。
以前の硝子砥石としての販売では、Sと表記をされた、鋼品に合わせた別色の砥石も存在しましたが、今回それはありません。
また、過去に存在していた、#120、#220、#30000、硝子盆は、ラインナップにはありませんので、ご注意ください。
改めて、この砥石の特長をお伝えしますが、例えば刃の黒幕シリーズとの比較で言うと、「繊細」という一言になると思います。
刃の黒幕シリーズは、#ごとに特徴や相性を考えて作られている感じでしたが、この砥石は砥粒の無垢であるかのような、#相応の繊細さを持っており、仕上がりは刃の黒幕より、全体的に細かく感じられるでしょう。
また、砥石自体の減りは、かなり少ないと言われる刃の黒幕以上に、更に少ない状態となっており、寿命は長いです。
どのような方におすすめなのか?と聞かれたら、研ぎに繊細さを求められる方や、仕上がりに均一性が欲しいという方に、特におすすめです。
通常使用の砥石としては、珍しいくらい研ぎ目が揃っていますから、今までの砥石に対するイメージとしては、#によりますが、倍くらい細かいと想定しても、過言では無いと思います。
そして、個別の特徴的なものは、特にありませんので、必要と思う荒さと、それに合わせた段階的な研ぎを考え、#を揃えられると良いと思います。
私は過去からお伝えをしている内容として、出来ればシリーズでの段階的な研ぎの使用をおすすめしますが、最後の仕上げやその手前くらいから、この砥石を使うだけでも、かなり性能は発揮出来ると思いますので、まずはそれでも良いと思います。
なお、HPでの販売としてのUPは、もう少し先になりますが、このパンフレットをご覧になられて、そこからお選び頂き、ご注文をお受けできますので、ご購入をご希望の方は、お問い合わせください。
メーカー在庫があれば、数日内に入荷致します。
※当店はシャプトン社より画像の使用許可を直接頂いております。